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2011年5月 9日 (月)

白髪岩原三角測點

午前中、笠丸山に登ったついでに、午後は近くにある「白髪岩原三測点」まで足を伸ばしてみた。なかなか貴重な「石」らしいことを一部のマニア情報として何となく耳にしていた・・・念願かなってご対面だ。

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近いといっても、頼りの「みかぼスーパー林道」は数年前の激しい台風の時に下仁田町内で崩落して以降いまだ通過不能・・・結局、神流町に戻ってから塩沢峠経由みかぼ森林公園へ。

ところで、神流ついでに、あれ(昨日で鯉のぼり終了)と、それ(浦沢屋の鍋焼きうどん)を確認する。サザエさんのエンディングのように浦沢屋に行列が吸い込まれていく・・・・

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浦沢屋でまったりして、みかぼ森林公園に到着して管理人さんに挨拶をして出発したのが15:00・・・白髪岩に向けて杖植峠(つえたてとうげ)に向けてダート林道を40分走り、山中を20分ほど進んで三角点を見たらとんぼ返りの計画。 山に入るには遅い時間だが、夜間装備もあり、何度も通る林道のため、あくまでも想定内。

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ところが、ここで想定外の事態発生・・・なぜか追走してきた巡視中の軽ワゴン車に収容される面々・・・。

今日は「特訓」なので、あくまでも乗車を固辞して遠慮申し上げたが、「あんたらマウンテン(ラン&ウォーク参加者の意)かね?暗くなったら困る・・・」「熊にでも遭ったら・・・」と管理人おじさんのやさしい計らいにより、杖植峠まで送迎、ではない半ば強制的に「移送」される・・・。

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約5kmショートカットして、15:20に杖植峠北側の白髪岩コース分岐に到着する。道標もピンクテープもわかりやすい。

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心配していた藪や道標は心配無用・・・神流町主催のツアー入山などもあるらしく、道迷いの懸念はなさそう。

http://www.town.kanna.gunma.jp/mikabo/osirase/11-gennsannkakuyasya.htm

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しかし、この白髪岩あたりの面白いところは、獣の気配たっぷりということで、近年、南の白髪山~持倉~白石山~千軒山あたりに立派な登山コースが作られて、「トレラン」などという風変りな人たちが大勢押しかけるようになってしまったせいか、獣たちはこのあたりに逃げて多く出没しているのか?

シカの糞?・・・要所要所で足元見るとフン地帯。山全体がフンかと・・・

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シカの食害・・・少なくとも自分には「害」とは言い切れないが

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これは・・・「爪跡でしょうか?」「いいえ熊でも・・・」ずいぶんと激しい

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林道から白髪岩までは思ったより距離があって、小高い丘を上り下りして岩を少々パスして山頂。山頂付近は標高1500M近くあるので新緑はまだまだで、アカヤシオの花も少しだけ咲いていて見頃はこれから。

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林道から20分で山頂に到着。原三角測点は探すまでもなく目の前にドーンと。予想に反して大きい!「内務省地理局」「明治十五年」とある。これ触るとグラグラするの・・・。持ち去られないかしら?

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すっかり気をよくして、復路の足取りも軽い・・・16:15杖植峠、その後みかぼスーパー林道を西へ激走。途中から赤久縄山(あかぐなやま/ぐんま百名山)に立ち寄り、ここでは現在の一等三角点を踏む。まっすぐ森林公園に戻らないひねくれた自分達大好き。

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平野部からも見える神流象徴的な山群・・・オドケ山・西みかぼ山・東みかぼ山か?あれ?どれがどれか・・・?微妙。なんだか女性的な・・・?

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赤久縄の山頂はここ3年くらい来ていなかったら、いつの間にかすっかり伐採されて見通しよくて開けていた。

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最後に、森林公園あたりから白髪岩を振り返る。右奥は稲含山か?駐車場から林道6Kmプラス山道数キロ。なかなか遠いな。

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<所要時間> ※完全にランモード

みかぼ森林公園→杖植峠15:20→白髪岩15:45~55→杖植峠16:15→林道→赤久縄山16:50→みかぼ森林公園17:15

    

<振り返り>

・後々考えてみたら、林道を「収容」されたことで行動にだいぶゆとりができた。管理人おじさんの判断は決して間違ってなかった。業務に忠実なおじさんに感謝!

