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2012年5月26日 (土)

榛名山全山縦走だ!

「山系雑誌」並みに完全に丸1年遅れての報告・・・去年 2011年6月4日(土)の山行記 デス。今年(2012年)のツツジの見頃もこれからですので。

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上毛三山(赤城・榛名・妙義)の一座で名高い「榛名山」・・・ fuji

のぼる榛名のキャンプ村 上毛かるた 

以前から思い描いていた「榛名山主峰走破」を実行してみた。山の地図をコピーして、半月くらい計画を練った結果、地図を見ながら駆け巡り、主峰どころか、外輪山のうち山とか岳と名のつくものは全て登った。

いわゆる、ウルトラ・トレイル・ド・マウント・ハルナ・フジ sweat01

→ 「UTMHF」 と巷で評判?  ではない

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以下、コース概要紹介。

◆スタート地点 ヤセオネ峠駐車場 ※出発は4時50分   

4時には伊香保からの県道途中の展望台に到着、日の出を眺める。車でさらに上って、目的地は峠の「ヤセオネ駐車場」。

これから向かう二ツ岳のアンテナ群  も近く見える。

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◆第一ステージ ヤセオネ峠~二ツ岳~水沢山~オンマ谷往復

早朝の谷トレイル、当然人の姿はないので多少不安が増す・・・同行のitodo君に感謝。標識はたくさんあるので迷うことはなく、危険な箇所もない。

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二ツ岳から見える水沢山の三角錐

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無難に水沢山到着で結構汗をかく。水沢山まで来ると早朝登山のおじさんたちが数名いる。復路は周回コースを通り、「熱蒸し湯」跡(とはなんぞや?)などを軽く見て回る。

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ヤセオネ峠駐車場に戻り、近場の臥牛山(ねうし)往復。遠くから見ると牛が寝ているようにみえる山(らしい)。標高的にはたいした山ではないが、最初に登っておいた方が無難だろうとの作戦。

10分程度で山頂まで来るとなるほど展望もよい。榛名外輪山がきれい。

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◆第ニステージ 相馬山~天目山~氷室山

再びヤセオネ峠に戻り、続いて南の山々へ向かう。ツツジの花のことはあまり考えていなかったが、ちょうど見頃を迎えていて、相馬山の麓から湖畔まできれいだった。

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でかい鎖場と意外と急な長いハシゴあり。その先の山頂には立派な神社がある。

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次なる目的地、天目山への途中、奇岩「スルス岩」を見る。クライマーの山なのか?と麓だけ確認して道を急いだが、後々調べてみると岩のてっぺんまで軽く登れるらしかった・・・後悔。

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天目山・氷室山へ続く稜線は、登山地図では往復ほぼ同じタイムで、比較的標高差が少なくて駆け足かと思っていたら、実際にはアップとダウンが同程度あるので単にタイムがかわらないようだった。

途中、南にそれる「三ツ峰山」の標識を見つけ、迷わず寄り道、山頂を踏む。

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ハイキングコースは木の階段も多くて、暑さで少し疲れながらも天目山。途中の木道で金具に靴がひっかかり、激しく前転したときにはもうダメかと思った。(が、我慢した)

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榛名外輪山の良いところは、各所から「お向かいの山」が見えること。氷室山からみる烏帽子岳と榛名富士

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そして、氷室山過ぎからの掃部ケ岳・硯岩・鬢櫛山とか

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この南稜が思いのほか手強くて、少し時間がかかり、ようやく「湖畔の宿」♪土産街に着く。時計を見ながら、軽くその後のコース予定を確かめる。

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◆第三ステージ 杖の神林道~杏が岳~掃部ケ岳

で、時間的に大丈夫と見て、このまま掃部が岳には向かわず、先に杏が岳(すももがたけ)に行く。杖の神林道を頑張って走り、峠の登山口を南に入る。

このあたりまで来ると、掃部が岳から下山してきたハイカーと数名すれ違った。

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杏が岳は南の深い位置にあるのでアップダウンを繰り返して山頂へ。ここにもハイカーさんが数名いて、根強い人気の山であることを実感。

