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2011年6月18日 (土)

濃霧の四阿山

アルパイン鹿沢「夏の陣」を翌日に控え、★上州山楽走★仲間と日本百名山「四阿山」(2354M)へ登る計画・・・。四阿山と書いて「あずまやさん」と呼ぶ。

山に学び清掃する「山学掃」の名の下に8名+ちびっ子1名が集まる・・・。

しかし、登山口となるパルコール嬬恋スキー場は標高も高くて朝から濃霧で、時折霧雨という何ともいえない天候の中、天気が好転するのを期待しつつ入山。

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スキー場のリフト脇のゲレンデ道をしばらく登り、右側(北の方角)の樹林帯に入り「野地平湿原」に向けて登るコースとなるはずが、あまりの濃霧でいきなり樹林帯への侵入路を(結果的に)見落とした!

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気がついたのはゲレンデをかなり登った地点で、誰もが「天気悪いし、もうこの場所から出発点まで戻るのは嫌です!」と思ったに違いない微妙な空気・・・

少しミスコースした責任を感じつつ、平常心を装って複数あるリフトとゴンドラ(=パルキャビン)の支柱を頼りに、地図とにらめっこしながらとりあえず稜線を目指す。

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「このまま登り続ければゴンドラ山頂駅に出て稜線の登山道に戻るだろう・・・(推測の域)」との山系おじさんの楽観的な言葉を信じてゲレンデを登る。

途中で下ってきた山菜採りのおじさんに確認して確信し一同は少し安堵の様子。(おじさんはここまで登ってきてあんたら何を今更・・・?の表情)。精神的余裕が出たのでゴミ拾いも開始だ・・・。

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リフト終点に到着して登山道を四阿山に向けてしばらく進むと、イワカガミやイワナシなどの高山植物が出始めて少しワクワクする。しかし、次なる悩みは降りしきる雨で、標高も2100くらいになると、今度は小雨から雨脚も強くなる。耐えられず雨具を着る。

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確か天気予報では明日日曜日は天気回復で曇りか晴れの予報、今日も群馬県地方は曇りか小雨ではあったが、長野県側は曇り中心で大雨にはならなかった(菅平地方は晴れもあったはずと思い、好転に期待。しかし、途中から小雨どころか本降りとなり、稜線からも絶景のはずの景色は全く拝めず残念だった。

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ピンク色のイワカガミには癒されることは癒されるが、雨が強まり合羽が蒸れたりズボンが重くなったりめがねが曇ったりと不快度数が急上昇で花の美しさまで気が回らない・・・。

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登山口から3時間20分かな?ようやく四阿山山頂に到着。なんとそこには雨の中20名近いハイカーが休んでいた。18名のパーティはどこかの山岳会かツアーのようで、百名山めぐりの人たち(だろうか・・・)。菅平方面からの入山との話。

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濃霧のために当然山々の景色など見えるはずもなかった。2年前に来た時はそれはそれは素晴らしい展望だったが・・・。

四阿山(あずまやさん) 2009-9-20

山頂には群馬県側と長野県側にそれぞれ祠があって、各々拝む。山系一族は明日の「夏の陣」のチーム必勝を心を込めて祈るゾ。

軽く昼食をとったらすぐに下山。稜線の岩場を慎重に下る。

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復路は往路を忠実に戻り、「茨木山→バラキ湖」方面への下山ルート予定は早々にキャンセルし、浦倉山を経由して野地平(やちだいら)へ下るコースをとる。

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途中の「浦倉山」はぐんま百名山でもある。今日は四阿山と加えて「ぐんま・・・」の二座を踏んだことにもなる。

浦倉山からは長野県側の米子瀑布への下山ルート分岐がある。また、この稜線から北に2時間半(マップタイム)で土鍋山・破風岳、そして自身未踏の「御飯岳(おめしだけ)」が続くので、軽く藪の様子を眺めたらかなり整備されている印象。秋までに再び来てみようか・・・。

◆参考 御飯岳下見の様子

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最後、野地平を経てスキー場へ下るコースは昨夜からの雨でコンディション悪く、木道も多いので、途中で足を滑らせる乙女多数・・・。大きな怪我なく、雨にやられて無言になりがちな一行が少し和む。ナイス転倒。

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野地平周辺は時期には高山植物がきれいらしい。

最後、スキー場のゲレンデに出て、往路でコースミスした地点を確認してから、15:30過ぎ、無事に駐車場へ戻る。悪天候の中、がんばりました!

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<所要時間>

パルコール嬬恋駐車場9:55→(スキー場ゲレンデ)→リフト終点11:40→茨木山分岐点12:55→四阿山山頂13:15~35→茨木山分岐点13:50→リフト終点14:25→浦倉山14:40~45→野地平湿原15:20→駐車場15:45

          

<振り返り>

・楽しそうな写真が一枚もないよ!?

・悪天候なので最初から展望は期待できなかったが、少しずつ咲き始めた高山植物を観察したり、逞しいジュニアに元気づけられたり、何より、山登りは天気が良いことばかりではなく、装備万端でいかなければ雨などの厳しい条件下で大変なことになることを仲間と共有し学習した・・・。
  
・時間短縮、また、緊急時エスケープに有効なゴンドラ(=通称「パルキャビン」)は節電等の事情により今期は全面運休!(らしい)。要確認。

・「清掃登山」の成果は、30リットルゴミ袋2つくらいは拾うことができた。登山道は飴やコンビニおにぎりの復路程度だが、スキー場のゲレンデとなると、ライターやペットボトルや昭和の空き缶などいろいろな収穫がある。

・朝一でMTB一行が入山、また、道中で神流知り合いと見られるトレラン二人組を目撃したが・・・当グループは雨にやられて困憊だったため挨拶できず残念。

・茨木山コース下山に備えて車を回しておいた温泉施設駐車場には「温泉スタンド」なる温泉をためておくための受水槽があり、温泉を汲みに来る人がその前に停車するらしい。知らずにそこに長時間駐車してご迷惑をおかけしてゴメンナサイ。

・この日の夜は鹿沢温泉に宿をとり、翌日の「夏の陣」を前にスカイランナーさんを交えて盛大に飲み会。しかし、自分は途中リタイヤで第一関門突破ならず・・・。

・いよいよ、明日はアルパイン鹿沢「夏の陣」にチーム参戦なのだ。

◆アルパイン鹿沢 http://ameblo.jp/yukiyamasanka/

つづく・・・

    

この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009.9)

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コメント

雨ニモ負ケズ☂
清掃登山お疲れ様でした。
小雨はしっとりと風情が有りますが、大雨で大変でしたね。

投稿: こぽち | 2011年6月20日 (月) 17時26分

ちょっとした苦行になってしまいましたが、これはこれで楽しめました。
晴れた日にまた登りたいですね。

しかし自分主戦場は夜なのであります。

投稿: つむじ | 2011年6月20日 (月) 18時00分

>こぽちさん
お会いできると思ってましたがご挨拶できてよかったです!
夏の陣運営もお疲れ様でした!(我がチームの周回数の水増しを頼めばよかった・・・?)
四阿山頂上から一面のキャベツ畑を望める予定でしたが、とてもそんな天気ではありませんでした。でも、鹿沢のイベントがある限り四阿山にもいつでも登れるような気がします。

>つむじさん
雨の中お疲れ様でした。あの日は四阿山の下見にすぎないので、今度はGOTTI氏を案内してリベンジしてください。晴れてれば絶景ですよ!
夜の主戦場は私、敵前逃亡しました・・・その代わり一人朝練やりました!

投稿: 山系ENJOY | 2011年6月20日 (月) 22時14分

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