ダイヤモンド★富士
昨年末の山行をようやくアップ・・・楽しくも長い一日だった
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2011年12月29日(木)、桶川師匠はじめオレンジ組の方々と富士山麓「竜ヶ岳」へダイヤモンド富士を見に行った。実は一昨年、ダイヤモンドならずの竜ヶ岳に行っているので二度目となる地。
そして今回は雲ひとつない天気でダイヤモンド がど真ん中にキラリ
午前2時に家を出て、いろいろ回ってほぼ予定どおり6時には本栖湖に到着。上州組と関東近県から組の皆さんが集まってきた・・・総勢15名前後?
日の出前、明るくなった駐車場からも雲ひとつ無い富士山のシルエットが目視でき、自ずとテンションが上がってくる。
自動ドア完備の気の効いた駐車場で用事を済ませ、本栖湖キャンプ場からまずは竜ヶ岳に向けて入山・・・せず、先行集団はキャンプ場の中で登山口が分からずに道迷いになっていた。
竜ヶ岳登山口から石仏の見晴らしあたりまで来ると富士山がドーンと見える。日の出は過ぎても、富士山の頭から日が昇る「ダイヤモンド富士」はその30~40分後と思われるので焦らない焦らない。
展望のあるのぼりをジグザグジグザグと上っていく。前回来た時よりもかなり暖かいようで、霜柱とか積雪が少ない。
ちなみに竜ヶ岳は本栖湖から見ると単なる丘に見えなくもないが標高は1485Mあるので、そこそこの山ということ。
富士山ばかりでなく、北の山も朝日に照らされて美しい。大菩薩峠や上野原の方の山なのだろうか・・・う~ん不案内で山名不詳。
山頂まであと100メートルくらいの位置で、ほぼ見込み7時45分を迎えると、富士山山頂ど真ん中から待ってました、ダイヤモンド。見る見るうちに昇ってくる。なるほど見事だが、逆光で写真難しい。
本栖湖へ下る分岐あたりの笹原からの眺め。
一方、山頂近くは冷え込んでいて木々は霧氷でこれもまたきれい。やはり寒い所には間違いない。
麓から1時間20分くらいで開けた山頂へ着く。
むむ?向こうに素晴らしくそびえる雪山はなんだ?南アルプス(北岳・甲斐駒ケ岳)が間近に見えて、右には八ヶ岳の峰々。
限られた時期のダイヤモンド富士スポットで写真愛好家やハイカーが多いと思いきや、数組程度、カメラマンも少なくてちょっと拍子抜けだった。ただ、正月元旦の御来光にはツアー含めて大賑わいとのこと。
とりあえず記念写真。逆光の面々は彫刻の森のブロンズ像のようだ。
山頂でゆっくりして、次なる目的地「雨ケ岳」(写真手前のピーク)へ。竜ヶ岳より標高も300Mくらい高く、北面なので雪が残っていて凍っているので滑りやすい。
最後まで結構登り挙げてようやく雨ケ岳山頂。こちらも富士山が見事。山名標識があるし、竜ヶ岳よりいい展望かもしれない。
日本ニ百名山「毛無山」へ続く縦走路は今日はパス。素直に折り返して、まずは途中の端足峠(はしたとうげ)を目指して下ることにする。ソールが磨り減っていたり下りが心配な人は軽アイゼンを装着する。
端足峠から、本栖湖へ下るコースは北斜面で結構雪が残る。一旦解けて凍った感じで滑りやすい下り。
このコース、一昨年は凍結のため危険で引き返したルート。今年は慎重に下って難なくクリアした。
真下に見える本栖湖を目指して駆け下り、湖畔分岐からはロードに出る。ロードを4キロくらい走って11時55分に本栖湖キャンプ場に着いて終わり。
今回は想定どおり周回コースで二倍楽しめた!バンザイ。
<所要時間> ※全体的に駆け足なので参考にならず
自動ドアトイレ駐車場6:30→本栖湖キャンプ場→竜ヶ岳登山口6:55→石仏7:15→あずまや7:25→中腹でダイヤモンド富士7:45→竜ヶ岳山頂8:00~8:20→端足峠→雨ケ岳9:40~10:05→端足峠10:50→本栖湖半→本栖湖キャンプ場11:20→自動ドアトイレ駐車場11:55
<ルート> ※ヤマレコより引用
<振り返り>
①今年は全体的に雪は少なく、竜ヶ岳まではアイゼンなしで行けたが冷え込みはそれなりだった。
②ダイヤモンド富士見物のハイカーさんの大半は竜ヶ岳往復だが、そこから先、「端足峠から雨ケ岳間」は標高がさらに300Mほど高くなり積雪やアイスバーンがあり様相が変わる。加えて、「端足峠から本栖湖下山コース」は北斜面でもあるので凍結箇所多数あり。よって、軽アイゼン持参で行くと安心感が違う。
【参考】 ▲軽アイゼンのこと▼
③ダイヤモンド富士は山頂から眺めるより中腹より下くらい(あずまやあたり)から写真を撮る方が高度差が出ていいのかもしれない・・・。
④本栖湖は一周11キロらしく、時間があれば左回りで次の⑤にあげる「千円札の景色」を眺めて歩いて回ることもできる。
⑤本栖湖に行くなら定番の観光スポット・・・本栖湖畔の展望台から望む富士山は「千円札の裏にデザインされた景色」なのだ。
【参考】 ああ河口湖マラソン 2010.11.28
⑥一説によると、この日12/29、トレイルランナーのK木様は山頂目指して富士山を軽々と登っていたらしい・・・さすがに中腹で引き返したそうだが極寒の中でマジ?「人と同じことをしていたら強くなれない」といつも仰るが・・・すごいな。
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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。
エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。
気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009.9)
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