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杖の神峠に戻って、今度は北の掃部が岳登山口へ。見るからに手強そうで、ここまでで体も参っているので一抹の不安もあるが、そうも言ってられない。

ハイカーの声で賑わう山頂に向けて進む。

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西岳山頂付近から見る榛名湖畔の氷室山・天目山・相馬山・・・右側のピークは天狗山なのか?あそこまでは行けていない気がするが。

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掃部が岳山頂で、西にある「居鞍岳」(いくらだけ)の標識を目にする。これは本日ノーマーク・・・行きたいが地図見ると深そうなので今日はいけない(次回への課題となる)

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◆第四ステージ 硯岩~鬢櫛(びんくし)山~烏帽子岳

掃部が岳からの下山中、導かれるように硯岩へ。ここの展望は素晴らしかった。しかも、ハイカーも意外と素通りしてしまうようで無人、独占。

ただし、東側はスッパリ切れているので要注意!

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無事に国民宿舎まで下りて来て、今日の予定コースの半分以上は来たと実感、見た目で手強い掃部が岳はそれほどでもなかった。景色もよかったし。

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次なる山頂・・・鬢櫛山へ。地図で確認しながら車道を1kmくらい?走って上る。ところが、車道からの入山地点と思われるところはそこそこヤブで、登山道と判別つかず。

しかし、目指す山頂の方角は確かで、距離もそれほどないのでヤブへ。

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※後から確認した話では、手持ちの地図が2003年版と古く、最新版ではこの道は破線でもなく「消えている」らしいと聞き、ガッテン。

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見込みどおり、それほど苦労することなく登山道に軌道修正、鬢櫛へ。写真撮って素通り、まだまだ続く・・・

時刻は14時半、10時間くらい経っているのでいい加減疲れてきた。

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次は烏帽子岳へ。カメラ出す回数も少なくなってきた気がする・・・

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ここは稲荷神社の名のとおりで、キツネさんの置物がすごい数あった

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◆第五ステージ 榛名富士~ 蛇ケ岳 ※結果的に順序が逆になった

ようやく車道に戻る。ここまで来ればあとは榛名富士のみか・・・いや、その前にちょっと回り込んで「蛇ケ岳」に寄らなければならない。

榛名富士の北登山口を確認して、目指すはニョロニョロと車道を歩いて東の「蛇が岳」へ。

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巳年には賑わうという日本人らしい山?蛇ケ岳を踏んで、また「ゆうすげ」宿まで戻って北側から榛名富士へ。

ロープ・岩場を無心で上ると、夕暮れ時の榛名富士山頂には16時20分。

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下りロープウエイりを待って帰り支度を済ませる観光客を見ながら、当然、登山道を下る。麓がすぐ下に見えるのでそれほど時間もかからない。再び山麓駅で会った人はあきれていた。

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榛名富士を下れば、今日はもう上りも下りもない、山もない。土産店でソフトクリーム食べて、おばちゃんと話して一日を振り返る。

「榛名全部登って来た、水沢も行ってきた」→「それはごくろうさんでした、しかし、水沢は榛名山かねぇ・・・」って。え?

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◆最終ステージ 車道(逆メロディーライン)で駐車場まで上り坂

走れば走れる傾斜の坂も無理せず、脇を通る車の奏でる「♪静かな湖畔の~森の中から~カッコウカッコウカッコカッコカッコウ~~~♪」を聞かされながら歩く。

メロディーライン、歩いている者には意外ときついですよ、騒音?

