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2011年9月10日 (土)

御飯岳 (おめしだけ)

群馬県西部の嬬恋村と長野県下高井郡高山村の境にある御飯岳(おめしだけ)2160Mへ・・・。大詰めを迎えた「ぐんま百名山」の久しぶりの登頂を目指す。

基点となるのは行き止まりの「毛無峠」で・・・こんな最奥地に行く人がいるのか?と思いきや、なんのなんの南野・・・現地に着くとハイカー(マニア)・ツーリングバイクやドライブ車も多数あり、びっくりした。

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そして、遮るものの何もないこの広く青い大空をトンビのように旋回していたのはなんと無数の模型グライダーで・・・さながらオフ会のような光景が繰り広げられていた。プラモ好きの子どもがそのまま大人になったようなおじさんたち。ある意味興味深い。

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さて、本日の行動計画は・・・この「毛無峠」駐車場を基点として、

①毛無山・御飯岳往復 ②破風岳・土鍋山往復 ③小串鉱山跡を散策

としたい。御飯岳(おめし)だか土鍋(どなべ)だか、食べ物系の山名が多いところで、心配なのは深いヤブや熊の問題・・・。ただ、ハイカーが数組入るのを見たのでちょっと安心。

       

◆第1ステージ 毛無山経由で御飯岳往復

一帯は少しずつ紅葉が始まっている感じ。御飯岳までではコースもハッキリしていてヤブも最近少し刈られた感じなのでまったく心配なしだった。二組を抜いて1時間で山頂へ到着。

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山頂は多少開けていて南に浅間山・四阿山・浦倉山・根子岳が見える。

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また、すぐ北には横手山・笠が岳・焼額山とか志賀の山がきれい。

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トレーニングを兼ねて時間を決めて駐車場まで一気に下る。多少の上りも頑張る。毛無山はやっぱり紅葉始まり。高山植物はリンドウとか多い。

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2時間弱で駐車場へ。硫黄鉱山の索道跡が数本目立つ。

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◆第2ステージ 破風岳と土鍋山往復

御飯岳をパスの後、正反対の二つの山を目指す。ジグザグの急登を進んで破風岳分岐を左に分けてまずは土鍋山へ。御飯に比べると藪が深くなっているのでちょっと注意。

花びらが開いている(虫を誘う?)リンドウは珍しい?

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稜線からの土鍋山と山頂標識。「土鍋山は1999Mでミレニアムの年にはハイカーで賑わった」とガイドブックにある。へぇへぇへぇ。

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帰りに破風岳に寄る。なんだ、こちらも1999Mみたい。最初に登った御飯岳の景色がよく見える。この時間(13:00)になると長野県側からガスが濃く上がってきた。

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再びジグザグを下り、午後になって首都圏から駆けつけてきたらしい模型グライダーのおじさんたちの盛り上がりを横目に第3ステージへ。

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◆第3ステージ 小串鉱山跡の散策

今日の最終目的地、小串(おぐし)鉱山跡へ。小串鉱山についてはネット上に情報が多数あるのでそちらを参照されたい。

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鉱山跡までだいぶ下っている。振り返れば破風岳(左)と毛無山(右)

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最後、ダートの緩やかな上りの林道を頑張って駆け上る。同行者はそれぞれ再来週に信越五岳や菅平トレイルを控えてその練習に最適とニヤリ・・・前後から刺激をもらって自分としてもかなり追い込めたので満足した。

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頭上では模型グライダーが旋回・・・これ、急降下するとものすごいスピードでエンジンがないため機械音はしないが風を切る音がすごい。

こんな奥地で一日中模型グライダーを飛ばすおっさん集団にびっくり。しかし、あちらも縦横無尽に走りまくる様子を朝から全部見られているので、変わり者はお互い様だった。

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<所要時間> ※時刻 あまり参考になりません

毛無峠駐車場9:30→毛無山→御飯岳10:25→毛無峠駐車場11:20→土鍋山12:10→破風岳12:50→毛無峠駐車場13:10→小串鉱山跡(地蔵様ほか)13:40~14:00→学校跡?→林道→毛無峠駐車場14:50

<おまけ>

・本来はパルコール嬬恋リゾートから浦倉山経由で土鍋山を目指す予定であったが、予定変更で毛無峠駐車場まで長い道程をかけて向かった。この時期、藪が高く、浦倉山~土鍋山は片道2時間半のCTと破線で怪しいので、今日のところは無理せずに成功だった。

・この一帯は紅葉や初冬でも景色がよさそう

・小串鉱山で先人達の苦労を偲ぶ。事故の慰霊のための地蔵様や旧蹟の建物は今でも整備が行き届いているようで、とてもしっかりした施設だった。新聞記事や書物の展示もありいろいろ学び感じる。

・帰路、須坂市に抜ける途中の見晴らしから「北信五岳」を展望。しかし、濃い霧で全く見えず・・・。再来週、ペーサー(全110kmのうち後半の44km区間)で参加予定の信越五岳トレイルレース・・・お相手の方の期待に沿えるよう頑張りたい。

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009,9)

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コメント

長時間運転お疲れさまでした。車中も飽きさせない工夫をしていただき、おかげ様で久しぶりの山旅を楽しめました。
トレイルでは他に誰にも行き会わないのでは? と期待していましたが(笑)数組すれ違ったでしょうか。行ってみないとわからないものですね。

信越五岳の方もよろしくお願いします。初めての距離なので不安は尽きませんが、よいネタを提供できるよう努力しますので。

投稿: hot | 2011年9月12日 (月) 06時58分

お疲れ様でした。
最後のダート。どんなに頑張って走っても歩いているのと変わらない速度の私。
5分も走ると疲れて、心が折れて歩きたくなってしまい・・・
ずっと前を走る山系さんが歩いたら私も歩いちゃおう!と思っていましたが・・・
その願いは叶わずcrying
おかげでとっても良い練習になりました。グライダーおじさん達の「この女あの鉱山跡からずっと走って来たぜ!マジ変人!」という視線なんて全く気にせず自分を褒めまくりニヤついてしまいましたよhappy01
思っていた以上に景色が素晴らしく、トレーニングとしても充実した一日でした。
ありがとうございました。またよろしくお願いします。

投稿: hasemama | 2011年9月12日 (月) 14時36分

>hotさん
マニアな山に同行有難うございました。「ぐんま百名山」の未踏もだんだんと単独で入れる山が限られてしまいましたので誰かいてくれるだけで本当に助かります・・・。
小串鉱山跡はいろいろ調べてみるとほんの触りくらいしか見ていないみたいです。もう少し下調べして、時期を変えてまた行ってみたいです。霧のときは避けましょう。カモシカに会いたいです。

>hasemamaさん
よくよく調べてみると、毛無峠はラジコングライダー(モーターグライダー・スロープグライダー)の聖地のようで、かなり情報が出てきました。確かに、死角がなく、仮に落ちても回収できるし、あの風景は絶好のロケーションなのでしょう。最初「危ねんじゃねぇか?」と思ったけど、エンジンがないし、まぁそれほど迷惑でもないので、縦横無尽に駆け巡るトレラン練習とお互い許容範囲というところか・・・グライダーはそれほど高価ではないみたいだし、逆に興味を持ってきた・・・。
またよろしくお願いします。多方面でお励みください。

投稿: 山系ENJOY | 2011年9月12日 (月) 22時29分

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