雲取山原三角測點
8/17(日)~18(月)、新潟県境の丹後山・大水上山へ1泊計画するも、日曜日が雨予報で延期となり、残念。大詰めを迎えた「ぐんま百名山」巡りもなかなか進まない・・・。
今日は気を取り直して晴れていそうな山域を調べて南へ…
筑波?丹沢?富士山?・・・と思いめぐらして、最終的に東京で唯一の百名山「雲取山(2017m)」へ。
熱血おじさんも未踏とのことで丁度よい。自分は5年ぶり=前回はデジカメを無くした思い出の山。
【参考】 三峰神社から雲取山 2009.11.6
朝7時に三峰神社駐車場からスタート。自分は相変わらず睡眠不足、出足不調は毎度のこと。ガスが立ち込めるが思ったより展望あり、山頂からの富士山も期待、夢弾む。
三峰神社からの往復は片道10.7km、天気もちょうど良くて涼しい。
霧藻ヶ峰(秩父宮レリーフ)まではウオーミングアップ。ここまで来ると展望もあって両神山~雁坂峠方面まで見渡せる。虹も出ていた。
お清平・前白岩・白岩山・芋ノ木ドッケ(鹿)・雲取山荘と順調に進む。林間で展望は少ない。白岩山への登りがネックになるが、それ以外は概ねなだらか・・・。
お清平あたりは残雪期に登ったことがあり、懐かしいところだった。
【参考】 三峰神社から大血川林道 2010.4.16
平日のためか、天気が良くないためか、途中ですれ違うハイカーもそれほど多くなかった感じ。
雲取山荘からもうひと踏ん張りして、10時45分に山頂に建つ。3時間45分はまずまずのペース。天気も支えられて良い練習になった。
期待していた富士山展望は・・・・ガスに隠れて見えず!これは非常に残念。
カメラのレンズが汚れているように見えるのは「とんぼ」の仕業ですよ!
少し東の尾根に行って、避難小屋と奥多摩方面の縦走路を眺めると、ガスが上がったり晴れたりでよい展望。富士山が見られたらもっとよいのに・・・。
昼食休憩30分のあと、お目当ての「原三角点」を目に焼き付ける。
明治初期の遺物、現存するのは白髪岩(群馬県神流町)と米山(新潟)とここ雲取山の3か所(らしい)で、マニアには有名・・・。
【参考】 白髪岩原三角測點 2011.5.9
山頂の位置図を調べずに来たので、原三角点が見つからなかったらどうしようかと一瞬思ったりしたけど、それは杞憂・・・
↓のようにわかりやすい個所に説明碑と一緒に存在感十分だった。レンズが汚れているようにみえるのは「蜻蛉」ですよ。
11時半、三峰神社に向けて下山する。基本的には高度差-1,000M、10kmの稜線下りなので快調に進み、花や鹿の写真を撮りながら進む。
シラヒゲソウきれい、鹿かわいいが・・・・多くて微妙
午後2時過ぎに無事に駐車場に戻り、三峰神社参拝と興雲閣入浴で疲れを癒してお疲れ様となる。
いつもお世話になっている三峰の神様、最近は超パワースポットとしてマスコミ紹介の機会が多いらしい。
二瀬ダム脇に新しい道が走り、名物の隧道が廃止されて1年、便利になったものの、大雪・大雨による付近の車道の崩落が多いのは相変わらず・・・自然の力は厳しい。
三峰神社駐車場7:05→霧藻ケ峰8:00→お清平8:20→前白岩山9:00→白岩山9:30→芋ノ木ドッケ9:40→雲取山荘10:30-35→山頂10:45-11:20→雲取山荘11:40→前白岩山12:50→霧藻ケ峰13:25→三峰神社14:05
<おまけ>
①何度行ってもこのコースは適度なアップダウンで練習には非常に良いコース。しかし、エスケープルートはないので進むか戻るか・・・気を付けて。
②白岩山あたりは例のごとく鹿が多くて人に慣れている。近づいてくる鹿・・・。
③再来週は雁坂峠クリスタルトレイルがあり、同じような山の雰囲気で楽しみです。
→と言っていたら、驚いたことにクリスタルトレイルは急きょ中止になった!楽しみにしていただけに、残念。まぁ、こういうこともある。
④それにしても、丹後山と大水上山の「ぐんま百名山」二座は今年中に行きたいと思っているのですが・・・あと残り、平が岳・景鶴山は来年か・・・
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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。
エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。
気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009.9)
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