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2010年11月29日 (月)

課外授業 南木佳士

NHKの番組「課外授業ようこそ先輩」の昨日11月28日放送回は南木佳士氏の登場だったらしい。見逃してしまった・・・。嬉しいことに再放送がある。

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課外授業ようこそ先輩「からだで書こう 作家・医師 南木佳士」

2010/12/01 11:00~11:25 NHK-BS2 

・作家で医師の南木佳士さんの故郷嬬恋村を見下ろす浅間山。授業では浅間に登り、その体験を文章に表わしてみようと子どもたちを山へ誘う。

・実際に登り、その体験を書くと“生きている”という実感、そして“それを感じる自分とは何か”が、くっきりと浮かび上がってくるという。

・長く苦しい闘病生活を経て、山に登り始めた南木さんが、そこに見いだした生きる意味とは?子どもは山に登り、体全体で浅間山を感じる。

・出演 【講師】作家・医師…南木佳士,【語り】篠原ともえ

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南木さんは小説家で佐久総合病院の医師。浅間山の麓の嬬恋村で育ったというので課外授業も「嬬恋村立東小学校」で行われたらしい。

自分は本をたくさん読んでいた予備校時代にふとしたことから、南木さんの『医学生』を手にして主人公の挫折感や劣等感に何となく感心を抱き(※別に自分は医学部志望でも何でもない)、その後も『信州に上医あり』『ダイヤモンドダスト』などを読み、独特の田舎っぽい表現や浅間山麓の描写が妙に気に入っていたりした。

実は、作家にファンレターなるものを書いた唯一の相手。返事はなかったのでちょっと残念だったが、実は1994年頃、南木さんが一番大変な時期だったのかもしれないと後に知る。

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その後、南木さんが内科医という人の生死に深く関わる仕事の中で心身ともにたいへんな苦労をされてきたことを見聞きしてファンとして心配していたが、ふと、数年前に『草すべり』で山岳小説デビューしたり、雑誌『山と渓谷』で連載を始めたのを知って再び虜になった。(といっても熱心に作品を読んでいるわけではないのだけど・・・)

「草すべり」とは浅間山の外輪山黒斑山にある登山コースで、天狗温泉「浅間山荘」からカモシカ平~火山館を経て湯の平・前掛山・Jバンドなどを巡るコースはそれはもう素晴らしいところ。正直、あまり教えたくないお気に入りコース

番組でも子ども達を連れて前掛山や草すべりに登ったらしい・・・。早速録画予約してみてみたい。

キャベツ畑に囲まれた嬬恋村の子ども達・・・鏑木さんの愛弟子、世界に誇るスカイランナーを生んだ風土も見られるのではないかと密かに期待も・・・。

Nagi2_2

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