秩父札所巡りラン④
12月1日、朝から冷え込んで小雨が降る中、秩父札所巡りの最終回、33番から34番へ向かう山越えコースへ挑戦。
頻繁に熊が出るらしいので、「折りたたみ傘」「熊鈴」「防寒装備」徹底でいく。
第1回は2010/11/16に1~19番の25km、第2回は2011/4/28に19番から30番まで約30km、第3回は先月11/15に三峰口駅から31・32・33番まで45kmくらいを巡ってきた。
12月に入り、冷え込んだり雪が降る前に残りを済ませましょう!
【参考】 秩父札所巡りラン① 秩父札所巡りWalk 秩父札所巡りラン②
基本的に、「前回の到達点から次へ向かう自分ルール」を課している(=バスやタクシーなど使ってはダメ・・・)ので、今日のスタートは33番菊水寺(秩父市下吉田)から入ることになる。
最初、皆野駅に向かうも有料駐車場見当たらずに予定変更、結局、菊水寺に停めさせてもらう。
10時半過ぎにスタート、ロードが続くが小雨にやられて標識見落としてしまうことが多く、道の駅(龍勢会館)あたりで多少道に迷いながら、峠越えの分岐へ向かう。
今日向かう峠は霧の中・・・ガンバレ日本!猪木?
峠分岐からは傾斜があったり獣気配もあるが、意外と走れる道で見頃の紅葉の中で足取り軽く進む・・・。
こういう道祖神(道中安全)もいいねぇ
水潜寺までもうひと山。ロードシューズ(ターサー)を履いてきたがコースは完全にトレイルランニングコース。距離はそれほどでもないが変化に富んでいて気持ちいい峠。
ピークは破風山分岐となる「札立峠」。このあたりで熊出没が多いらしく、11月も週1ペースで出会っているらしい。同じ熊なのか?
滑りやすい岩場の下りを10分ほど駆け下りれば、突如寺院があり、結願の寺「34番水潜寺」へ到着。気さくな住職さんと話し込み、いろいろ情報もいただく。
復路は皆野から吉田に抜けるロードを走って車のある菊水寺へ急ぐ。
といっても、往路で通った江戸古道では9km程度の33→34番も、車道を回ると15km近くあるのでここが今日一番の頑張りどころ。
土地勘がないため菊水寺の方向が曖昧で、近くの温泉施設「星音の湯」の看板を頼りに雨に負けず結構なペースで急ぐ。
13時50分、賞味3時間で無事に車に戻る。ロードあり峠ありで短時間でかなり楽しめたコースだった。普段車で通過している道をひたすら走る自分に酔った一日・・・。
<所要時間> 時刻 ※全て走っているので巡礼の参考にはならず
33番菊水寺10:40→龍勢会館11:05→札立峠12:00→34番水潜寺12:15~40→33番菊水寺13:50
<おまけ>
①秩父札所巡りは4回に分けて100kmおしまい・・・
後半の寺が山深いのでどう頑張ってみても2回、いや3回は必要か・・・。春になったらガッツリ50km×2行けたらいいかな・・・。盆地の夏は暑くて全然適さない感じ。
ちなみに、夜通し100km歩く健脚巡礼者もいると聞く。
②昨秋に第1回目に入り本日結願・・・何度巡ってもいいそうだが、次回はもう少し信仰心を抱いて(今回もそれなりに思うところあって出かける訳だが)しっかり訪れたい・・・。
③秩父札所巡りグッズ(地図・本・携行品等)はさまざまあり、札所1番四萬部寺とかで調達可能。ポケット地図やガイド本は目を通したい。
④12月3日は秩父夜祭・・・京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに「日本三大曳山祭り」に数えられる(らしい)。何度か訪れたことがあるが、屋台もいいが、クライマックスの花火も美しい!見物客22万人!!という人手・・・警備にあたる警察官さんもご苦労様です
---
この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。
エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。
気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009,9)
| 固定リンク
「秩父札所巡り」カテゴリの記事
- 武甲山(応援と登山)(2013.06.09)
- ヤギふれあい牧場☆(2012.09.22)
- 秩父札所巡りラン④(2011.12.01)
- 秩父札所巡りラン③(2011.11.15)
- 武甲山が熱い!(2011.04.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント