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2010年6月 9日 (水)

ナイトランで猛反省

5月中旬は新緑の山肌がくっきりと見え、朝起きてまさに「山が呼んでいる」ような気にさせられる日々が続いたが、5月29日(土)以降、ここ半月、見えるはずの山々がほとんど見えない。遠景の浅間山・谷川連峰はもちろん、赤城や榛名も霞んで見えず、一日どんよりとした天気が続く。快晴で暑い日でも、展望は別問題で山々が見えないことのほうが多い。

そんな中、仕事帰りの19時に某ツツジ山山麓へ。暗闇なら景色も何も関係ないだろうというわけではないが、おそらく日没後のゴールとなるであろう夏場のロングレースへの対応として、気分転換にナイトラン練習を試みる。

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ロードも山も公園も基本的に夜に走るのは大変危険だと思います。特に山や公園は何があるか分かりません。普通の人はそういう無茶はしないほうが身のためです。なので、行き先やルートは伏せます。特定できるとしてもそれ以上は責任持てません。

この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

某ツツジ山を含め、常識的に考えて山は夜間に気軽に立ち入るところではないです。覚悟を決めて装備を万全にして、最終的にはあくまでも自己責任です。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009,9)

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19時半過ぎからナイトラン練習に入ったのはいいが、青年の家付近のオリエンテーリングコース・牧草地は思いのほか藪が高く、昨年のレースで軽快に走った平坦なトレイルもなかなか前途多難か・・・。それどころか、次第にあたりは暗くなり、高い木に囲まれると方向感覚も怪しくなってしまう始末・・・。

さすがに自分自身で警戒警報発令、無理して行けないことはないが万一に備え引き返す。ヘッドライトとハンドライトと、薄暗闇にかすかに見える鍋割の山影や山麓の夜景を確認しながら、五感を働かせて来た道を戻る。ロードからわずか1.5キロほど入っただけなのに途中からハラハラドキドキ、人間でも動物的感覚を持ち合わせていることも実感。こういうパニック状態の時、往路は無我夢中で行くのに、復路で動転して道を失うもんだな・・・。

無事に路肩の車に戻り、仕方なく今度は車を停めた地点から林道ロードを突き当たりに向けて駆け上る。あともう少しでT字路というところでガサゴソと獣の音に遭う。正体はおそらくシカでしかないはずだが、尋ねて返事があるわけでもなく、昼間はすぐ逃げる彼らも暗闇では向こうも強気みたい。

結局なかなか立ち去らないので今度は自分のほうが不安になってしまい、結局逃げ戻る。フクロウやシカ(?)の鳴く声やら別の獣の気配など昼間とは明らかに違う緊張感を感じつつ、ひたすらロードを下る。

林道往復は30分程度で終了。ホッとして車に戻ると青年の家からは若々しい娘さんたちの歓声が聞こえる。林間学校か?

いろいろあって正味1時間くらい。やはり暗闇では獣優勢、ヒトはビビリ。普通はこんな時間に山に行かないほうがいいです。

<弁解>

・制限時間24時間くらいのハセツネ71Kや信越トレイル100Kなどで夜間トレイルとなることもあり、一部のランナーの間ではナイトラン練習する人も少なくない。事実、一昨年、自分も田中正人さんの夜間走行講習会に参加したときは「23時に武蔵五日市駅集合、日の出山まで往復22キロくらい、6時解散」などという超マニアックな講習会だったが30名近く満員御礼、終わった後の充実感は相当のものだった。

・夜間=危険?に違いないが、夜間走ること自体はハッキリ言って相当楽しい。ただ、安全が担保されていることが条件で、その見極めは自分でできなければいけない。

・初コースにいきなり夜間に入るわけでなく、今回もよく知ったコースに挑んだわけだがそれでも夜は夜、甘かった。ただ、藪の中、道迷いの危険もありつつ、コース把握を欠かさないのと、携帯電話GPSで確実に現在地を見ているので大事に至らないよう備えは十分のつもり。とはいえ何事も慎重が一番。

・ヘッドライトの予備電池は絶対に携行すべし。

・今回、自分はナイトランに怖気づきショックを隠せなかったが、それは自分一人ではなかったみたい。近々、一緒に練習に行こうと話していたisesaki人君も予定の日まで待てず、下見を兼ねて別の日の同時刻に同じところを走り、全く同じく打ちのめされたらしい。

類は友を呼ぶというか、人任せにせずに下見で走っちゃうくらい用心深い点はどこか相通ずるものがあるが、いずれにしても世間的には異端児に違いない。こういう友も大切にしよう。

・そうそう、この日は車のダッシュボードに「トレラン練習中」の張り紙を置いて離れた。正月の碓氷峠の反省もあり、こんな夜に路肩に車が止まっていたらいかにも・・・じゃないかと思う。ツツジ山周辺は年数回そんな事件も多いのでパトロール強化地域でもあるし。

この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009,9)

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