カテゴリー「登山いろいろ」の記事

2014年4月13日 (日)

のどかな里山 神成山

相変わらず休日になると朝起きられず、今日も昼になってようやく神成山(かんなりやま)へ向かう。

西上州の平野部に位置する神成山。数年前に『山と渓谷』にも紹介されたりして、地元の人の手で花々がきれいと評判の地味な低山(丘陵)。

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※電車で行ったわけではありません、神成山=上信電鉄「神農原駅(かのはら)」というイメージが強くて、地図やチラシがないかと訪ねてみたら、完全なる無人駅、逆にのどかで気に入った。

たまたま入線してきたラッピング電車を見送って看板を確認して宮崎公園へ。

駅からハイキングの定番コースらしく、コース案内が行き届いている。

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宮崎公園駐車場は、ぽかぽか陽気の日曜日ということもあってほぼ満車。部活動をしている中学校の脇から里山に入る。

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地図とか見ると神成山は9峰もあるらしいが、実際にはアップダウン少なくて、どれが峰かほとんど区別がつかないくらい。気持ちが良いトレイルが続くのでがっかりすることはない。

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桜の時期は遅かったが、かわりに紫のミツバツツジがきれい。ほかにも花々が結構咲いている。

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そして、この山の良いところは、なんといっても南側の展望。さっきまで歩いた神農原駅周辺や上信越道の「下仁田インター」が良く見える。

上信電鉄の汽車も行ったり来たりしてレースの音が風情あってよい。

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奥に見えるのは西上州の山々、「ぐんま百名山」のお天狗山稲含山小沢岳檜沢岳とか・・・が見渡せる。また行ってみたい。今日寄れるのではないか?と淡い期待。

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神成山は基本的にはファミリーな山だと思うが、南側の一部は平気で切れていて落っこちたらマズイ感じ。崖のすぐ下には民家も多いが・・・。

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そして、一番西の何某山の手前の展望箇所で、今日一番のお目当ての「翁草(おきなぐさ)」にようやく出会う。

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絶滅種ということでこの辺りで保存活動が盛んで数年前に協力したことがあって、個人的にも何だか思い入れが強い。

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1時間弱でプチ連峰の「縦走」は終わり、最後の西の端から真西に見える飛び出た山が気になる・・・・あれは「鍬柄山」に違いない。

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あー、どうしても気になるひときわ目立つとんがり・・・「鍬柄岳」。実は、ぐんま百名山「大桁山」とセットで登ったことがあるのを思い出した。時間的にはすごく簡単だったな・・・と。

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復路は新堀神社から集落の間を駆けて再び宮崎公園へ戻る。3.5kmくらい?気にならない距離で練習になる。

ヤマレコとか読むと巨大サボテンがあるらしいが見逃がした。

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宮崎公園の南稜まで行ってみたら、「旧茂木家住宅」という旧跡があり、民俗好きの自分は当然チェックする、有料100円。

我が国最古の(板葺きの)家と言われている(らしい≒本当か!?)

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<鍬柄岳の記>

神成山の後、千平駅方面まで車を回して鍬柄山に向かってみた。樹林帯の道は台風か大雪の影響なのか倒木が多かった。

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長い鎖場(=それほど危険でない)を楽しんで登ってみると、

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3年ぶりの鍬柄山、ぜんぜん考えていなかったが思いがけずアカヤシオきれい。アカヤシオはやっぱり自生じゃなくちゃ・・・

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西には荒船山鹿岳-四ツ又黒滝山など、東にはさっき見た神成山の峰々が下に見える。

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<振り返り>

神成山も鍬柄岳も短時間に登ることができて、なかなか良い気分転換になった。庶民に愛される神成山は近所にこんなところがあったら毎日でも通いたい感じ。

季節を変えてまた出かけてみたい。

 

