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2009年7月19日 (日)

小布施見にマラソン

昨年に引き続き「小布施見にマラソン」に参加。ハーフマラソンには違いないが、あぜ道や栗畑や民家の路地などを走るのどかな大会。しかも、スタート時刻が7時20分と異様に早い。夏場のマラソンなので暑い日中を避けているのだと思う。(県外から参加の人はそれはもう当日着は厳しくて宿泊の人が多いはず。そういう意味では経済波及効果はあるか・・・でも、宿の朝食食べられないのは残念。去年も今年も宿を出るのは5時前。)

今年泊まったのは志賀高原手前の山ノ内町渋温泉。前夜は外湯めぐりの人達の下駄の音でとても賑わっていたが、さすがに朝5時早朝には閑散。

ちなみに前日は地獄谷温泉まで足を伸ばして雨の中入浴中のお猿たちを眺める。温泉に入る猿はここだけ?というだけあって衝撃的!(左の写真)。

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さて、スタート前。ニッポンランナーズ金哲彦氏・女子マラソン弘山さん市河さんらの掛け声とともに「海のない小布施に波を作ろう~!」と恒例のウエーブ。狭い道にウエーブが行ったり来たりして盛り上がる。

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ETC渋滞で会場に到着できない人が多いようで、予定より10分遅れて7時30分にスタート。コースはくねくねくねくねと路地やあぜ道や堤防や栗林のなかを多少アップダウンしながら進むので、あまりタイムが出るところではないのはみんな承知のようです。でも、今年は申告タイム順でAからEグループまで区分されたスタートでもあり、ある程度タイムを意識して走ることができた。

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去年一度走っているコースなので大体コースを覚えているのは心強い。前半も飛ばしすぎず、控えながら走るものの、8時を過ぎた辺りから暑くなってきたのは想定外で、水分補給ばかりした。その結果、腹が重くなり、4キロ・8キロ・12キロとか断続的に胃がもたれる地点があったのは少し困った。

このコースは距離表示がしっかりしていて1キロごとに旗があるので本当にありがたい。そして、なんと給水も一キロごとにあり、元気が良い子供たちが水をくれるのでついつい甘えて飲みすぎる。

それから、各所に縁走(=演奏)というスポットがあり、ジャズバンドやバイオリンやオカリナやフルートなどの楽器でもてなしてくれています。18箇所くらいあったかな?僕はベンチャーズが好きなのでダイヤモンドヘッドなんかのメロディにはジーンと来るものがあった。

1キロ4分30秒くらい、5キロで24分前後だったのを確認して15キロまで行ったので、もしかしたら自己ベスト1:38を切れるか?と期待もしたが、やはり後半でペースダウンしてしまい、結果は1:42。

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でも去年より8分くらい早いゴールで、残り3キロもまぁ全力走れたので1年間の成長の証は残せたかな。小布施でこのタイムなら納得としよう。

考えてみると、「歩けない(走り続ける)レース」は3月の東京マラソン以来だということに走っていて気づいた。高水山も安政遠足赤城三峰もそして志賀野反も、完全トレイルや半トレラン的なアップダウンレースだったので、激登りのように「歩く」ことができたけど、ロードレースは久しぶり。今日は「歩いてはならぬ」「ペースダウンするな」と自分に言い聞かせる場面が多かった。

◆ラップ速報
~5キロ  25:03 さいしょはこんなもんだろう
~10キロ  24:05 おっ!
~15キロ  23:56 この地点ではまずまずか! 
~21キロ  29:32  あぁ5キロ25:00+残り1.0975キロを4:32くらいか、結局

そして、ゴール後のお楽しみは・・・・・・・

その① フィニッシャーズ大判タオル←これ巻いてもらいなんか良い気分。しかも、家では夏場シーツの上に敷いて寝てます(入院中の年寄りみたいに)

その② 恒例の噴水でアイシング(※見苦しい男性陣たくさんでごめんなさいね)。これがこれがものすごく気持ち良い。童心に返って全身水浴び。酷使した膝や大腿筋をねぎらいながらみっちり水浴び。

なんと、この時水遊びの途中で目の前の女性を見たら、知り会いの方!「あ~!あ~!」と気づいてくれて、それは先々週志賀野反トレイルのときにご一緒した桶川師匠のお仲間のさすらいランナーさんと遭遇。志賀では結局おいて行かれ、リザルト見たら年代別女性トップだった方。

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小布施にも参加することは聞いていたけど、参加者7,500人の中で、まさか遭遇するとは奇跡中の奇跡。しかも、タイムを聞いてみると、わずかに、1分くらい僕早かった!こんな再会もあるもんだな~と感心しつつ、次のおんたけスカイレース(に僕がエントリーすればの話だけど)や12月のみたけ山岳マラソンの約束もしてお別れする。

その③ 数々のおもてなし   ゴール後に広場で野菜や果物の無料提供があり、大好評。それも参加者のみならず応援の家族など誰でも歓迎してくれるので本当に楽しい。以前に他のレースで言われた「食べていいのは選手だけです!但しきゅうりは一人1本!」というのと違い、小布施人の懐の広さを感じるおもてなし。

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昨年に引き続き楽しい大会。いろいろレースに出てみて、「また次回も出てみたいレース」って意外と少ないものだけど、小布施は何かひきつけられるものがあります。来年も参加してみたい。でも、キャパ的にはあまり規模が大きくなりすぎないほうが・・・・。

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