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2014年2月

2014年2月23日 (日)

大雪後の不動大滝だ

今年は東京マラソンは久しぶりにエントリーしてみたものの、早々に落選決定、結局練習できない日々が続いているので当日になってもホットしてみたり・・・。

代わりに山系親父が初参戦できることになったのですが、現地応援は混雑、テレビ観戦で一日潰すのもなんなので、一人赤城山不動大滝の凍結チェックへ…今季2回目物好き。

【参考】 半分凍結の不動大滝 2014.2.7

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さて、今日は滝の状況確認が目的なので、途中のアクセスは最短で…と考えて、林道周回してみる。

日曜日で駐車車両が多い駐車場。忠治館からの入山山も多くて安心と思いきや、大雪で道迷いしやすいらしかったらしい。

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本来の登山口 無雪期なら標準で滝沢不動尊まで40分とあるが…滝沢館を眺めて進むといきなり積雪30cmくらいの林道は車も通れるはずもない。

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徒歩で進むも、トレースは数日前に一名程度だけで、雪もしまっていないためズボズボと歩きにくい。僅かな距離もかなり時間がかかる。

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ツボ足で40分くらいかけてようやく不動尊駐車場が見えてきた!先行者1名のトレースがありがたい。

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その先の林道は踏み跡なし。振り返ると関東平野が霞んで見えるが、今日も富士山展望なし。今日はスパイク付き長靴。

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不動尊へのルートも下らずに工事中の林道(左岸=東斜面)で滝近くまで行って雪道を下ると、水の轟音が聞こえて嫌な予感が…

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全然凍っていなーい!全面凍結どころか、2/7の半分凍結から大きく後退していた!これにはすごくガッカリ。でも仕方ないか・・・

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どうやら、(自分で納得できる理由を推測するに)二度の大雪の冷え込みよりも、その後の雪解け水で逆効果なのか、全然氷がなくつららも極端に少なくなっている様子。

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天気は良くて、光る氷もきれいで救われる。時折大きなつららがゴトゴト落ちる。

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飲料持参をわすれたので雪解け水を補給。ゴム長靴が経年劣化して水が染み込んでくるので後悔したり・・・。大雪後で岩場の踏み抜きが深いのでケガ注意。

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日曜日のため、忠治館から沢沿いを10名弱のハイカーが来ている模様だが、軒並み「道に迷った」というので、自分も沢を下るのが面倒になって、帰りは右岸工事中の林道にエスケープを試みる。

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ここは元々は関東ふれあいの道のコースで、荒山・赤城温泉と越えて、不動大滝に下る道らしい。

【参考】 大猿川周回尾根と不動大滝 2013.4.5

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工事中の林道はショベルカーが除雪したようで、踏み固められて歩きやすいし、小沼へ抜ける県道も途中まで除雪完了ありがたい。

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赤城温泉から下は路上の雪もなかったので数キロ長靴で走り、賞味2時間半の雪遊びに満足だった。

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<コース図>

<所要時間> 時刻

忠治館近くの駐車場10:00→滝沢館→林道大猿線→滝沢不動尊駐車場10:40→林道分岐→忠治の岩場付近へ斜面を下る11:10→不動大滝見物11:25~40→右岸の斜面より工事中の林道(対岸部)に出る11:50→県道小沼線11:05→赤城温泉分岐→忠治館12:25

 

<振り返り>

①その他周辺情報 不動大滝に向かうルートの最短は滝沢不動尊駐車場からが一番ですが、近年、観光用の林道を右岸・左岸両方からやっているので、特に左岸(滝の東側)を通る人が増えている。
往復は味気ないので、帰りに斜面を上るのがオススメか…

②今日は大雪後の積雪のため、林道は車道通行不可(除雪はしない道)、かわりにテクテク歩き、復路も右岸(西側)の林道に出てエスケープ。(そんなズルイことを考えるハイカーはいない様子)

③林道は基本的に登山コースではないので平日は重機が激しく動いているので絶対に注意したほうが良い。自分は林道建設には否定的ですが、開発の功罪?というのか、今日のように重宝することもあるから何とも言えない。

④やっぱり大滝目指すには少なくとも不動尊から沢を遡上するのが趣あるとおもう

⑤あ、山系親父(68)は気持ちが上がらないと言っていた割には東京マラソン2014、4時間27分でラップタイムも好調にゴールは素晴らしい。田舎の人も都会のお祭りを堪能できたみたいでよかったですネ 

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009.9)

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2014年2月 9日 (日)

続・情報宝庫★県庁

近年稀に見る大雪の翌日の日曜日、群馬会館へ用事のついでに、その隣にある群馬県庁へ足を伸ばす。

◆目的はこれ、32階の展望ホールより眼下の雪景色を楽しむの図…

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前橋市街地からその向こうに足尾~桐生や筑波の山並み。

西上州方面はぼんやり、都心方面はスカイツリーも見えそうな雰囲気だが見えない

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グリーンドーム前橋と利根川、その向こうには榛名山。谷川連峰は雪雲の中と思われる

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地味に人気のぐんま百名山「十二ケ岳・小野子山」「子持山」と、やっぱり上州人の心のふるさと?赤城山がそびえる。