<所要時間>  駆けているので参考にならず

①宮崎公園12:00→神成山→新堀神社12:50→宮崎公園13:20

②林道駐車13:45→鍬柄岳14:10-15→作業道で迂回下山→車14:30

<参考>

神成山ハイキングコースご案内 by 上信電鉄

http://www.joshin-dentetsu.co.jp/odekake/ensengaido/tomioka/kannnariyma.htm

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009.9)

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2014年3月31日 (月)

黒斑山スノーシュー★

4月に入って桜前線が北上中 気候もすっかり春らしくなってきた  
 
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今冬はバタバタしていてあまり遊べなかった雪山ハイキング、第一、2度の大雪の影響で平野部でも「もう雪は勘弁」という状態だった
 
毎年恒例の赤城山雪遊びもほとんど出かけられなかった。
 
で、来期以降への備忘録として、黒斑山スノーシュー記を残す~
 
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都会から山仲間の客人を迎えて浅間山外輪山の黒斑山・蛇骨岳へ。
 
今年は雪が少なくて(2/5時点の話)スノーシューでなくてもアイゼンくらいで十分、ハイペース練習で脹脛が喜び、自分も練習不足のせいか大腿筋も刺激が入る…
 
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車坂峠から黒斑は雑誌にも紹介される定番コース。今日は人も多くなくて、ポカポカ陽気で初春のような天気 
 
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その分、遠景は霞んで視界なし、八ヶ岳もアルプスも富士山も望めず、雪が少ない浅間と微かに四阿山が迎えてくれました。
 
獣の足跡も多く2箇所でカモシカに遭遇、尻がいい感じ。
 
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なかなか微妙な雪原にたたずむ彼らを遠方から眺める。こっちを向く姿がいとおしい。
 
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好天に恵まれてのスノーシューハイキングでストレス発散成功、久しぶりの雪山でリフレッチュ万歳だ!
 
 
<所要時間>
 
車坂峠9:15→シェルター10:15→トーミの頭10:25→黒斑山頂10:40→蛇骨岳11:10→その先で休憩11:35まで→黒斑山12:10→(中コース)→車坂峠12:55
 
<コース図> ※この詳細はヤマレコに載せた
 
 
<おまけ>
 
前回、3年前の様子 「黒斑山スノーシュー」 2011.2.26
 
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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009.9)

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2013年8月20日 (火)

猛反省の八ヶ岳・・・

先週は平日休みで八ヶ岳に登って赤岳を目指したけれど、本沢温泉経由で硫黄岳に向かう序盤から、不覚にも寝不足で遅れをとり、どうも雲行きが怪しい。

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標高高い野天風呂はテレビにもよく登場するらしい・・・

朝は無人だったが、午後の下山時には混雑していた

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雲行きが怪しいのは天候も一緒で、一日好天の見込みが、稜線に着く頃にはガスも出てきた。青空も見えるが、八ヶ岳はもう秋、稜線はそれなりに寒さを感じる。

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結局、同行者のおじさんペアとは硫黄岳で離れ、自分は待機、温かい山小屋の若いスタッフさんにとても親切にしていただき、ありがたかった。

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そして、なんと、驚くことに3時間も待機とは・・・

ストーブで温まって寝たり、きれいなトイレに行ったりトイレに行ったりトイレに行ったり(チップ×3)で、山荘ライフを満喫(している場合ではない)。

原因が寝不足とわかっているので猛反省、決して甘く見ているつもりではないですが気を付けないといけない。

まぁ、そう落ち込まずに、程ほどに楽しめ、自分!

 

<おまけ>

①ところで、同行の親父(67)と熱血おじさん(67)ペアは硫黄岳から横岳・赤岳とガッツリ往復で健脚は実に素晴らしい。

が、当初の山行計画や合流打ち合わせが不十分で危うくはぐれるところだったので、親父に文句言う自分(大人気ない)。

こんなにも面白くない登山は久しぶりですが、気を許せる同行者で良かったと…。

 

②山荘にて、たまたま物資運搬ヘリが降りてきたので思わず動画を撮る。ヘリを見ると追いたくなるのは男の子の習性か、単なるマニアか?

