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2012年1月 8日 (日)

ミニマスのレポート!

トレイルランナー.JPからMINIMUS(ミニマス)が届いて2ヶ月弱・・・

このミニマスは「ソールの薄さ」だけではなくて、実は「シューズ全体の生地の薄さ」も特長で、おそらく夏仕様に作られているから、晩秋~初冬の山ではなかなか試せる機会が少なかった・・・ようやくその試着・試走レポートを報告だ!

(と締め切り間際まで遅くなった言い訳をしつつ・・・) さぁいってみよう!

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◆試着・試走の様子

MINIMUS「MT00」はロードタイプと一線を画して「トレイル用」とのことなので、なるべく山に出かけるように心掛けたつもり。自分自身、これまでに「裸足ランニング」もそれ系のシューズを履いた経験はない。

A 晩秋の赤城山 数回 ※ホームコース

B 群馬の里山(四万温泉・高田山) ※林間トレイル・岩場・林道・ロード

C ロード15km数回 ※いわゆるサイクリングロード追い込み作戦

D 散歩兼タウンシューズ使用 ※かかとをつぶさないように!

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◆特によい点

①MINIMUSはじめ、裸足ランニングシューズの特長は「靴の軽さ」や「ソールの薄さ」が挙げられると思うが、第一印象は「靴全体の生地の薄さ」と「包み込むような一体感」がある。

かかとを大切に正しく履いて、正しく靴紐を締めると・・・なるほど軽さを実感できる。

②靴の軽さに関連して、生地が薄いため通気性がよく、夏場に適していると感じる。水は想定していないと思うが、一見するとウオーターシューズ風のデザイン・生地でもある。

③ビブラムソール自体は登山靴に多く用いられているので実は目新しいものでもない(と思う)が、ソールパターンが斑点状で面白くて効果も期待できそう。

④ソールが薄いから足裏が痛くなるのではないかという心配はそれほど問題なかった。トレイルの下りでも順調、ダート林道やロードも軽さを発揮してそこそこ期待に応えてくれた。

⑤特筆すべき点は、ソールがやわらかいので、靴と一緒に足裏が反る(というか、足裏と一緒に靴が反る?)ことを実感する。結果的に脹脛(ふくらはぎ)の強化に繋がると感じた。

これは、山の登りでいわゆる「つま先走り」をした時に、通常、ソールが堅いことが売りのトレランシューズでは「つま先で蹴ってグイグイと進む」ことができるが、MINIMUSでは蹴ると同時に脹脛に刺激が来てかなり鍛えられる。

この点はホームコースの里山(長七郎山)を軽く登っただけなのに思いがけず脹脛が喜んだので新鮮に感じた。

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◆気がついたこと(ちょっと注意したい点)

上の「特によい点」に相反する面として、多少気にしておきたいこと

①「裸足ランニング系シューズは足に与える影響も否めないので不慣れな人は注意」と言われるが、何がどう注意なのか今までの自分にはよく分からなかった。

実際に履いてみると、上の⑤のとおり脹脛の刺激がかなり強かったことと、ダート林道のゴツゴツした岩場になると足裏への直の刺激があり痛みを多少感じた。

また、(トレランシューズも同類であるが)足首が全く保護されていないから、登山靴から比べると圧倒的に足首を捻りやすく、山でこの手のシューズを履くにはそれなりの覚悟を持つか、靴に適した山を選ぶ必要がある。

②防水性能はなく、泥んこ・雪道には適さないか?

③生地が薄いので正直冬場はスースーと想像以上に寒い・・・夏場は涼しいのだろうなと憧れたりする。下の写真、靴下が見えている。

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④デザイン的にはオレンジ調でなかなかインパクトがありナイス。ただ、好んで荒行に励むトレラン愛好家には日常生活でも鍛錬する人も少なくなく、ランシューズを仕事でも違和感なく履ける運動靴感覚で使う人もいて自分もその一人。

願わくば、黒系のシックなカラーも残してもらえるとニヤリ・・・だが。

<おまけ>

この前、仲間のランナーさんに見せてもらった現行タイプのMINIMUS「MT10」。裸足ランニングシューズの進化も目覚しく、同じモデルでも仕組みが大きく変わっているらしい。

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<参考サイト> 試着の機会をいただけてたいへん光栄でした~

SALOMONオフィシャルサイト

トレイルランナー.JP

ニューバランス ミニマス オフィシャルサイト

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