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ちなみに、同じ目的での県庁展望台からの景観調査?の記事

【参考】 情報の宝庫★県庁 2011.9.4

◇台風一過の時はこんな増水写真でしたよ・・・

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そして・・・・・

≪時間つぶし①≫=31階の観光展示室・物産展示室(無人)でパンフ収集

展望ホールのひとつ下の階31階には、和洋食の飲食店の脇のひっそりとした一角に県内市町村の観光案内資料がびっしりと置いてあって、ドライブ・観光ガイドはもちろん、地元自治体作成の結構レアな『山歩きガイド』が置かれているのでありがたい。

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何度も出かけているので今日は目新しいものはなかったけど、冬のイベント関係や里山巡りをあさって読んだり・・・

あまり有名でない山のハイキング図があるのでマニアには重宝する

■観光展示室・物産展示室のご案内

http://www.pref.gunma.jp/01/g3510001.html

 

≪時間つぶし②≫=2階の県民センターで各種情報収集

群馬の行政文書・ローカルな書籍販売、ゆうまちゃん改めぐんまちゃんグッズの販売拠点。

最近では赤城学・榛名学・上州記とかなかなか興味深い本も多い。

例の鳥獣保護区も以前にここで買いました

【参考】鳥獣保護区の研究 2011.12.18

■県民センターのご案内(群馬県HP)

http://www.pref.gunma.jp/01/c0110155.html

 

<おまけ>

元旦のニューイヤー駅伝のスタート・ゴール地点でも有名。ぐんまちゃんといい、県民が気軽に遊びに行けるところなのはなかなか誇りかもしれない

【参考】 一年の計は元旦に・・・ 2013.1.1

ちなみに、群馬県庁とはこんな建物です。32階建て、実にグンマーでは最も高い高層ビルです。

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県庁展望台からの季節感たっぷりの定点観測をこれからも続けていきましょう、そうしましょう。

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2014年2月 7日 (金)

半分凍結の不動大滝

この山行はH26.2.7(金)の記録です。翌日の大雪で状況一変のため参考になりません。もう数日冷え込むようなら、滝の凍結はちょっと気になります・・・

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今日は朝から赤城山麓で野暮用を済ませ、その足で黒檜山に登ろうとするも強風で止めて、真冬恒例の不動大滝の凍結状況調査へ。

不動大滝見物は・・・8回目くらい? 冬場だけでも5回目か・・・

【参考】 濃霧の赤城山遊び 2011.8.22 ※増水の大滝

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比較的暖かい陽気のこの日は登山道の積雪も思った程ではなく、渡渉を繰り返して20分くらいで大滝へ着く計算。

コースの概要は省略、過去の凍結記事あたりから引っ張ってご確認ください

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不動尊の境内の水が凍っていないのをみてちょっと嫌な予感がした・・・・

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うっすらと雪が積もった川沿いの岩場を右岸左岸と渡渉を繰り返して大滝目指す。初めての人にはちょっとしたルートファインディングだが、迷うところでもない?

岩の間を勢いよく流れる水流をみて、氷が少ないのでさらに不安がよぎる・・・

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数年前から不動大滝周辺の観光地化工事が進んでいて、林道工事、吊り橋を架けるという話は本当なのか?う~ん・・・

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ほどなくして、左右の岩壁にスゴイ氷柱(つらら)が見えてきたと思ったら、正面に不動大滝を発見。思ったより凍っていてうれしくなる。

↓カメラマン数人がいて、自分の被写体になって具合がいい(滝は人が写り込んだほうがスケールが出る・・・)

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滝壺に近寄ると、まだ滝の水が結構流れていて、凍結の状況は「半分」くらい。全部凍るのは数年に一度だけだから今日の状況はかなり出来がいい感じがする…。

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カメラを縦や横に構えてみたり、引いて撮ってみたり・・・ド素人カメラにはなかなかうまく滝が撮れないが、そんな事関係ない迫力がある。

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日光に照らされて谷間の崖に連なるつららがゴトゴトと崩れ落ちるので迫力あり、20分くらい眺める。

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復路は忠治のかくれ岩あたりを猫の巡回のように一通り徘徊してまわり、不動尊に戻らず、工事中の林道に這い上がって、車道をテクテク歩いて車に戻る。

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急な予定変更の後、短時間で満喫の雪山遊び、これだから冬の里山はやめられない。しばらくこんなことが繰り返されそう・・・

<所要時間>

不動駐車場10:45→不動尊10:55→不動大滝11:15~11:30→工事中の林道へ11:40→駐車場へ11:55   

<コース図>

<参考>

◆過去の不動大滝 2013年春 2012年 2011年   夏の増水期(2011)

 

<おまけ>

最近、登山装備をほとんど準備できないまま出かけるのがよくない。今日もしかり、但し、運良く車に積んでいた10年ものの登山靴を履いてみたら調子が良い。

ソール張替え2回、ここのところトレランシューズばかりで出番が極端に少ないので何度も「処分」を考えたが、やっぱり惜しい・・・ 馴染みの修理屋さん「靴のHop」へ持ち込んでもう一度、二度、三度手入れをしてもらおうかしら・・・

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【参考】 登山靴の修理完了 2009.8.10   なんでも修理の店 2011.8

 

2014/2/7(金)現在、登山道・川沿いに雪はなく、アイゼンはなくても平気。ただし、翌日2月8日(土)に大雪が降った=状況は一変した、積雪推定30~40cm?

もう少し冷え込むと、もしかしたら全面凍結も期待されて大滝も楽しみになるが、不動尊入口の駐車場までの林道(大猿線)は除雪しないと思うので、そこの通行はしばらく困難?

無難に忠治館や滝沢館あたりの登山口から登るのが良さそう(と思う)

 

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009.9)

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