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2010年2月23日 (火)

戸神山・鉱石山断念

暖かい一日になるという天気予報に誘われて、ぐんま百名山「戸神山」へ。関越自動車道沼田インター付近の右側に見える三角の山。ものすごく三角。

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9時半から登りはじめ、林道歩きを中心に、鉱山跡の急登を経て40分くらいで山頂へ。ものすごい三角の山だけあって、山頂直下の急登は結構急な岩場で、ガイドブックなどでも「アルペンムードが楽しめる・・・」と書かれているとおり。

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山頂では中高年ハイカーが5名くらいいて、自分の後ろから登ってきたおばさんに「あれ~今日はひとりなの~○○さん・・・」なんて話しかけたりとみんな知り合いみたい。冬場のトレーニングに散歩がてら登る里山なのか?桐生の吾妻山なんかも冬場の散歩コースとガイドマップに書かれていたのを思い出す。ひとりの女性からりんごを分けていただき、喉の渇きを潤す。ごちそうさまです。

山頂から子持山がよく見える。標識がここに立っているということはこの展望がベストなのかな。

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山頂から赤城山。暖かい一日だが反面、春霞のような日だった。

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山頂から上州武尊山。雪景色がきれい。もっと澄んでいればなお可!

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すぐ近くに見える三峰山もぐんま百名山の一座でみなかみ側から登るらしい。戸神山の三角に比べて三峰山は「台形」「まっ平ら」

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しばらく休憩して、さてこれだけで下るわけにはいかず、その先の「高王山(たかお)」へ。常連のおじさんおばさんたちに念のためコースを確認、北側斜面ということもあり、日陰には少し雪があるも、基本的には気持ちがいいトレイル。冬期平日のためか人は少なく、高王山頂手前でハイカー1名のみ。

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高王山まで来れば北側の展望がいいかと思いきや、気にさえぎられてあまり見えない。山頂付近から上州武尊山

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高王山から先はコースがないようなので、戸神山に戻らずに少し手前の峠から、発知(ほっち)の集落方面に駆け下りる。このあたり樹林帯の中のスノートレイル。

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あっという間に車道に出てりんごだか何か果物の木の剪定をしている農家のおじさんたちをみながら、車道を戸神山登山口まで戻って終了。賞味2時間弱。

車に乗って、川場へ向かう「望郷ライン」から戸神山~高王山を望む

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<タイム> 現地時刻  ※途中でかなり走ってるので参考になりません

沼田インター9:20→戸神山登山口9:30→鉱山跡入口分岐9:40→戸神山頂10:00~10:15→高王山山頂10:30→発知へ下りる分岐点10:45→発知集落10:55→戸神山登山口駐車場11:20

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で、せっかく沼田まで着たので、周囲の山(ぐんま百名山)も下見しておこうと思い、川場村まで足を運び「鉱石山」に入る。

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車道から見る限りは思ったよりも雪が少ない。しかし、林道から登山道に入ってみると、先ほどの戸神山とは全然違い、こっちは川場スキー場の近くでもあるとおり、2月は雪遊びの時期。

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林道も登山道も深い雪だった。先行者のトレースもなく、あるのはシカだかカモシカだか冬眠しない熊?だか獣の足跡がたくさんでさすがに不安になる。

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一度来たことがあったり、赤城のような比較的登りやすい雪山ならいいのだが、鉱石山なんてマニアックなところにこんな真冬に登る人は少ないらしい。

トイレが近くなったこともあり、仕方がないので、今日は林道奥にあるはずの簡易トイレを目標点と定めて雪の中を歩く。しばらくしてすごく立派な4基のトイレ発見。扉が開かないように縛られたヒモをほどいて・・・・(最後にまたヒモをして)

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ここから山頂までコースタイム50分。空は快晴、樹林帯の向こうには稜線らしき青空も見えるので行って行けないはずはないが、何分、今日は単独であるのと、獣の足跡が半端ではないので怖気づき、今日のところは引き返すことにする。

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雪の林道を10分位で駆け下りて、駐車場脇にあった「ふじやまの湯」に立ち寄り、疲れた足を念入りにアイシングして今日の運動は終了。

<行程> 現地時刻

川場・富士山ビレジ先の駐車場12:05→林道12:10→鉱石山登山口トイレ12:30→その先を下見12:45→駐車場13:00

<おまけ>

「鉱石山」をネットで調べるとその昔鉱石が採れる山として産業が盛んだったらしい。また、今でも鉱石収集の人が訪れるみたい。雪のない時期にも来てみたい気になってきた。今日山頂を踏めなかったのはこれもまた運命か・・・。

この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009,9)

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