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2009年12月23日 (水)

赤城山へ結氷下見

朝起きたら北風もなく展望もまずまず。一日穏やかな天気になりそうなので朝から赤城へ出掛ける。自宅を8時半過ぎに出て、途中の吉野家で定食を食べて9時半過ぎには大沼の駐車場に到着。

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途中の車道は一部アイスバーンだが思ったより雪は少ない。青木旅館本館から周遊道路を回ってみても雪はそれほど多くない。結氷はまだまだだが、先週からの寒波で半分くらいは薄い氷が張り始めていた。氷上ワカサギの季節ももう少しか。

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10時に駐車場発。準備中の登山者数名がみられるが、駒ケ岳方面から登る人は少ないみたい。車道沿いから中腹までは雪は少ない。多少積もっている雪が凍っていて歩きにくい。途中で2箇所の鉄の階段があるがそれほど歩きにくい感じはない。

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駆け足30分で駒ケ岳。南側の関東平野を望む展望は少し霞んでいるが、南西方面の小沼や長七郎の先にうっすらと富士山が見える。少し感動。南東には筑波山も見える。写真にするとたいしてきれいでないので省略。

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駒ケ岳から黒檜山は一旦登り返すので少し憂鬱だがこの辺まで来ると積雪もそこそこあり、下りもホイホイと走れるのですごく楽しい。

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駒ケ岳から30分で黒檜山への出合に到着。この辺まで来ると黒檜方面から下ってくる人数名に会う。やっぱりこっち回りが多いみたい。今回は山頂直下の赤城大神の祠であれとこれと・・・真面目に参拝する。解けたツララが縄の切れ端一本でぶら下がっていたことにどこか感動したり・・・。

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駐車場からちょうど1時間で黒檜山頂。

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山頂では東側くらいしか見晴らしがないのだが、ちょっと北側まで入り込むと、北東から真北・北西まで180度の展望が見られる。「行き止まり」は行き止まりだがとレースがしっかりとしていて晴れていれば危ない感じではない。(が、ここから下山のルートはなく、近年もこの地で遭難があったので注意は必要。)

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谷川連峰上州武尊山と遠くに至仏山

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浅間山と右手に四阿山(ともに今夏にトレランに行った思い出の山)。手前はこの間行った榛名の水沢山も。

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足尾の山々と日光白根。男体山は未確認。

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30分休憩の後、後は山頂から大沼へ一直線に下る。このあたりは積雪も多く、雪で岩や木道も隠れていて多少転んでも大丈夫で下るのが楽しい。ひょいひょいと駆け下りる。中腹まで来ると岩も露出していてまだまだ雪が少ないのが物足りないくらい。アイゼンをつけるほどでもないと判断し、ホイホイホイ、25分くらいで車道に出る。通常の登山道を下るより、新雪地帯を駆け下りるのは冬場の醍醐味。

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猫岩あたりから大沼を眺める。本日の目的、結氷確認。小沼や赤城神社の沼はすでに凍っているが、大沼は写真のとおり結氷はまだまだ。でも半分は薄く張っていて、半分は風の影響でさざなみになってしまい氷が割れる。風が吹かないと結氷まで一気に行くことが多いみたい。

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あっというまに車道に出て、湖沿いの車道を10分ほど歩いて土産店街に到着。数年来、氷上ワカサギ釣りの際にすっかりお世話になっている馴染みのお店「名月館」で昨今の赤城情報とワカサギ情報を仕入れて車へ戻る。

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<所要時間>

《10:00》駐車場→30分→駒ケ岳→30分→黒檜山頂(30分休憩)→30分→赤城神社車道出合→10分→大沼の土産店街《12:10》

<おまけ>

A 積雪期でも神社から黒檜山頂往復するひとはかなりいる。トレース多く、滑落や雪崩といった危険が多い山ではないと思うが、悪天候時は不明。

B 凍結箇所もあるので軽アイゼンは必ず携帯。

C 山頂北の見晴らしはお勧めポイントだが悪天候時は不明。

D 赤城に登る車道も箕輪駐車場から上はアイスバーンや積雪が多く、冬用装備がないと危険。

E わずか2時間ほどで遊んでこられるんだから身近な赤城の恩恵を受けて本当に幸せだと感じる。

この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009.9)

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