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2011年1月28日 (金)

強風の赤城山遊び

格好の雪上トレーニングの地、赤城山へ。いつもの親父に加えて今日はハセママさんとたかやんさんの4名で荒行三昧。雪上の楽しみを分かち合いたい、でも無茶は禁物・・・のはず。

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朝起きて散歩中に眺めると、期待していた展望はいまいちの様子。赤城山もきれいに見えるが、上のほうは雪雲で地蔵岳も雲の中・・・。昨日は快晴で赤城の山もくっきりだったのに今日は何だかまさに「雲行きが怪しい」・・・。

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10時半にビジターセンター駐車場を出発、ウオーミングアップとして覚満渕でラッセル練習してから鳥居峠を経て小沼を目指す。

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春~秋はハイヒール履いてても水芭蕉とか草紅葉とか楽しめるハイキングコースとして名高い覚満淵も、こんな真冬に訪れる人はいない。獣の足跡もない。思わぬ深い雪に早くも難儀する。

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鳥居峠からの展望も霞んでいていまいち。晴れていないというよりも、赤城山が雪雲に覆われて雲の流れが速い感じ。鳥居峠から小沼を目指す。トレースなし。

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15分くらいであっという間に小沼分岐に到着。雪の地蔵岳が美しい。右回りに長七郎を目指すことにして、緩やかな傾斜の登りは小走りで進む。先週来た時よりは雪も少なくなった印象。

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山頂手前の雪庇箇所は少し注意。見晴らしもよく、空も青いので不安なことはなく、ズボズボと腰まで埋まりながら遊びながら進む。

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あっという間に長七郎山頂。正面にくっきりと富士山が見えたので大喜び。南の展望は意外とはっきりしていて、東に筑波山、近景に茶臼山・金山・吾妻山・仙人が岳方面、西に浅間山が少し顔を出していた。あいにく、今日は朝から北側の連峰の雪景色はない。

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ほとんど休憩をとらずに下りに入る。いよいよ、ふかふか、ズボズボのトレイルの始まりで、結構な斜面も躊躇なく駆け下りる。雪が深いので転んでも全然平気。意識して前のめりに下って大腿筋を鍛えてみたり・・・。

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あっという間に小沼へ。水門前の柵から一同、沼に乱入。沼はもちろん凍結、ただ、風が強くて・・・前に進んでいるように見える写真は実は風を遮りながら後ろ向きに歩いている。(右の写真)

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八丁峠から、いよいよクライマックスの地蔵岳へ。相当風が強いことは覚悟のうち。予定では往復せずに山の逆側の新坂平か見晴駐車場に抜けたいところだが、積雪状況とトレースの様子次第では戻ることになるので、それだけが気がかり。

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地蔵岳に上る急登の雪道でも先頭を行くのは「裏の畑に行くような身軽な服装(適当なウインドブレーカー・カジュアルセーター・ニット帽子とか)」をした親父だ。装備は適当、お洒落なノースフェイスもコロンビアもラフマも生涯無縁らしい・・・。

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一応アイゼン装着、振り返ると小沼や長七郎と覚満渕が真っ白。山頂からアンテナ保守業務?の作業員さんが下山してきた。真冬なのに重労働ご苦労様(何となくうらやましい)。

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あっという間に地蔵岳山頂へ。天気は晴れたりり曇ったりのなか山頂まで来るとさすがに北風が冷たい冷たい。でも楽しい。山頂から大沼のワカサギ釣りが見え、雪雲をかぶった黒檜山・駒ケ岳をみる。

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順調に強風の中で地蔵岳山頂を踏んでいると、新坂平方面からスノーシューの女性が単独で到着する。Goodタイミングでトレースの様子を聞いたり、話こむ。高崎在住のその方は二日前にも登ったらしく、冬場は赤城で楽しんでいるとか・・・。雪山に単独で容赦なく通いつめるあたりの意気込みが感じられ、これには赤城山の申し子ハセママさんもかなり影響を受けた様子。

女性が下ったのを確認してから、トレースを頼りに後を追うべく、見晴駐車場に向けて下山。

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が、なかなか雪が深く、みんな前にも横にも後ろにも激しく転ぶ。これぞ、雪上ランの醍醐味で、捻挫やケガを心配することなく追い込むことが出来る。前傾になって走ったり、ジャンプしたり、童心に返るとはこういうことか・・・。

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北斜面もあっという間に駆け下りて見晴駐車場、その後は自然の家を通り抜けて大沼に出て、ワカサギ釣りの間を通って大洞ののちビジターセンターで終わり。

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約3時間に過ぎない割にはなかなか充実感ある雪あそびができたかな・・・。

