大雪後の不動大滝だ
今年は東京マラソンは久しぶりにエントリーしてみたものの、早々に落選決定、結局練習できない日々が続いているので当日になってもホットしてみたり・・・。
代わりに山系親父が初参戦できることになったのですが、現地応援は混雑、テレビ観戦で一日潰すのもなんなので、一人赤城山不動大滝の凍結チェックへ…今季2回目物好き。
【参考】 半分凍結の不動大滝 2014.2.7
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さて、今日は滝の状況確認が目的なので、途中のアクセスは最短で…と考えて、林道周回してみる。
日曜日で駐車車両が多い駐車場。忠治館からの入山山も多くて安心と思いきや、大雪で道迷いしやすいらしかったらしい。
本来の登山口 無雪期なら標準で滝沢不動尊まで40分とあるが…滝沢館を眺めて進むといきなり積雪30cmくらいの林道は車も通れるはずもない。
徒歩で進むも、トレースは数日前に一名程度だけで、雪もしまっていないためズボズボと歩きにくい。僅かな距離もかなり時間がかかる。
ツボ足で40分くらいかけてようやく不動尊駐車場が見えてきた!先行者1名のトレースがありがたい。
その先の林道は踏み跡なし。振り返ると関東平野が霞んで見えるが、今日も富士山展望なし。今日はスパイク付き長靴。
不動尊へのルートも下らずに工事中の林道(左岸=東斜面)で滝近くまで行って雪道を下ると、水の轟音が聞こえて嫌な予感が…
全然凍っていなーい!全面凍結どころか、2/7の半分凍結から大きく後退していた!これにはすごくガッカリ。でも仕方ないか・・・
どうやら、(自分で納得できる理由を推測するに)二度の大雪の冷え込みよりも、その後の雪解け水で逆効果なのか、全然氷がなくつららも極端に少なくなっている様子。
天気は良くて、光る氷もきれいで救われる。時折大きなつららがゴトゴト落ちる。
飲料持参をわすれたので雪解け水を補給。ゴム長靴が経年劣化して水が染み込んでくるので後悔したり・・・。大雪後で岩場の踏み抜きが深いのでケガ注意。
日曜日のため、忠治館から沢沿いを10名弱のハイカーが来ている模様だが、軒並み「道に迷った」というので、自分も沢を下るのが面倒になって、帰りは右岸工事中の林道にエスケープを試みる。
ここは元々は関東ふれあいの道のコースで、荒山・赤城温泉と越えて、不動大滝に下る道らしい。
【参考】 大猿川周回尾根と不動大滝 2013.4.5
工事中の林道はショベルカーが除雪したようで、踏み固められて歩きやすいし、小沼へ抜ける県道も途中まで除雪完了ありがたい。
赤城温泉から下は路上の雪もなかったので数キロ長靴で走り、賞味2時間半の雪遊びに満足だった。
<コース図>
<所要時間> 時刻
忠治館近くの駐車場10:00→滝沢館→林道大猿線→滝沢不動尊駐車場10:40→林道分岐→忠治の岩場付近へ斜面を下る11:10→不動大滝見物11:25~40→右岸の斜面より工事中の林道(対岸部)に出る11:50→県道小沼線11:05→赤城温泉分岐→忠治館12:25
<振り返り>
①その他周辺情報 不動大滝に向かうルートの最短は滝沢不動尊駐車場からが一番ですが、近年、観光用の林道を右岸・左岸両方からやっているので、特に左岸(滝の東側)を通る人が増えている。
往復は味気ないので、帰りに斜面を上るのがオススメか…
②今日は大雪後の積雪のため、林道は車道通行不可(除雪はしない道)、かわりにテクテク歩き、復路も右岸(西側)の林道に出てエスケープ。(そんなズルイことを考えるハイカーはいない様子)
③林道は基本的に登山コースではないので平日は重機が激しく動いているので絶対に注意したほうが良い。自分は林道建設には否定的ですが、開発の功罪?というのか、今日のように重宝することもあるから何とも言えない。
④やっぱり大滝目指すには少なくとも不動尊から沢を遡上するのが趣あるとおもう
⑤あ、山系親父(68)は気持ちが上がらないと言っていた割には東京マラソン2014、4時間27分でラップタイムも好調にゴールは素晴らしい。田舎の人も都会のお祭りを堪能できたみたいでよかったですネ
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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。
エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。
気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009.9)
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