※音が出ます

※同じくマニアな方は、youtubeの履歴からどうぞ・・・防災ヘリ(はるな・あらかわ)・山岳ヘリを撮ってあります

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。
エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。
気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009.9)

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2013年8月18日 (日)

三国川と十字峡だ

日曜日、ドライブという名目の山行下見のため、越後の国 六日町へ。

目指すところは、三国川ダム「しゃくなげ湖」。← 三国川、これ読めますか?

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実は、ちょうど2年前に同様の下見に来た際には、新潟県地方、台風直下であちこちが崩落していてとんでもない状況だった。

【参考】 まさかの三国川ダム 2011.8.20

近いうち、十字峡から「丹後山」「大水上山」の2座に登りたいと考えていて、登山口まで行けるのか?(当日は前夜か未明に現地入りなので真っ暗の予定)

念のため確認ドライブ・・・計算高いゾ

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結果的には、登山口はまったく問題なく復旧。ただし、右岸は崩落復旧のままで車両通行止めになっている<2013.8.18現在>

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十字峡登山センター周辺で地図確認、丹後山登山口から大水上・兎岳・中ノ岳を縦走してまたセンターに戻る計算。

ヤマレコ調べでも、早立ちで頑張れば日帰りも見込めるか。

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参考までに、勝手ながら登山カードを覗き見る(失礼)と、やはり周回ハイカーが多い。避難小屋泊、天幕とか1泊2日コース。

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少し時間があり、三国川(さぐりがわ)沿いに渓谷を歩いてみる。丹後山登山口(桃の木橋?)まで行けるかと目論むも、靴の用意ない相方に悪いので今日は途中で引き返す。

林道では下山ハイカー、トレイルランの人、すれ違う・・・いずれも健脚風

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肝心の「十字峡」は黒部の深い谷をイメージ(※テレビでしか見たことがありません)していたので、三国川のは思ったほどではなかった・・・?

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残り少ないぐんま百名山2座を踏む山行、8月以降は日没がどんどん早くなるので、行けそうな日を考えながらカレンダーとにらめっこで・・・ 

 

<おまけ>

①ダム湖の観光センターで昼食中、前橋育英の攻撃(連続ホームラン)を見る

横浜高校相手になかなかヤルね!先日、所用で学校訪問しただけで何となく親近感が湧いている。優勝まで頑張れ!!

②ダム周回路あたり、ラン練習や自転車競技の人多数。スキー合宿?デュアスロン?

③綿密計画で丹後山・大水上山・兎岳・中ノ岳で日帰り縦走を・・・と思っている中、ヤマレコでは当日、さらに大縦走(荒沢や駒ガ岳まで)の人がいて、これにはたまげる(驚く)

ttp://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-335298.html  

④三国川ダム ⇒ さぐりがわ

これを一発で読める人は相当マニア

 

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2013年6月 9日 (日)

武甲山(応援と登山)

6月9日(日)、急遽、武甲山トレイルランの応援のため、秩父に向かう。

山仲間の熱血おじさんは宿直明けで8時半に退勤、スタート時刻には間に合わないのは承知で、まっすぐ28番札所、「橋立堂」のポイントに到着。

幸い、トップ選手が通過する直前という、ナイスタイミングだった

ザスパ君も上位で通過、すごいすごい。

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ふと、路肩を見ると、2011年大会のときの横断幕も掲げられ、知った名前もたくさん・・・土津園(はにつえん)の「絆プロジェクト(?)」の賜物だ。

そうこうしているうちに、お目当てのランナーが通過しエールを送る。

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ところで、土津園(はにつえん)私設エイドの人たちのハイテンションな着ぐるみ応援に毎度毎度苦笑・・・。さらに、刺激されて、宿直明けの熱血おじさんのテンションも上がったりして・・・

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ちなみに、一昨年の応援の様子も確認

【参考】 武甲山トレイル※応援 2011.6.12

 

