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2012年4月20日 (金)

花の夜叉山(神流町)

一足早くアカヤシオの様子を見に神流町山奥へ向かう。

今日は湯ノ沢トンネル経由、み○ぼスーパー林道(※冬期閉鎖解除は「明日」だった!)を申し訳なく通らせていただき、崩落箇所の状況を確認して、林道で瓔珞橋(ようらく)を目指す。

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下仁田の崩落現場復旧は当分先ですな。ざっくり落ちてしまった道路にはようやくコンクリートを打った状態のまま

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かなり高地(持倉より奥になる?)の林道があちこちに通り、いにしえの集落跡を見たり、何度か道を間違えながら、途中、「小豆の滝」の看板を見て寄り道・・・

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車から10分程度で到着する小豆の滝はとても素晴らしかった。栗木平からの早滝もとてもいいが、落差があるこちらの滝もかなりの絶景ポイント。

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新緑や紅葉の時期は遠景で迫力ある写真が撮れそうで、春夏秋冬通いたい所。ただし、後々、観光協会で聞いてみると熊出没がかなり多いらしいから要注意。

真冬は来るまで上がってくるのが相当たいへんで事実上無理なのか?歩き?

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林道を一本間違えて八倉へ下ってしまい、「大杉」を眺めて、再び小豆の滝に戻って「瓔珞(※読めない=「ようらく」らしい)橋」を目指す。

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瓔珞橋に駐車すると目の前に立派な赤テープ、その先の木々に赤ペンキが多数確認できる。しかし、沢伝いに明確にペイントされた赤印と林間のトレイルは、実際には登山道ではなかった。先入観で沢の傾斜道に進んでしまい、これには猛反省。

30分くらい道迷いの末、何のことはない、上の「神社」を目指すということで、車道脇の昔の林道を通る道があり、しばらくすると天狗の祠到着。

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萱の平では朝からの濃霧が一層濃くなり、時間的にも南小太郎山方面はまたの機会とする。
たまたま見かけた「夜叉山」「アカヤシオきれい」の手書き看板にひかれて夜叉尾根へ。

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これは熊の糞ではないのか?と。

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ここの岩山、標高900Mちょっとだけど、アカヤシオもボチボチ咲いていて、雰囲気もとても素晴らしかった。

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今年は花数は少ないと聞くが、これだけあれば十分十分。きれい。

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景色はガスで見えないが、左右が切れている岩もあり少し緊張。なかなかの山で予想外の達成感がある。ちょっとビビル。

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林道から車に戻って中里に下り、コイコイ駐車場で満開の桜を眺めて挨拶して帰路へ・・・。神流町は桜満開、ツツジもほかの花もきれいだった。

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高台からのぞむ中里の町と叶山

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コイコイの桜も満開できれい

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4月22日(日)はいよいよ、鯉のぼりの放流(掲揚)だそうです。マッテマシタ!

<所要時間>

まずはじめに小豆の滝へ 往復+休憩で20分程度 オススメ

瓔珞橋(ようらく)→登山道入り口間違え→萱の平方面登山口13:25→天狗の祠13:40→夜叉山13:55~14:05→林道14:20→瓔珞橋14:35

<貴重な情報>

不肖山系 →「瓔珞橋から赤テープ・ペイント見て先入観で結構な傾斜の沢を突き進んでしまいました・・・登山道でなくて測量か林業かのしるしなんでしょうか?反省しました・・・これだから里山は危険たくさん」

山狸氏→「 赤ペイント(ソフトバンクのマークみたいな)は林業の印です。実は瓔珞橋の右手の藪尾根を適当に登ると、凄まじいアカヤシオ畑の中に突入となります・・・」

やっぱり・・・・知らないことは多い。また一つ勉強になった。ご教授ありがとうございます。

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009.9)

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コメント

猪や鹿対策に狼の導入 参照 http://japan-wolf.org/content/faq/

投稿: 名無し | 2013年1月28日 (月) 08時43分

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