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2011年2月 8日 (火)

地域活性化とは?

あら、山系さんたらお昼休みなのに頭抱えてマーカー片手に論文なんか読んでるわ・・・相変わらず変な人ねぇ・・・と難しい書物を分析中です。

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去年の安達太良山のレースで知り合った方から『JOYO ARC2月号』なる茨城県の定期刊行物をたくさん送っていただいた。財団法人常陽地域研究センターの発行とは一見お堅そうな雑誌だが、さて内容はというと・・・さすがにお堅い。

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既刊分の内容は存じ上げないが、今月に限っていえばテーマが「アウトドアスポーツ」や「地域活性化」であり、これは実に興味深い。こういう深い話題は大好き。

目次を下に抜粋、紙面はなんとホームページからPDFで全文読むことが出来る。かなり真面目な考察なので、イベントを楽しむ人、特にアウトドア系やトレイルランナーも必見。ぜひプリントアウトして一読を!

http://www.arc.or.jp/index.html/201102/201102index.html

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◆視点:豊かな自然を生かした地域振興を  大子町長 益子さん

◆論説「スポーツイベントによる地域活性化:アウトドアスポーツとスポーツツーリズムの視点から」 早稲田大学 スポーツ科学学術院教授 原田さん

◆調査「アウトドアスポーツイベントによる地域活性化に向けて」

~第1章:アウトドアスポーツの現状/第2章:茨城県内のアウトドアスポーツイベント活用状況/第3章:アウトドアスポーツイベントを実施する市町村や企業の取り組み/第4章:アウトドアスポーツイベントによる地域活性化に向けて~

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30数ページに渡り、スポーツイベントによる地域活性化が取り上げられている。そして「トレイルラン」の項目には、4月の大型レース「OSJ奥久慈トレイルランニングレース」の状況や、「地域活性化の参考(成功)例」として「神流マウンテンラン&ウオーク」を大きく取り上げて、そこにはなんと役場の課長さんや群馬が誇る鏑木さんも長文で寄稿しているじゃないですか!これはノーマークだった。

    

おそらく、取材して執筆している方自身(=安達太良で知り合った「戦友」のようなbobさん)がトレイルランナーということもあり、他のスポーツと比較してトレランあたりの考察に心なしか力が入っている点がうれしい。

      

●熟読してみて、気になってマーカーをひいてみた点

・茨城県は大型マラソン大会が多い=参加人数が国内10大大会のうち、かすみがうら・日立さくら・勝田全国・つくばと4つも入っている

・第1回の奥久慈トレイルの段階では地元の人たちに大会を活用してまちづくりにつなげようという意識が薄かった(その後、徐々に意識も変わってきた)

・トレイルランニングは「マラソン」「自転車ロードレース」「トライアスロン」「リバー・マリンスポーツ」と比較して、練習などの目的でコースへの訪問が見られることから、効果は長期的に及びつつある

大子町(=奥久慈トレイル)では現在のところ、「費用対効果が薄い」と、他スポーツ以上にシビアに捉えている

・行政だけでなく、イベント事業者・地域外の人の考えを活かすことも成功のカギ。

・最後にまとめられた「地域活性化に向けたポイント」は頷けることがたくさんあり、大会開催の意義・住民の達成感、一方で課題や苦労を知ることが出来る。

    

正直、ジリ貧トレラン生活者の自分は宿泊といえば車中泊かテント泊が基本、レース参加検討の基準に「宿泊を強いられないこと」があり、奥久慈のいう「経済効果が薄い」という指摘には非常に耳が痛いところである。

ただ、下見という名の事前観光や、レース後の家族旅行(時には宿泊)の際に、おもてなしをいただいた地に足が向くのは自然なこと・・・そこで僅かながら恩返し的な経済効果を残したいと考えるが・・・それじゃダメ?

そのあたりは拙著・・・論文

「セレブ美ジョガーと相反するハングリートレラン愛好家の車中泊精神とは・・・」

「接待天国の○流町で何とかお金を使う100の方法」

を目下構想中です・・・ふふ

<参考>

常陽地域研究センター http://www.arc.or.jp/index.html/

JOYO ARC 2月号 http://www.arc.or.jp/index.html/201102/201102index.html

   

<追記>

※茨城県といえば、北関東自動車道が今年3月19日に全線開通して群馬からもグ~ンと近くなる。この機会にぜひ積極的に茨城に足を運びたい。いばら「き」ですよ。

※『JOYO ARC』はたくさん頂戴したので、上州山楽走改め「上州山学掃」の学年末試験用冊子として関係者に配布予定です。今回は「学」の分野です。

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