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2012年5月13日 (日)

第38回 安政遠足だ!

5月恒例の安政遠足侍マラソンに参加。昨年は中止のため、2年ぶりの開催に、全国各地から仮装ファンが鼻息荒く集結した

と、目覚めたら6時で、スタートが8時と早いので、ちょっとヤバイと思いつつも、着付けに時間がかかりバタバタしているうちに、会場到着は7時半・・・セーフ。

顔をよく見ないと仲間だと気づかない仲間の人々に挨拶。大会会場では参加者の多くが何らかの仮装で、基本的に「自分が好きな人」の集まりであることは絶対に間違いない。

Tooashi2012_133_2 自分大好きB型の代表格ですが、何か?

「侍JAPAN」だというイチローは刀を持った侍に記念撮影を迫られて笑う・・・

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で、今日は自分なりの目標を持って、前のほうからスタート。神流優勝者のちょんまげWさんの視線の先には先導の白バイを捉えている?

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着物が乱れて落ち着かないままロードを頑張って頑張って、たくさんの声援に支えられて杉並木を越えて・・・、松井田に入ると市街地で再びたくさんの声援がある。

向かい風で三度笠が後方にあおられて首が痛くなりトホホ・・・

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追いついてきたイチローは野球少年はじめ沿道の人々に大ウケなのに、正統派時代物の自分は完全に爺さん婆さんが相手か・・・?

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例年より早いペースで走っているせいか、選手もまだそれほど多くなく、碓氷の関所もガラガラでパス、そして、坂本浄水場の関門地点では1:43とまずまずのタイムだ。

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このペースだと目標の「3時間切」が脳裏に浮かび思わずニヤリ・・・しかし、レース後に冷静に振り返れば、これまたいつもの「獲らぬ何とかの皮算用」だったな。

群テレカメラを意識してC-9カーブから山に入ってからは徐々に足が攣りはじめ、手持ちのベスパも芍薬甘草湯もエンライテンも底をつき、フラフラになる。

数年前の遠足で知り合った148ベイスターズさん・・・チョッパーだか女子高生だかわけがわからなくなっているが、毎度後方からの追い上げさすがです・・・

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「覗き」や「弘法の井戸」地点を過ぎてからの気持ちのいい山道(ほぼ平坦に近い)も足が言うことを利かずロボット走で失速に陥るというトレイルランナーらしからぬ失態・・・

山道に入ってからはランシャツ・ランパンのバリバリランナーに抜かれる割合が多く、こっちは仮装でハンデなので正直悔しい気もするが、新緑大好きな自分にとっては木々の緑がとても清々しい気持ちだった。

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立ち止まらないように踏ん張って踏ん張って、ほとんど人を抜かさない(20人くらいには抜かれた)まま「山中茶屋」(残り3km地点)。

その先の廃バス過ぎの緩やかな上り坂も、練習走の時は頑張れるのに、今日は安中からの前半20kmがきいているためか、前後にランナーがまばらで誰もみていないことをいいことにほとんど走れず。メンタル面の相変わらずの弱さは後々反省。

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最後の林道も歩きが入り、ゴール200M付近の熱血おじさんの声援にもほとんど反応できないまま苦笑・・・倒れ込むように熊野神社の太鼓に迎えられてゴール

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ゴール後、上州山楽走面々(kyuchan・マカロニさん・ヒロミサン・つむじ君・アルパイン女性さん・・・)がすぐ後ろまで迫ってきたことを知り、あそこの山中で休まなくてよかったと改めて思う。

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お気に入りの茶屋「碓氷山荘」で参加賞の昼食の後、見晴台からの景色を眺め、再び熊野神社(群馬・長野両方)にで「健脚祈願」をお参りして、何某カラスのパワースポットも見て帰路に着く。

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<通過タイム>※デジカメより概算

スタート8:00→杉並木8:13→碓氷峠の関所跡9:28→坂本浄水場関門9:43→弘法の井戸10:04→山中茶屋10:37→熊野神社11:07

               

<振り返り>※自分用備忘録含む

①この大会、峠コース山道はともかく、関所コースの道中の沿道には絶えることなく声援があり、走っていてすごく気持ちがいい。第38回の歴史があり、単に「仮装」だけではなくて地域の人々に支えられて走れるのが好評の一因に間違いない。

②ロード区間で着物の乱れが難点だった→着衣の乱れが心(競争心)の乱れ?

③寝坊してほとんど朝食を摂れなかったのは問題。その上、タイム短縮のためエイドをなるべくパスしたかったので、梅・チョコ・キュウリとか食べ物系はほとんどとらず、峠コース公設のアンパンもバナナもバナナくらいしか手が伸びず・・・だった。スタミナ切れた?

④山で足が攣るのは毎年のこと。峠区間練習走ではほとんど攣らず走れるから、大会になると前半20kmがかなり足に来るのは間違いない。

⑤峠区間もシューズはロード用で十分。ミニマスならぬ地下足袋の人(仲間)もいた!

⑥今年もエグイ系のハミ○ン勢多し・・・見苦しいからいい加減勘弁してほしい。

  来年こそ節度ある身支度でぜひお願いします!

⑦首に下げたカメラ・サプリ袋の紐が短くて邪魔になった→紐を長くして腰帯に固定できるように工夫したい(来年用)

⑧遅れて行ったにもかかわらず、参加ハガキの指定駐車場(安中小学校)にすぐに入れてもらえて非常に助かった。参加者急増でキャパオーバーの事態も予想されるのに、大会運営では安定感が感じられるのはうれしい。

⑨ロード走行中の信号待ち停止、踏み切り停止に文句は言えないだろう。復路のバス送迎は神社の立地の問題なんで不平不満は言えない。遊べるだけ感謝か。

⑩大会参加者名簿について言えば、年齢はともかく、せめて「所属」があれば読み応えあるのに・・・

大会参加の皆さん、運営の皆さん、暑い中お疲れ様でした!楽しかった

                                     

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009,9)

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コメント

時々拝見しています。
最後の林道?あたりを走っている黄門姿を拝見させていただきました。
オリジナルデータをいただけたらうれしいのですが。
「上州山楽走」あちこちのウルトラ大会などで目にし、関心はあるのですが敷居が高そうで・・・

投稿: Hocke | 2012年5月14日 (月) 15時36分

>Hockeさん
はじめまして!(ではないような気がします≒黄門様には以前にも抜かれているような記憶がありますが・・・気のせい?)
ブログも拝見しましたが、精力的に励まれていて素晴らしいですね。
上州山楽走も神流町でのイベントやトレランクリニックなど企画がありますので、お時間があるときに遊びに来てくださいね。

※画像については頂いたメールアドレス宛てに直送させていただきます。こちらにもまたぜひお越しください。

投稿: 侍系ENJOY | 2012年5月14日 (月) 23時49分

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