クライマー山野井夫妻
BSベスト・オブ・ベスト
「白夜の大岩壁に挑む~クライマー山野井夫妻~」
チャンネル :NHK-BSハイビジョン
放送日 :2010年12月12日(日) 午前10:00~午前11:49(109分)
番組内容:世界最強と称された登山家・山野井泰史、日本人女性クライマーの第一人者・妻の妙子。致命的なケガから5年、2人がグリーンランド・未踏峰の大岩壁に挑んだ姿を記録した。
出演者ほか
登山家…山野井泰史, 山野井妙子, プロの山岳ガイド…木本哲
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山野井夫妻は知る人ぞ知る、もう何もかも悟ってしまっている超人的世界。
「トレラン」とか何とかでのんきに山を駆け回って満足しているような小市民はただ「苦笑い」しか出ず、「何じゃこりゃ~!」の連続。
番組は山野井夫妻に密着取材し、岩壁のクライミングにまで横から下から、上から空撮まで密着しすぎで相当のカメラワーク。カメラマンのほうが名クライマーなのではないか?
悟りを開いているような山野井さんの一言一句は人間的に参考になるし、その姿勢には感心させられることが多く、自分も山野井夫妻の考え方が好きで、雑誌やメディアでたまに登場するので、ちょっと注目してる。
それに引き換え、最近ネットで話題を集める某若手登山家は(自分が言うのもなんだけど)・・・と思う。彼は彼で話題性があり、一定の評価をされるのか・・・。
ちなみに、山野井泰史さんは今発売中の『山と渓谷』12月号のなかで「連載:山での『ケガ』『病気』 その実際 第4回 クマ襲撃による外傷」として、一昨年、奥多摩で熊に襲われて大怪我を追った経緯を詳しく書いている。さすがの自分もこれ読んで熊に遭遇することの危険性を考えさせられた。喜んでいる場合じゃない・・・。
それにしも、ハイビジョン放送とは素晴らしい、特にNHK-BSはすごい。特に「ハイビジョン特集」やらの映像技術は文句なしで、最近頻繁に放映される山岳特集は圧巻、テレビが視聴率度外視して本気になるとこれほど素晴らしいものか・・・と。
夏にレコーダー購入により、手軽に録画できるようになり、だらだらテレビを見るというよりも、本当に見たい番組を録画してみる流れになった。
雑多な芸能番組は人々の知能低下を招くので淘汰。ニュース・情報番組も世論誘導や視聴者の顔色伺ってばかりでうんざり。
いいぞNHK。ハイビジョンな映像で何とも素晴らしい景色を楽しませてください。
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コメント
いろいろと考えさせられました。(ありがとう)
宮本武蔵の五輪書が書けそうなくらいの人物だと思います。
現役のプロでは長谷川穂積がかろうじてひっかかるかな?
五輪書読み返しますね。
投稿: ACバンタム | 2010年12月10日 (金) 22時14分
>ACバンタムさん
『凍』を読んだのかな?なかなか深い本でした。著者が沢木耕太郎という点がまたいいのかもしれません。
宮本武蔵の話はちょっと疎いのですが『五輪書』もなかなかためになりそうな感じですね・・・
※あさって日曜日長瀞でお待ちしています。
投稿: 山系ENJOY | 2010年12月10日 (金) 22時41分