次なる応援ポイントを探し、先回りして生川登山口に向かう。セメント工場あたりから武甲山がドーンと見える。

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レースではなく、たまたま武甲山に登っているという、桶川師匠の車を駐車場で見届け、山頂を目指すも、時間的には選手たちの山頂通過に間に合いそうにないので、途中の分岐を分けて、「シラジクボ」を目指す。

熱血おじさんは宿直の疲れを見せず、結局登山となることも快諾、タフ。

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山中を巻きながら高度を上げて、選手の動向も気にしながら稜線に出るとそこがシラジクボエイドだった、ナイス。

速い選手は通過してしまったが、目当てのランナーは十分間に合いそう。

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大会コースを逆走し、武甲山頂まで行くと、まさに山を下りようとしていたオレンジ色の桶川師匠に出会い、間に合う。しばらく応援を共にする。

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桶川師匠と別れ、せっかくなので山頂を散策。

霞んでいて遠景の展望はイマイチだが、秩父市街は見渡せる。大会選手は山頂通過は任意?来る選手は少ない。

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山間部での応援はここまで来れば十分満足、山頂から麓に下るルートをとり、数十分で車まで戻る。

熱血おじさん(66)も駆け足快調で相変わらず元気ですごい。

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最後は、下山地点で選手たちを応援する。ここから残り8kmくらい長い道路・ロードが続き、精神的に参るポイント、ガンバ 

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小持・大持山から下ってくるこの場所、故障で武甲山から直下山でリタイアした選手も、残りのロードを歩いて帰らねばならず、それはそれでちょっと大変そうなので、収容できる人を乗せてゴール地点に向かう。

そのおかげで、(予定していなかった)ゴール地点での応援も見届けることができた。

長期故障中の親父もほぼ例年通りのタイムでゴールで上出来。おつかれさん。

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壮大な武甲山、一日遊ばせてくれて感謝。

さっきまであの三角のてっぺんに立っていたのね・・・ 

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<振り返り>

①熱血おじさんのタフさと、ポジティブな姿勢に脱帽。最近80歳でエベレスト登頂した三浦雄一郎氏を思わせる容姿も頼もしい。

親父共々、(心臓が止まらない程度に)これからも激しく一緒に遊びましょう。

②山行帰路の運転、居眠り注意・・・と自分に言い聞かせる。

ここのところ、注意力散漫。生まれつき、「散漫」なのは認めるが、運転散漫となると問題。なんとかしたい、しなければならない 

 

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。
エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。
気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009.9)

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2012年4月20日 (金)

花の夜叉山(神流町)

一足早くアカヤシオの様子を見に神流町山奥へ向かう。

今日は湯ノ沢トンネル経由、み○ぼスーパー林道(※冬期閉鎖解除は「明日」だった!)を申し訳なく通らせていただき、崩落箇所の状況を確認して、林道で瓔珞橋(ようらく)を目指す。

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下仁田の崩落現場復旧は当分先ですな。ざっくり落ちてしまった道路にはようやくコンクリートを打った状態のまま

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かなり高地(持倉より奥になる?)の林道があちこちに通り、いにしえの集落跡を見たり、何度か道を間違えながら、途中、「小豆の滝」の看板を見て寄り道・・・

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車から10分程度で到着する小豆の滝はとても素晴らしかった。栗木平からの早滝もとてもいいが、落差があるこちらの滝もかなりの絶景ポイント。

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新緑や紅葉の時期は遠景で迫力ある写真が撮れそうで、春夏秋冬通いたい所。ただし、後々、観光協会で聞いてみると熊出没がかなり多いらしいから要注意。

真冬は来るまで上がってくるのが相当たいへんで事実上無理なのか?歩き?

