« 東京マラソンと猫 | トップページ | 鴻巣パンジーマラソン »

2010年3月 5日 (金)

黒滝山(南牧村)

予報によると気温も上昇して一日天気がいいというので、以前から気になっていた南牧村の黒滝山に向かう。道案内を親父に頼む。

Kurotaki_011 

ガイド本によると、黒滝山は「山岳信仰の霊場、黒滝山不動寺を中心に、九十九谷、五老峰、馬の背渡りなどの山全体を黒滝山と呼んでいる。最高峰、五老峰の観音岩には33体の石仏が安置されている」というように、群馬県 と長野県の境にある山奥にひっそりとたたずむ寺院で有名。季節ごとに地元新聞やテレビなどで催しや花の便りなどが報道されることがあるので前から気にはなっていた山。

Kurotaki_112

ぐんま百名山の一座でもあるので、ちょうどぶらりと出掛けて短時間で巡ってくるのにはちょうどいいかな・・・(ついでにもう一座、近くの桧沢岳に登ろうと計画)と車を走らせる。狭く傾斜のきつい車道を登りきった駐車場には車両なし。

Kurotaki_111Kurotaki_094Kurotaki_004Kurotaki_008

お寺を横に見て、林道を経由して峠に出る。その後左方面「馬の背」へ。

しかし、ここからが予定外だった。ガイド本のコースタイムや標高差から勝手に「簡単で平坦な里山」をイメージしていたが、全然違う。「馬の背」の名の通り、やせ尾根がしばらく続き、岩場地帯。ハシゴ・鎖と岸壁が続く。

Kurotaki_015Kurotaki_018Kurotaki_026Kurotaki_037Kurotaki_024_3

ほんの一瞬の距離にちがいないが、想定しないで来た者としては結構動揺する。注意して何とかパスし、尾根道まで出れば、そこから御岳神社・観音岩など、石仏が祭られた山々が続く。

Kurotaki_049Kurotaki_045Kurotaki_061 

すぐ近くに鹿岳(かなだけ)・四ツ又の岩山群。その向こうに妙義。さらに向こうには榛名屋や赤城がかすかに見える(快晴の日には県庁までみえるらしい)

Kurotaki_053

毛無山から荒船へ続く稜線。荒船山・経塚山は高度の関係で見えないか?

Kurotaki_057

南東方面は左奥にぽこりと稲含山と中央の低い三角はこの前登った小沢岳

Kurotaki_060

今日は雨上がりなので帰りに岩場の垂直なハシゴを下るのが不安になり、少し足を延ばして下の上底瀬という集落まで下山、最後は林道を登り返して再びお寺に戻った。こちらのコースはこちらで、それなりの岩場もあり、右手に九十九谷の絶景が見渡せ高度感と恐怖感を誘い、少しビビルところ。

Kurotaki_069Kurotaki_066Kurotaki_063

九十九谷の下に位置する上底瀬ののどかな集落を散策すると、出会う人はみな高齢の方ばかり・・・。そういえば南牧村の高齢化は日本有数とか。確かに車ももみじのマークが多い。でも林業やったりふきのとうを採ったり畑やったり、生き生きと暮らしているように感じる。

Kurotaki_074Kurotaki_077Kurotaki_078_2Kurotaki_081

最後にお寺を一通り参拝し、住職さんから地域の話題やありがたいお話を少し聞き、鐘を鳴らして無事の下山に感謝した。この山は本当に石仏が多い。しかも、聞けば元禄の作という。どれだけ由緒あるのか調べてみれば、1680年頃だ!よく吠える犬は番犬。

Kurotaki_108_21 

<行程> 現地時刻

駐車場10:15→黒滝山不動寺10:22→峠10:30→見晴らし(御岳神社)10:50→観音岳11:05→九十九谷展望絶景地点11:25→上底瀬車道出合い11:42→車道・林道→峠12:10→不動寺12:15→駐車場12:30

8キロ弱、2時間の山歩きだったが、今日は走りは全くなく、トレランとは全然違う醍醐味を感じた。明日、鴻巣パンジーマラソン(ハーフ)も控えているため、前日の山行もほどほどにし、桧沢岳は後ろ髪引かれつつも本日は中止とした。

<おまけ>

・残雪や凍結や雨の場合は避けたほうがいい印象。落ちた時ダメージが大きすぎる山。

・黒滝山にはほんの数箇所だけど岩場あり、スリル満点。西上州には名の知れた低山でも岩場である場合も多い(事故も多い)と聞くので、里山気取りで出かけてはいけないとかなり反省・・・。親父を連れて行って気分的に正解だった。

・黒滝山から荒船山に抜ける登山コースがある。片道10キロ弱、稜線を行き、復路は車道も含めてコースがアレンジできそうなので、紅葉などの時期に20キロくらいで歩くのも楽しそう。

・お寺の犬(桃太郎とヨーゼフ)はよく吠える。番犬としては素晴らしい警戒心か。

・お寺は精進料理や寺子屋「潮音大学」など味のある取り組みで結構有名。

お寺さんのHP http://www.nanmoku.ne.jp/~choon/

この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009,9)

|
|

« 東京マラソンと猫 | トップページ | 鴻巣パンジーマラソン »

ぐんま百名山」カテゴリの記事

登山いろいろ」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。ご無沙汰しております。今週はジム行けましたが、水曜日に出張などが多くてなかなか行けません。来週・再来週も水曜日は出張なのでジムはお休みです。西上州の山は低山ですけど、侮ると危険な山が多いですね。北アルプスの山より西上州の山の方が危険と言う人もいます。谷急山は怖かったですね。でっかいイノシシもいたし。

投稿: まーくん | 2010年3月 6日 (土) 21時18分

まーくんさん>
お久しぶりです、新年会以来ですね。僕も水曜日どころかほかの曜日も行けてません。でもまたお会いできると思いますので宜しくお願いします。春が近いですが軍団も練習進んでるんでしょうか?

西上州はご指摘のとおりで本当に気をつけなければ行けません。最近気づいたんですが、自分は高所恐怖症なのかもしれません。岩場ではマイナス思考に陥り怖いです。神流みたいに単純に楽しめる里山と岩場の山を区別して気をつけます。

ちなみに近いうち出掛ける予定は烏帽子岳・天狗岩・諏訪山(上野)・立岩・笠丸山・天丸山・桧沢岳・天狗山・日暮山・物見山などで西上州方面に集中しています。

投稿: sugoroku | 2010年3月 6日 (土) 22時56分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 東京マラソンと猫 | トップページ | 鴻巣パンジーマラソン »