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2010年9月22日 (水)

御堂山・お天狗山

今度の日曜日の安達太良トレイル前の最終調整としてぐんま百名山「御堂山」(みどうさん)と「お天狗山」へ。

御堂山は国道254号沿いにそびえる標高878Mの典型的な里山。内山峠に抜けるこの道は何度となく通った荒船山をはじめ、ドライブの定番コースだが、御堂山とは「ぐんま百名山」でなければ完全に見過ごしてしまう山。

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9時に自宅初、下仁田IC経由で9時半過ぎには御堂山の登山口付近(西牧関所跡)に到着。駐車場が分からず、近所の商店脇に停めさせてもらい10時に登山開始。

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山と高原の地図『西上州』におまけ程度に載っているのでそれを片手に林道を歩く。あとはバイブル『ぐんま百名山まるごとガイド』が詳しいがこちらは車に残す。

林道歩き早々に困ったことに気づく。この山は「登山」の山ではない?林道といっても名ばかりでかつて林業か何かに整備された道で、落石倒木もある今では車ではまず入れない。(入っていないと思う)。

しかも、夏場でヤブもあり、きちんと長ズボンで来たことは正解、シャツ全体に草の種がひっつくのは幼き日々を思い出す。

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登山道が不明瞭ということは、獣の出現が心配されるわけで、強力な熊鈴を片手に持って托鉢僧のように歩く。鈴の音が谷に響く。登山者は最後まで誰にも会わず・・・。

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じいとばあ岩の分岐。ここまで、時間にして40分くらいだが、緊張しながら進んだせいもあってがっくり。まぁせっかくなのでじいとばあ岩によってみようと巻き道を進むが見晴しのよい場所は分からず。

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分岐に戻り、そのまま御堂山の山頂を目指す。このあたりの杉林一帯は林業で作業道のように整備された道が多いので歩きやすい。ほどなく御堂山への分岐、右手にさらに登り上げて御堂山頂へ。

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北側の妙義山がきれい。それ以外には展望少ない。

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ちょっと休んで下山、高石峠や本宿へ下る道への分岐。ここで非常に悩む。先に進むべきか来た道を戻るか・・・。基本的には先に進んで多少遠回りしてでも周回で駐車場に戻るのが自分のスタンス。

ただ、今日は登りルートだけでも登山道怪しくルートファインディングのような感じなので、ここから本宿方面への道がどうなっているのか全く検討つかず。おまけに高石峠という方面も手元の地図では道はない・・・。第一、来た道を戻ることさえ難儀する予感。

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結局、しばらく悩んだ結果、本宿方面へ進んでみることにする。実際、杉林の中にはっきりとしたコースがあり、しばらく進んだ地点には「高石峠」「本宿」への立派な道標も発見しホッとする。本宿コースは「難所」とある。

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赤テープにも支えながら快調に下れると思ったのもつかの間、沢沿いで道は不明瞭になり、往路で通ったわけではないこのコースを推測で進むのは危険すぎると判断して引き返すことにする。快調に下った激坂は今度は激上りになる。

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約30分のロスの後、おとなしく往路を引き返すことにする。山頂からじいとばあの分岐までは道は開けているのに、「林道」から登り上げる間がとてもわかりにくい。

往路で何度も振り返りながら帰りに備えたので大きな道迷いにならなかったが、それでも、何度もコースアウトしてしまい、緊張の連続。

林道に出て、集落が見えたときは正直ホッとした。

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<反省>

A ネットで調べる限りでは道不明瞭とはそれほど書かれていないのに、どうして苦労したのか・・・理由は夏だからなのか、自分が臆病なのか?。一因は「ヤブ」で苦労、ただ、残雪や落葉の季節もそれはそれで迷いそうな山だがほかの人は平気なの?。

B 登山の定番『山と高原の地図(昭文社)』は里山を対象としていないので、今回もあまり当てにならず、詳しいガイドを持つか、コピーして携帯すべきだった。バイブル『ぐんま百名山まるごとガイド』には

アドバイス=「コースは時間的には短いが特に整備された登山道がないので、地図をある程度読みこなせる人向き。特に山頂付近は稜線がはっきりしないので注意が必要」

としっかり書かれている。また、高石峠に続く道の様子も書かれているじゃない。

C 強力熊鈴を持参して正解、また、長ズボンも大正解(こんなの常識か)

D 御堂山といえば「じいとばあ岩」という奇岩で有名らしいが、稜線からちらりとしか見ていない。気持ちの余裕がなかった。いずれ別の季節にじいとばあを見に行かなくては・・・。

登山口10:00→じいとばあ分岐10:50(15分くらい往復)→御堂山11:15→高石峠・本宿分岐11:40→(道迷い30分)→御堂山分岐12:10→登山口12:45

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そして、午後は甘楽の「お天狗山」へ向かう。

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こちらも典型的な里山でちょいちょいちょいと舐めていたらまたしても苦戦。

「轟登山口」ではなく、比較的マイナーな「白倉登山口」を選んでみたのはいいが、登山口までの細い車道で少しハラハラ、その後も午前中の御堂山同様、ヤブ多く、獣遭遇の気配も多くて何となく不安、少しひやひやの単独行だった。

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山の地図には載っていない「お天狗山」は奥の白倉神社が目安になるらしい。今日は白倉神社までのヤブ道で多少疲労、午前中の御堂山の精神的疲労も重なり、白倉神社から先を躊躇する。地図なく、ガイド本も車に置いてきてしまい、「白倉神社から山頂まで3キロ1時間」というフレーズだけが頭を駆け巡る。しかも、お天狗山の標高すら把握していない。確か600いくつか、いや800か・・?

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手元の時計で白倉神社の標高が600Mなので、600M台ならもうすぐのはずだが、どうしても「白倉神社から山頂まで3キロ1時間」というフレーズが頭から離れず、時間も3時と遅くなってきたので今日は諦めて引き返すことにした。

信仰の山である「お天狗山」は登山道(夏場はヤブも多い)途中に石仏もたくさんある

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あっという間に林道脇の駐車スペースに戻り、ホッとしてガイド本を確認すると・・・

「車道終点から白倉神社まで約3キロ1時間」、しかも、「天狗山の標高は667M」「白倉神社の(正式な)標高は630Mとある。

な~んだ、白倉神社「まで」1時間で、神社から山頂までは標高差40M、あと15分くらいの地点まで登っていたんじゃないの!あ~またやり直し、つくづく己の小心者ぶりに嫌気がさした。

林道駐車スペース14:00→白倉神社14:35→10分熟慮し下山決める→林道駐車スペース15:05

<反省>

今月の『山と渓谷』で西上州の山々が特集されているけど、里山といっても岩場や沢伝いも多く、なめてかかったら危険。今日も少々反省の山行…。

せめてもの救いは、帰りに寄った坂口鉱泉でふろでゆっくりできたこと。水風呂もあって山の帰りにはいいかもしれない。650円。

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009,9)

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