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林道を一本間違えて八倉へ下ってしまい、「大杉」を眺めて、再び小豆の滝に戻って「瓔珞(※読めない=「ようらく」らしい)橋」を目指す。

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瓔珞橋に駐車すると目の前に立派な赤テープ、その先の木々に赤ペンキが多数確認できる。しかし、沢伝いに明確にペイントされた赤印と林間のトレイルは、実際には登山道ではなかった。先入観で沢の傾斜道に進んでしまい、これには猛反省。

30分くらい道迷いの末、何のことはない、上の「神社」を目指すということで、車道脇の昔の林道を通る道があり、しばらくすると天狗の祠到着。

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萱の平では朝からの濃霧が一層濃くなり、時間的にも南小太郎山方面はまたの機会とする。
たまたま見かけた「夜叉山」「アカヤシオきれい」の手書き看板にひかれて夜叉尾根へ。

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これは熊の糞ではないのか?と。

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ここの岩山、標高900Mちょっとだけど、アカヤシオもボチボチ咲いていて、雰囲気もとても素晴らしかった。

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今年は花数は少ないと聞くが、これだけあれば十分十分。きれい。

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景色はガスで見えないが、左右が切れている岩もあり少し緊張。なかなかの山で予想外の達成感がある。ちょっとビビル。

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林道から車に戻って中里に下り、コイコイ駐車場で満開の桜を眺めて挨拶して帰路へ・・・。神流町は桜満開、ツツジもほかの花もきれいだった。

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高台からのぞむ中里の町と叶山

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コイコイの桜も満開できれい

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4月22日(日)はいよいよ、鯉のぼりの放流(掲揚)だそうです。マッテマシタ!

<所要時間>

まずはじめに小豆の滝へ 往復+休憩で20分程度 オススメ

瓔珞橋(ようらく)→登山道入り口間違え→萱の平方面登山口13:25→天狗の祠13:40→夜叉山13:55~14:05→林道14:20→瓔珞橋14:35

<貴重な情報>

不肖山系 →「瓔珞橋から赤テープ・ペイント見て先入観で結構な傾斜の沢を突き進んでしまいました・・・登山道でなくて測量か林業かのしるしなんでしょうか?反省しました・・・これだから里山は危険たくさん」

山狸氏→「 赤ペイント(ソフトバンクのマークみたいな)は林業の印です。実は瓔珞橋の右手の藪尾根を適当に登ると、凄まじいアカヤシオ畑の中に突入となります・・・」

やっぱり・・・・知らないことは多い。また一つ勉強になった。ご教授ありがとうございます。

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009.9)

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2012年2月20日 (月)

まさかの四阿屋山!

別に載せるほどのものでもないが・・・「里山では季節は一歩一歩 春が近づいていたよ」ということで・・・ タンポポではないのよ!↓

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「秩父へ墓参りに行かない?」と奥さんを誘って、ついでに福寿草・節分草で有名な四阿屋山(あずまやさん)に寄る。

ついでに山なのか、山のついでに墓参なのか・・・?山系ご先祖様も毎度困った顔していたが気にしない。

両神の道の駅で四阿屋山の情報・地図を集めてから上の駐車場から入山。車道には結構雪が残っていた。

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軽いハイキングだから・・・と相方を巻き込んではみたものの、北の稜線沿いのコースはなかなか登り応えがあり、この日は風も強くて寒い。

こっちには福寿草なんてどこにもなくて、奥さんからは軽く「また騙された」との反応・・・確かにそのとおりかも、トホホ。

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建造物好きにはどうにも気になる鉄塔「支線名称」やナンバー。

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とりあえずの目標点、両神神社奥社

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四阿屋山は標高772Mとはいえ、山頂直下に岩場・鎖場があることは下調べ済みで、相方からの「それは聞いていない」の不満もまぁ最初から想定内だったりする。

確かに、狭い岩場(一部だけ)は多少のスリルがあり、不慣れなハイカー・軽いハイキング気分だとちょっとビビルか?