赤城山はこれで満足することなく、荒山&鍋割山セット、冬に上る人は少ない鈴が岳、そして、真冬でも意外と入山者多い主峰黒檜山(~駒ケ岳縦走)と、少し慎重に楽しく登りましょう、そうしましょう。

     

<所要時間>  積雪期は条件さまざまなので参考になりません

ビジターセンター10:30→覚満淵→鳥居峠10:45→小沼分岐11:05→長七郎山11:30→小沼11:50→八丁峠登山口12:05→地蔵岳12:35→見晴駐車場13:10→赤城自然の家13:20→大洞土産街13:40→ビジターセンター13:45

      

<振り返り>

・覚満淵のラッセルが予定外にきつかったかもしれない。

・トレランシューズ+登山用スパッツ(あえてゲーターとは呼ばない)で足回りはほとんど問題なし。おまけとして釣具の上州屋で買った防寒(防水)ソックスみたいな安い足袋を靴下の上に履くと完璧。

・新雪ランは靴が汚れないので超うれしい。もしかして汚れた靴で行くと靴がきれいになって帰ってくるのか?

・服装用意は個人差もあり天候・風の影響もあり、なかなか難しいところ・・・。備えあれば憂いなし、不足して寒いよりは着すぎて暑いくらいのほうがいいかな。

・水はほとんど飲まず・・・。ちなみにザックの外に入れた飲料は凍ったとか・・・新坂平の温度計の数値は「マイナス9度」だった。

・今日であった唯一の登山者、赤い服の女性に興味津々。「車の運転が心配でね~」って、心配なのは雪山単独行ではないのか・・・。新雪急登をルートファインディングしながら上るその逞しさにはハセママも相当刺激を受けたらしい、将来が楽しみだ、ふふふ。

・榛名湖のワカサギ釣り解禁(1月27日)の影響か、この日(1/28)のワカサギテントは驚くほど少ない。

   

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009.9)

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コメント

お世話になりました。
ふふふっ、写真を見ると寒さがよみがえってきますね。
転んだら自力でなかなか立ち上がれない自分自身に爆笑し、巨大バニラアイスのような吹き溜まりを突いたり、凍結した小沼、大沼を歩いたりと楽しかったです。
雪山を歩くのって思っていた以上に体力使うのですね。筋肉達も今までにない刺激を受けて大喜びでした。
そして、なんといってもスノーシューの女性は刺激的でしたね~。雪山で会わなければそこらへんいる井戸端会議好きのおばちゃんっぽい(失礼かな?)のにパワフル過ぎです。
春から秋は赤城山にガンガン遊びに行くけど冬は雪が積もっていて危ないから、ちょっとねぇ~等と思っていた私は恥ずかしい!というか、ヌルいぞ自分、負けているぞ、がんばれ自分!!etc...と大いに奮起したのは言うまでもないです。
・・・ということでまた誘ってください。

投稿: ハセママ | 2011年1月30日 (日) 20時25分

>ハセママさん
安心してください。赤城でもまだ雪深い黒檜山が待っています。鈴が岳でもいいです。鍋割・荒山は庭だと思うのでご自分でお楽しみください・・・かな。

投稿: 山系ENJOY | 2011年1月30日 (日) 23時55分

お疲れさまでした!
本当ですね~、写真を見ると当日の光景を思い出します。
雪のトレイルの下りは、独特な感じが最高でした!
しかし、ハセママさんのトレーニングパワーにも驚かされました。
皆さんのパワーを頂いた3時間となりました、またよろしくお願いします。

投稿: たかやん | 2011年1月31日 (月) 02時06分

追伸。
連日の使用で汚れていたシューズ...
凄くキレイになりましたよ!

投稿: たかやん | 2011年1月31日 (月) 10時05分

>たかやんさん
楽しかったですね、お疲れ様でした。
麓から見る赤城山もまた感慨深いでしょうね!

スポーツ整形外科 も○先生 に診てもらったんですね。いい先生でいろいろすっかりお世話になってますよ。お大事にしてください。
http://climb100.cocolog-nifty.com/akagi/2009/07/post-646b.html

投稿: 山系ENJOY | 2011年2月 1日 (火) 08時04分

お!この女性は!と思ったら。
やっぱりハセママですね。
ハセママお見かけするの久しぶりですよ。
すっかり冬眠...のはずはなく雪山で元気にはしゃいでるんですね。
ハセママの笑顔が見えるようです。

いいな。雪山楽しそう~!!

投稿: ミルク | 2011年2月 2日 (水) 17時47分

ハセママはトレラン心に火がついて冬眠できずに赤城山や桐生の里山辺りで活動しているみたいです。相変わらず闘争心むき出しなので襲われないように気をつけてください。元気です、元気すぎます。

投稿: 山系ENJOY | 2011年2月 3日 (木) 00時42分

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