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2011年6月 9日 (木)

「教育勅語」に倣う

※右だの左だの特定の「思想」「信条」を語るものでは一切ありません、単なる徒然日記にすぎないので (先人には申し訳ないが) 軽く読み流しを・・・

             

御年105歳にもなる「ばあさん」(親しみを込めた敬称≒毒蝮流)が毎日毎日勢いよく唱えている・・・そのうち壊れてしまうのではないかと心配するほど激しい日もある。

「なんじ臣民・・・ ふぼにこうに・・・ けいていにゆうに・・・

夫婦あいわし!!!」 

なんのこっちゃ?と思い続けてすでに4年くらい・・・ばあさんは一年中唱えていることが多い。なかなか厳しい表情もする(・・・よほど思い入れがあるのだろう)。

    

ふと、気になっていろいろ調べてみた。この言葉はいったい・・・?

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◆教育勅語

~前略~

爾(なんじ)臣民(しんみん) 父母に孝に 兄弟(けいてい)に友に 夫婦相(あい)和し 朋友(ほうゆう)相信じ 恭儉(きょうけん)己れを持し 博愛衆に及ぼし 學を修め業(ぎょう)を習ひ 以(も)って智能を啓発し 徳器(とくき)を成就(じょうじゅ)し、進んで公益を広(ひろ)め 世務(せいむ)を開き 常に国憲を重んじ国法に遵(したが)ひ 一旦緩急あれば義勇公に奉じ 以って天壌無窮(てんじょうむきゅう)の皇運(こううん)を扶翼(ふよく)すべし 是(かく)の如(ごと)きは 独(ひと)り朕が忠良の臣民たるのみならず 又以って爾祖先の遺風を顕彰(けんしょう)するに足らん

~後略~

明治二十三年十月三十日

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◆現代訳

(※訳もいろんな解釈があるが、まぁ自分なりにこれと思うもの)

あなた方臣民よ、父母に孝行し、兄弟仲良くし、夫婦は調和よく協力しあい、友人は互いに信じ合い、慎み深く行動し、皆に博愛の手を広げ、学問を学び手に職を付け、知能を啓発し徳と才能を磨き上げ、世のため人のため進んで尽くし、いつも憲法を重んじ法律に従い、もし非常事態となったなら、公のため勇敢に仕え、このようにして天下に比類なき皇国の繁栄に尽くしていくべきです。これらは、ただあなた方が我が忠実で良き臣民であるというだけのことではなく、あなた方の祖先の遺(のこ)した良き伝統を反映していくものでもあります。

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『教育勅語』とは、一定の世代の方々には良くも悪くもたいへん「馴染み深い」もの(らしい)。その実情・評判・解釈には国内外から賛否両論あるようで、ネットでちょいと調べればすぐに分かることなのでここでは触れない。見る人が自由に判断すればいい。

個人的には、中段のこの一節はなかなか深いものがあって、道徳的というか、120年も経った今日でも、なるほど心に届くものがあるような気がする。

     

さらに、「非常事態」「公のため勇敢に仕え」やら「皇国の繁栄」「良き臣民」あたりは、当時の時代背景からすると、天皇制や軍国主義につながる微妙な解釈となる(らしい)が、冷静に考えてみると、先の震災やその後の混乱・何とも言いがたい政局といった一種の「国難」に直面した今日にも通づるものがあるのではないか・・・と自分は思う。

今こそ結束の時、「今の時代のためだけではなく、長年、大地を守ってきた祖先に報いること」には十分に共感できる。

     

『教育勅語』には『12の徳目』という「概略」みたいなのがあって、こちらもよくまとまっていてわかりやすい

1  親に孝養をつくそう(孝行)
2  兄弟・姉妹は仲良くしよう(友愛)
3  夫婦はいつも仲むつまじくしよう(夫婦の和)
4  友だちはお互いに信じあって付き合おう(朋友の信)
5  自分の言動をつつしもう(謙遜)
6  広く全ての人に愛の手をさしのべよう(博愛)
7  勉学に励み職業を身につけよう(修業習学)
8  知識を養い才能を伸ばそう(知能啓発)
9  人格の向上につとめよう(徳器成就)
10 広く世の人々や社会のためになる仕事に励もう(公益世務)
11 法律や規則を守り社会の秩序に従おう(遵法)
12 正しい勇気をもって国のため真心を尽くそう(義勇)

    

さて、12のうち、いくつ頑張ってる?できてること、未熟なもの・・・どれ?

自分の課題は、そうねぇ・・・「5」「4」か「9」か・・・いや、当面「」だな。

     

※しつこいようですが、勅語の理解に深い意味はないので、「ふざけてる!」などの批判は遠慮したい、その筋の方、ブログ炎上はご勘弁してほしい。

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