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2012年1月 3日 (火)

熊野神社から霧積

1/3正月恒例の熊野神社参拝ランのため旧碓氷峠へ。

昔の中仙道の宿場町「坂本宿」から旧碓氷峠(アプトの道:めがね橋ではない)の山中を越えて熊野神社(群馬県側/長野県側にそれぞれ存在する)を目指すコース。わかりやすく言えば、安政遠足侍マラソンの「峠コース」8km部分プラスαか・・・。

一番のお目当てはこれだったりする・・・※村の新年会ではない!

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さて、思い起こせば、4年前の箱根駅伝で東洋大柏原クン(当時1年生)の好走で往路優勝した翌日、復路の失速を心配しつつポケットラジオで応援しながら熊野神社まで一人願掛けランニングしたら見事総合優勝した。

以来、毎年この日には熊野神社に向かうことを恒例としている。その他、練習コースとして年に数回向かう地。

【参考】 2009年(記録少) 2010年(不審車両騒ぎ) 2011年(コース概要)

     コース概要は 遠足直前の2010.5.4 あたりから・・・            

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で、今年2012年は昨日の1~4区の東洋大好走で、もう願掛けも必要ないほどのタイム差で復路に入る今日・・・

とりあえず、恒例なので坂本~熊野神社へ。今日はマカロニさんとhotさんから刺激をもらうため同行してもらったのだが様子は如何に・・・。

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今日は陽射しもあり比較的温かく、山中も雪がほとんどなくて晩秋のよう。昨年は本大会中止のため、丸1年ぶりに入る碓井旧道・・・

気になるのは一部崩落や地割れ箇所があり、地震の影響なのか台風なのか、コースの様子が少し変化していることはすぐに分かった。すぐに支障が生じるほどではないが大会開催は大丈夫かな・・・。

山中茶屋過ぎの飯喰い坂から廃バスの辺は地割れ?の影響なのか昔の水道管が露出している。残り3kmの道標も崩落していたような気がするが・・・。

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ラスト2キロあたりは森林伐採工事が進んでいて、車両が入るためかなり踏み固められて緩やかな傾斜がだいぶ走りやすくなっていた。

その後の林道に出てからは日陰に多少雪が残る。

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健脚2名のリードのお陰で自身のPBタイムを大幅に更新、坂本C9カーブ~熊野神社1:15くらい(一人で行けば自分に甘いので頑張っても1:30くらい)と走り中心で往路満喫。

熊野神社参拝と力餅食事&一杯と見晴台で休憩する。東の見晴らしはうっすらと筑波山が見えたのは驚き。神社は参拝客で賑わっていた。

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熊野神社・・・真ん中が県境で左のお賽銭は熊野皇大神社(長野県)で右は熊野神社(群馬県)

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休憩後、時刻は12時30分・・・このまままっすぐ坂本へ下る(30分くらい)のは少々物足りないので、初めて霧積温泉周回コースに挑戦してみる、当初の計画通り。

こちらは雪が多くあり、北斜面で冷え込むせいか斜面のツララや沢の凍結がすごい。冬場は猟師や地元の人以外はほとんど入らない雰囲気。

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長いダート林道が終ると山道へ。この道は霧積温泉が孤立する(何年かに一度、下の車道が崩落通行止めになる) と緊急時に避難するコースらしい。

意外とタフな下りを快調に下り、霧積温泉「霧積館」の屋根が見えてきたらとりあえず一安心・・・。なかなか面白いコースだった。

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霧積館から熊野神社へはCT3時間か・・・駐車場のワンチャンは山から突然現れた野郎たちに大喜びで飛びついてくる。「帰らないでくれい」と泣き叫ぶ。いつも暇かな?わんちゃん。

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最後の霧積から坂本へひたすらロード下り10km弱をかなり追い込んで走り、久しぶりに壮絶だった。

昨日見た箱根駅伝(今日は片耳ラジオで復路観戦中)の影響もあり、先行者に食らいつく魂を見習い、マカロニさんについて激走してミタ。

道行く車は相当奇異の目で見ていた。(おじいさんハンターは猟銃を抱えて徘徊していた?)

長野新幹線の橋梁と、このロードを想定して履いてきたソールの磨り減ったトレラン靴、へへへ。

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ここ1年ほど感じることがなかった「心地いい疲労感」が残る。単独ではなくて同行者から刺激を受けるハードな練習方法を再認識した一日。

峠の湯から裏妙義を望む お疲れ様、ホント疲れた。

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<所要時間> ※基本トレラン練習  後半ロード部はやりすぎ

峠の湯→C9カーブ地点(山への入り口)10:20→覗き10:35→山中茶屋11:10→熊野神社11:35~12:45→霧積への林道終点13:25→霧積温泉13:40~50→坂本「玉屋ドライブイン」14:25

<おまけ>

①単独とちがった追い込みランは文字通り精神的にも鍛えられるので効果的か

②熊野神社から霧積周回はなかなかのマニアコース、さらに上級マニアとして、熊野神社~留夫山(一等三角点)を経て鼻曲山(ぐんま百名山)を拝んで十六曲峠経由で霧積温泉に下山するコースが作れるが、あまり聞いたことはない。そもそも、霧積から坂本を激走する人自体、そう多くない。

③碓井旧道~霧積周辺、クマ出没情報多く、冬期以外は注意必要らしい

④峠の湯あたりで衰弱して困っていたカモシカ老婆(?)、さらし者のようでかわいそうなので写真も自粛。役所の方、正月明け早々に対応してあげてほしい。天然記念物様だし・・・。

⑤しつこいようですが、ミックスの力餅は希少。そして元祖は玉屋なのだ。

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009,9

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コメント

お楽しみ様でした!
玉屋のミックス力餅はココロとカラダのエネルギー源ですね。
新潟県の某アウトドアショップでは、「きびだんご」(桃太郎の絵柄が付いてました)を「元祖日本のパワーバー」として販売していました(笑)
次回はお供させてくださいませ。
今年も宜しくお願い致します。

投稿: こぽち | 2012年1月 4日 (水) 05時23分

ミックスゲットお疲れさまでした。
わたしゃ~もうちょっと暖かくなってから
食いに行きますわ(笑)。

今年の東洋、鬼のように速かった(驚)。
1度地獄を見た人間は成長するのかな?

投稿: ACバンタム | 2012年1月 4日 (水) 16時05分

>こぽちさん
あけましておめでとうございます。そしていつもありがとうございます。確か遠足経験者のこぽちさんも碓氷峠旧道コースは何となく想像がつくコースでしょうか。今年は雪が少なかった・・・というより同行者が速過ぎて景色を楽しむ余裕なしでした。
熊野神社でミックス餅のほか、帰りに玉屋でも休憩してきました。おばちゃんに「テレビ見たよん」と伝えましたが正月で忙しそうでした!

>バンタムさん
1月に入り月末のフルマラソンの練習のつもりですが、相変わらず山中心で一行にロード練習できない・・・この日の最後の10Kはかなり追い込むことができました。マカロニさんたちのお陰です。翌日も心地よいかなりの疲労感です。

しっかし東洋大は速かったですね~トップ選手のタイムの影響を受ける繰上げスタート校がなんだか気の毒でしたネ。

投稿: 侍系ENJOY | 2012年1月 4日 (水) 23時12分

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