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ここで想定外発生。

前夜からの多少の積雪があり凍結していることもあり、ご高齢ハイカー数組が立ち往生(牛歩?)、アイゼンつけたほうがいいとかキャーキャー怖いとかもうダメと言う話になり・・・見ていて面倒くさくなってしまい、今日のところは撤退した(まぁ、自分も軽アイゼンを車に忘れてたので偉そうにはいえない)。

山頂まであとわずかなのに・・・残念。山頂まで行けずに奥さんも実はちょっとがっかりした様子だった (いい調子だ) 

撤収途中で武甲山を拝む

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復路は男坂を下り切って、福寿草自生園でようやくご対面。なるほど濃い目の黄色の花がナイス。柵の外から、しかも上から撮る写真は難しいや

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ロウバイも本数は宝登山ほどではないが見頃でいい香りだ。青空に映える薄い黄色ナイス。

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上にロウバイ&下に福寿草の構図

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自生園から駐車場までは歩いて10分程度だった。四阿屋山に登らない人はここだけ往復でも十分楽しめるらしかった。

      

<所要時間>

駐車場12:40→両神神社奥社13:10→山頂直下撤退13:20→福寿草自生園13:45→駐車場14:00

        

<次回のための備忘>

①岩場はあるが結局は里山に過ぎない四阿屋山は季節によりいろんな草花が楽しめてなかなか面白そうなところ。単独よりも、ちびっ子やご家族和気藹々巻き込んでのハイキングに良さそうな山。

せっかくなら岩場頑張って登る山頂からは武甲山や奥秩父の雪の山々もきれい(らしい)。

②適度の急登は練習にいい感じで、近くにこんなところがあればうれしい山。ただ、ハイカーがとても多いので迷惑にならない程度に駆ける程度。

③「ライダーに優しい町」と銘打つ小鹿野町・・・

エコな「ランナー」「サイクリスト」ではなくて二輪車「ライダー」をターゲットにする点で個人的にはムムムだが、なかなか面白そうな町。最近ではアドマチック天国にも出た(らしい)。

小鹿野町~秩父市吉田一帯は、秩父札所巡りラン③ で縦横無尽に激しく走ったのも思い出で残る。わらじカツは何となく恐ろしくて食べていない。

               

<おまけ>

帰りは秩父市街へ戻らず、ドライブついでに小鹿野の山奥の「尾ノ内氷柱」を目指すも、道を間違えて「合角(かっかく)ダム」に出る。

そのまま、神流町生利に抜ける土坂峠(多少雪道)を通り、神流町で念願の「まるいそば」で温かい鍋焼きうどんをいただく。

神流町では「マウンテンです(≒トレイルランニングの意)」と合言葉を言うと瞬時に場が和むからわかりやすくてうれしい・・・

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で、帰りは塩沢峠越えでスーパー林道のかなりの圧雪を楽しみながら日野へ抜けて帰る・・・今週も神流町巡りでした。

           

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009.9)

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2012年1月21日 (土)

北八ヶ岳 雪山遊び

1/20(金)には平野部でも雪となった関東地方、そして引き続き雪模様の週末・・・好転することはないだろうと承知しつつ長野県に期待、北八ヶ岳に向かう。

碓氷峠を越えると少し雪は小降りになったものの、立科から蓼科に抜ける峠あたりでは積雪も増えて故障車も目立つ。

慎重に運転して10時半過ぎにピラタス蓼科スキーリゾートへ現地入り。

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駐車場前の登山口には入らずに、往路は有名な「ピラタスロープウエイ」利用とする。「ロープウエイは使うべからず」の山系一族の教えは雪山なのでこの際ご勘弁いただく。

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スキースノボで賑わうピラタスは7分ほどで山頂駅に到着する。スキーとかは右手のゲレンデ方面へ下っていく。北横岳や縞枯山を目指す雪山ハイカーはスノーシューやアイゼン装着して 坪庭あたりから散策開始。