・車は白髪岩入り口の杖植峠付近までは入れるらしいが、自然に親しむ意味でも、森林公園から向かうのも悪くない。ましてやトレランを語るなら、登山口まで車というのは邪道だろう。(今日は収容車に乗せられた身ではあるが・・・)

・白髭岩原三角測点とはもう少しショボイものかと思っていたら、なかなか堂々たる石でびっくり、測量に賭ける明治政府の心意気を感じた。三角点を立てるだけに、展望も良好なはずで、富士山が見えるらしい。

・神流町の里の人たちが来訪者への「接待王国」(おもてなし満載)であるならば、スーパー林道から北尾根へ入る静かな白髪岩は「獣天国」か・・・足を踏み入れるハイカー・トレラン注意。

・とはいえ、あまり入山者の少ないこの周辺や夜叉尾根?ようらく?小太郎山?・・・町の方から伺う名所に敏感に反応。出掛けたい反面、そっとしておきたいような気も。

・ちょっとムムムな噂(噂だけならいいけど・・・)→杖植峠から持倉にかけて、集団でMTBで走行する連中がいる(らしい)。しかも、トレラン大会参加者?(との噂も・・・)。いくらなんでも参加者にそんなお○カな話はないだろうとは思うが、もし事実だとしたらMR&Wの存続に関わるのでいい加減にしてほしい・・・(と個人的には思います、ハイ)

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009,9)

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コメント

お疲れ様です。やりましたね。
先日、試走会の後の宴会・翌日の清掃登山で神流町の専属カメラマンさんとお話する機会がありました。
スーパー林道での撮影を終えてから持倉集落へ先回りしたのち、コースを逆走する形で少しトレイルの下見に入ってみたらカモシカに出会ったよ、と言っていました。
ホントにいるんですねー。
スピードランナー達は、その後まもなくその現場を通過したことになりますから、まさにニアミスです。
ゴールデンウィークの賑わいに、カモシカ君も驚いていたかもしれませんね。

あぁ、赤久縄山頂… 試走で何度もすぐ脇の林道を走っているのになかなか、ね。

投稿: hot | 2011年5月13日 (金) 00時56分

朝6時、愛犬ココアと散歩中に管理人さんと行き会い、しばらく話をしました。山系さんから「とても助かりました。よろしくお伝えください。」というコメントを預かっていると伝えたら、「とてもマナーの良い人達だ」と誉めていました。私からも、管理人さんのお陰で皆さんが楽しめることに感謝しています。

管理人さんは、自然保護団体の会員さんで、とても山を心配している方です。先日(試走会の日)、マウンテンバイクやバイクがコース内に入ったので「おまえら、マウンテン(ラン&ウォーク)の関係か」と怒鳴ったところ、その方達は、「そうだ」と答え立ち去ってしまったそうです。ですから、管理人さんは、トレイルランナーに対して憤慨していたそうです。でも、今朝、それは解決しました。バイク・自転車がトレイルに入るなんて本当に迷惑な話ですね。こういった誤解が、各地で自然保護団体とトレイルランナーが問題を起こしている原因だとつくづく感じました。

投稿: ココア | 2011年5月14日 (土) 09時27分

>hotさん
コメント遅くなりすみません!
「カモシカ」は愛嬌があってかわいい。カモシカは偶蹄目で牛の仲間だそうでシカではない・・・
それはそうと「カモシカ」と言えばなんと今日・・・後日公開します!

>ココアさん
早速のご伝言ありがとうございました。白髪岩当日は管理人さんとの出会いもあり、お話を伺いながらまたひとつお利口になりました。ブログに書かないこともいろいろ勉強になりました。町の方々との絆に感謝しています!またご指導下さい。
(ココアさんコメント中、少しだけ修正させていただきました)

投稿: 山系ENJOY | 2011年5月14日 (土) 21時41分

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