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最後、振り返って眺めたダイヤモンド榛名富士!駐車場到着は16時50分、ちょうど12時間の長い長い外輪山だった。お疲れ様。

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<コース> ほぼ事前「夢想」のとおり! ※カシミール計測で40km

4:00駐車場到着→4:50ヤセオネ峠→二ツ岳(雄・雌)→水沢山→むし湯跡→オンマ谷→ヤセオネ峠→臥牛山→相馬山→七曲峠→三ツ峰山→天目山→氷室山→杖の神峠→杏ケ岳→掃部ケ岳→硯岩→土産物街→鬢櫛山→烏帽子岳往復→蛇ケ岳→榛名富士→ヤセオネ峠17:20

      

<振り返り> ※文中と一部重複含む

・日の長い6月ならではの強行プラン。日の出から日没まで満喫した。

・全く頭になかった「ツツジ」の開花時期にぴったりで、ものすごくきれいだった。途中で見飽きた

・車はヤセオネ峠に停めて正解。外輪山周回はとりあえずエスケープルート充実で、途中棄権や自販機補給が容易にできるメリットあり。車が水沢観音だったら、不測の事態に歩いて戻ることは不安が残る。そもそも今回の外輪山縦走コースに水沢山を含めることに無理がある?

・二ツ岳・水沢山の往復はちょっと余計かもしれない(やはり数人に聞いてみても、あれは榛名山には含まないよという榛名の人も多いらしい)

・南稜は上り下り同じコースタイムで軽い稜線かと思いきや、「激しいアップもダウンも等しくある」だけでかなり疲労たまる

・杏ケ岳はハイカーにも意外と人気がある。掃部が岳の登りは意外とあっけない

・鬢櫛山~蛇ケ岳までの間は誰にも会わない

・14時半に掃部が岳に山岳救助ヘリ飛来、湖に警察・消防車両があつまり物々しくなった

・最後のお楽しみ「榛名富士」ではヘロヘロで観光客から白い目で見られる

・持参の地図は2003年版と古く、廃道(※鬢櫛山とっつき)があったり、時間不備などあり戸惑う

・帰宅してコースを振り返ったら、巨岩「スルス岩」は山頂まで数分の道があることを知った。まさかあんな岩には登れないと思ったのに・・・山頂には「天狗の像」があるらしい。ついでだから登りたかったと後悔・・・。

・それと、距離的に今日は無理だったのは「天狗山」と「居鞍岳」だ。これらを含めて一日でいけるのか?

・後半はかなりボロボロになったけど、かなりの達成感あり少し自信がついたような気がする・・・ニヤリ

・榛名は水平距離が長くて赤城の主峰縦走よりきつい印象を受けた。この日の時点では満腹すぎて、正直言ってしばらく榛名は行きたくないかなと思い、事実、その後1年間榛名には一度も登っていない。

・しかし、不思議なことに一年経つとまた同コースで行ってみようかと考えたりする、これはこれで自分に拍手、ニヤリだ happy02

                                    

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009.9)

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コメント

健脚ですねえ。話には時々聞きますが。
私は高崎の自宅から榛名富士まで走って(歩いて)登りました。
http://blogs.yahoo.co.jp/pf_tanakaz/61525390.html

投稿: Hocke | 2012年5月29日 (火) 12時22分

>Hockeさん
健脚というか・・・「物好き」か「頑張る自分大好き」には間違いないです。
というか、Hockeさんの榛名山歩行も群馬県警の新入警官の恒例行軍のようで素晴らしいです。確かB型ですね??似た匂いを感じます。

刺激を受けましたので、自分も自宅から赤城山(もちろん黒檜山)に向けて早速研究を始めました・・・35km程度なので何とかなるでしょう!かな?

投稿: 榛名山系ENJOY | 2012年5月29日 (火) 22時33分

前橋駅から赤城山も行きました、自宅からではやや遠すぎるので・・・
仰せの通りBです。

投稿: Hocke | 2012年5月30日 (水) 08時52分

>hockeさん
黄門様、群テレ侍マラソン番組でも出演していましたね・・・

さて、前橋南部の私のところから黒檜に向けてルート検索すると、大胡から赤城温泉の県道コース(サイクリストの好むアタック21コース)になると思っていたら・・・
赤城オートレース場先の森林公園から「鍋割・荒山・軽井沢峠に抜ける」よう指示されましたgawk

これって、マラソン練習というか完全に「登山」ですが、ある意味面白そう・・・行けるかなぁ。

「鏑木さんもB型」なので胸をはって我が道を突き進みましょう!

投稿: 山系ENJOY | 2012年5月31日 (木) 08時08分

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