『群馬県の山』の本
ぐんま百名山巡りに欠かせない参考書のうち、バイブル『ぐんま百名山』(上毛新聞社編)とともに頼りになる一冊が、本家山系(ヤマケイ)じゃない、ヤマケイ(山と渓谷社)から出ている・・・新・分県登山ガイド9『群馬県の山』だ。
改訂版 群馬県の山
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これは上毛新聞社のガイドブックと違って、さすがヤマケイだけあって全ページカラー刷りで眺めるのが楽しい。また、山の概要とコースマップとチェックポイントに加えて「ワンポイントアドバイス」でさらに注意箇所を確認できる。
この本で押さえているのは64コースで70山くらいで、初版は2005年3月とあるが、ぐんま百名山制定と前後しているせいか、百名山に含まれていない「いい山」も多数紹介されているから、玄人好みかも知れない。
当然、「ぐんま百名山」でこの本に掲載のないものも非常に多い・・・ということはぐんま百名山であり、『群馬県の山』に掲載のある山は正真正銘の名山といえる、か?
実は、この本は日頃からお世話になっている知り合いの熱血おじさんにもぜひ読んででもらいたいと思い、先日最新版を購入した。
自分が持っているものは1,500円なのに、会計したら2,000円近くした。「本の値段っていつからそんなに価格変動が激しいものになったのか?」と目を丸くして見比べてみたら、本書は『改訂版』と表題がついていて、確かに表紙の写真が違う。
掲載されている山やコース・ページの写真はほとんど変わりがなく、微修正を施した程度。まぁ、一度買ったら何度も買う本ではないし、出版不景気が続くこのご時世、多少は仕方ないか・・・。
※余談だが、『ヤマケイ』では近年、定期的に「西上州の山々」が特集されることが多いけれど、この山域は岩が多く、登山道も万全とはいえないので注意が必要。本書後半の数ページも危険度の高い山が続く・・・。
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