レース結果より大切なもの
昨日の某マラソン。比較的参加者も少なく、運営ものんびりとしていて楽しい感じでした。開会式・閉会式なども手作りの感じで僕はこういう感じの大会が好きです。
一般の部のほかに4キロの部で中学生が出たり、10キロで陸上の名門校と思われる高校生とかが出ているらしいのだけど・・・気になったのは開会式そっちのけでアップに余念がなかったり、監督自らがそうした行為を促し、開会式そっちのけで叱咤激励(時には罵声)すること。KYというか・・・。
そりゃ、名門校としてレースに出る以上結果を出したいのは僕ら一般ランナーとは目標が違うと思うけど、「高校生ランナーである前に、『人の話をしっかり聞く』ことができない子供は立派な大人になれない」と思う。所詮開会式なんてという気持ちも分からないではないが、田舎大会で村(いまは秩父市)をあげて開催するマラソン大会に集まったのだから、郷に入れば郷に従えではないかな。
対照的だったのは地元の養護学校の生徒さんたち。整列して来賓さんの「おはようございま~す!」という挨拶に一番大きな声で応えてたのは彼らだった。彼らはそれぞれ力量に合わせて4キロ・10キロの部に出場したみたい。
ピストルの音が怖くてなかなか落ち着かない子と一緒にスタートラインに並び、お尻を押してあげたり(でも途中で抜かれて結局負けてしまった)、目を輝かせて山道を登っていく彼らの後姿、レース後も疲れているだろうに真っ先に先生方に挨拶に駆け寄る直向さをみていると、マラソンは純粋に子供の成長や教育にはいいものだと感じた。
障がい者福祉の先駆者でもある近江学園糸賀一男先生はその昔「この子らを世の光に」と言った。(この子ら「に」ではなくて「を」という視点が大切) 半世紀後、まさにこの日の僕には糸賀先生の言葉が胸に残った。
※ああいかんいかん、仕事のことはあまりブログには書かないつもりなんですが・・・
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コメント
赤城のトレランでは大変、お世話になりました~
毎日、ストレッチをして完治するのを待つ日々です!
なかなか深くて楽しいブログじゃないですかー♪
明日、ゆっくり拝見させていただきまーす!
また一緒に、レース、お山へと行きましょう!
P206こと、たあたん より
投稿: たあたん | 2009年6月15日 (月) 22時55分
P209たあたんさん早速訪問ありがとう。結構生真面目な性格なんでいろいろ難しく考えてしまうんですが、たあたんブログを見習って生きたいと思います。またよろしく~。
この前赤城で話した「ジョグノート」の練習日記も結構刺激になりますよ!
投稿: sugoroku | 2009年6月16日 (火) 08時02分
そういえばまだsugorokuさんの仕事って聴いたこと無かったですね。
差し支えなければ教えてください。
投稿: 三姉妹の親父 | 2009年6月16日 (火) 21時35分