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2011年8月 6日 (土)

★立岩(南牧村)★

ぐんま百名山「立岩」1265Mへ。

荒船山の南方に位置する立岩はなかなかの絶景の岩峰として知られ、別名「西上州のドロミテ」とも呼ばれてマニアには結構有名なところ。

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国道254号で山間の下仁田町からさらに山奥に分ける南牧村(なんもく)は、高齢化率日本一とかいわれる過疎地帯で、なるほど、「道の駅なんもく」などはまだまだ序の口、市街地(?)の奥の集落の奥のその奥にまで民家があり、驚かされる。

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9時半すぎに線ケ滝のところの駐車場に停める。今日はちょと手強そうな山なので先行2台駐車があったのでを見て、内心ホッとする。

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沢沿いから入山。立岩は東峰と西峰があり、ガレ場・鎖がある東から登って西を経由して下る周回が可能。下の写真地図では記されていないため、誰かが直統コースをチョークで書いている。

「威怒牟幾不動(いぬむきふどう)」はこの山の特徴的名跡らしい・・・のでよく覚えておこう。いぬむき・犬向き・・・?猫向き?

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威怒牟幾不動への直線と右に分ける直登コース分岐で下山女性に会う。10時前にしてもう下山とは、朝早くから登ったのだろうか・・・と思いながら話を伺うと、周回コースをとおり、山頂付近で「熊の気配がする(糞が有る)から注意したほうがいい、クマ鈴は持ってる?」とのアドバイス頂き、やっぱりか・・・とビビル。

その後はしばらく樹林帯の急坂。クマというよりカモシカの雰囲気がするが見当たらず。

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30分と登らないうちに、鎖場に出る。まずは長い鎖が迎えるが、ここはただのガレ場で、鎖頼らずに登れる。

その後、右へ登る岩場が立岩コースの難所といえば難所で、右に深く切れている岩を斜めに登る。太い鎖がつけられているのでそれほど怖いものではない。

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それを過ぎれば稜線に出る。この山は道標がしっかりしていて、距離も明記されているので心強い。サルノコシカケ。

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そこから5分ほどでまずは東の山頂に着く。こちらにはこれといった標識はない。これから先に続く西峰がそびえる。

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さらに西に10分ほど行って稜線に出ると、再び展望スポットに出る。

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黒滝山(九十九谷あたり?)やみかぼスーパー林道の崩落箇所(下仁田町付近?)

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麓の集落も箱庭のように見える・・・恐る恐る覗いてみる

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さらに西に5分行くと再び北側が開けていて、「西立岩」山頂の標識。後ろは毛無岩。

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次に来た時に目指したい行塚山(経塚山)は荒船山系。左にローソク岩。

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そして、立岩標識の先で見たものは・・・

なんと登山道にデカデカ、モリモリと黒い塊が・・・なんじゃこりゃ!とぞっとする。アップだと大きさがわからないが、右上の写真で登山道道幅と比較すると、ドッサリと大きいことがわかるでしょう・・・。

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入山直後に出会った女性ハイカーが言っていたクマの糞がこのことだとすぐに察する。ハエが飛んでいるということは新鮮?なのか・・・少し身震いがして、クマ鈴をジャラジャラ握る。

毛無山~トヤ山~黒滝山~九十九谷がきれいに見える。

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相変わらずクマの気配に怯えながら足早に下山を目指す。復路は威怒牟幾不動方面を目指す。岩場の急坂や樹林帯、鎖場などをパスする。

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途中、荒船山への分岐点を確認して次回の山行に繋げる。行塚山~毛無岩中間に出るコースは登山図では「点線」・・・標識は荒れていたが道は大丈夫そう。

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分岐を左に分けて再び威怒牟幾不動(いぬむきふどう)を目指す。しばらくするといきなり開けて巨岩から滝が降ってくる神秘的かつ不思議な空間に出会う。

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マイナスイオンたっぷりのこの空間は、「裏見の滝」風に滝を眺めることができる。滝つぼまで行けるし、危ないところではない。

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いぬむき不動について詳しく知りたい方は・・・

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最後は荒船(星尾峠)から来る道と合流すると、線ケ滝駐車場も近い。沢で無邪気に遊ぶ子ども達を横目に無事に車に到着、お疲れ様。

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<所要時間> ※時刻 ※一部、クマが怖くて駆けているので「追いクマ参考タイム」だ

線ケ滝駐車場9:55~立岩・荒船分岐10:05→東峰10:45→西立岩11:10→威怒牟幾不動11:40→駐車場12:05

<振り返り>

①山登りの人には「立岩」はそこそこ知れた山・・・(確か)本家『山と渓谷』にも取り上げられることがある。

が、行程はそれほどでなくても、同じ山域の荒船山に比べれば年間のハイカー総数は300分の1くらい(推測)ではないかと思われる・・・。アクセス不便で山深い面もあり、単独行はちょっと不安も残る。それに、今日のようにクマ騒ぎは怖い。

②駐車場から徒歩5分の線ケ滝はなかなかのもの。立岩に来たのなら、線ケ滝必見、見なけりゃ損だ。山登りではなくても、ドライブ、川遊び、観光でもオススメ。冬は凍るらしい。

③今日も荒船山まで足を延ばすことも考えていたが、初めてのところで単独なので敬遠した。立岩はなかなか面白いところなので、秋の紅葉期に荒船・星尾峠含めて登りに来たい。

④南牧村・・・山水画のような景色と称されることもあるらしいが、奥にいけばいくほど不思議なところ。これは探り甲斐が有るゾ。

⑤立岩は岩山ではあるが、技術は里山登山程度・・・。7月に登った近くの「高岩」の比ではないかな・・・?

また、近くに碧岩(みどりいわ)・大岩というところも比較的有名だが、こちらは手強そうな情報。

<おまけ①> 

線ケ滝はまさに「一直線!」でたいしたものだ。南牧村は滝の名所が多く、カメラ愛好家にも人気らしい・・・ぜひ今度は滝もあちこち行きたい

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<おまけ②>

帰りに何気なく立ち寄った「南牧村生涯学習センター」・・・これがまたヒットだった!要は、田舎によくある「民俗資料館」「農具・漁具・民具展示館」なのだけど、完全に非営利=無料で、早い話が「廃校が古民具置き場」となっている感じ。

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小学校(廃校)を利用しているため、置き場所に余裕があったのか、3階までの教室も廊下も何とか室もみんな展示品がびっしり・・・昔懐かしい古民具や職員さんのお話たっぷりで1時間ではとても見終わらないところだった。

自分はこの手の資料館が好きで各地見て歩くが、この規模は相当のものと感じた・・・飾り気なく、雰囲気がいいので次回こそはじっくりと見てまわりたい。

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009.9)

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