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分岐を左に分けて「北横岳」方面へ。林間で積雪が増すが先行者10数名あると聞き、確かに明確なトレースもあり迷うことはない。雪が深いのでピンクテープとかはほとんどない。  振り返って坪庭をみると結構上ってきたことを実感。

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三ツ岳への分岐地点。帰りは周回は難しそう。三ツ岳は夏山でも岩場ゴツゴツで結構手強かったと記憶している。

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北横岳ヒュッテまで来れば山頂も近い。ヒュッテの庭で結構な人数が休憩していた。風もなくてくつろげる感じ・・・。

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2350Mくらい、森林限界も過ぎて山頂近くまでくると、一瞬だけ強風で顔が痛い地点があった。そこは南峰で、素通りして北峰に向かうこと5分で山頂到着。

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標高2480Mの北横岳山頂。当然ながら間近の蓼科山もどこも視界不良。寒さはあまり気にならない。

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この先、大岳経由双子池へのルートは入山なしの模様。

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来た道をヒュッテまで戻る。急坂は「尻セード」?やソリ持参者は自由な格好で新雪も下る下る。

ヒュッテの庭で40分くらい昼食休憩しながら身も心も温まる。

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途中、数名のハイカーと女性の団体さんと挨拶しながら、坪庭まで一気に駆け下りる。来た時よりも降雪も落ち着いて視界が開けてきた。

縞枯山荘分岐を分けて頂上駅に再び戻る。山荘まで5~10分程度?後から考えてみると、行くだけ行ってみればよかった。平原に立つ小屋・・・だったと思う。

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そして、ここから第二部・・・ピラタス下の林間コースを激走へ。片道900円のロープウエイ代をケチるわけではないが、せっかくのスノーシューなので利を生かして新雪を激しく楽しむ。ゲレンデを滑る人々もなんのその・・・で駆け下りる。

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基本的にこのコースもトレースあり迷うことはない。ゲレンデと平行し、上にはピラタスの架線も通っているから方角を見失わなければ厄介なことはない。

途中、ゲレンデを横切ったり、  小リフト脇を通過、ピラタスから手を振られることもある。

で、山頂駅から45分、あっという間に山麓駐車場に到着。お疲れ様でした!

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<コース図> ヤマレコのこの日の記録より      

<所要時間> ※個人差ありあまり参考にならず

ピラタス山麓駅11:10→山頂駅11:25・坪庭発11:30→三ツ岳分岐12:00→北横岳ヒュッテ12:10→北横岳(南峰)12:25→北横岳(北峰)12:30~40→北横岳ヒュッテ庭で昼食12:50~13:35→坪庭13:50→縞枯山荘分岐14:05→山頂駅14:10→ピラタスリフト下の登山道→中腹のリフト駅脇14:40→山麓駅駐車場14:55

<振り返り>

①今日は遊びのためスノーシューを履くが、6本アイゼンくらいで十分。新雪なのでアイゼンの有無があまり影響なくてつけていない人もいるみたい。

②この日は思いのほか風は少なく、手もかじかむほどではなくて、厚着で汗をかくくらいだった。体感温度で言えば強風の赤城山のほうがはるかに寒い?

③冬山入門コースで有名な北横岳周辺は、滑落や雪庇・雪崩など大きな危険箇所はないが、今日のように太陽がまったく出ていないと方向感覚が麻痺することがあるので、方向音痴系の人は視界不良時も含めて随時確認が必要。

※大岳や三ツ岳とか双子池とか下山ルートが複数ある

④復路もピラタス使用でもいいけれど、ゲレンデ脇の登山道は長い下りで新雪で楽しいので、スノーシュー遊びには是非登山道下りをオススメしたい。

「冬場登山道」の表示あり、先行者のトレースあれば問題なし。ない場合はゲレンデとリフト架線とか目印にして地図見て下る。

⑤賞味3時間半の雪山山行満喫、それと同時に、長時間の雪道運転も久しぶりでなかなかいい経験になった。それにしても、道中、路肩に落ちる・衝突・ひっくり返る車も多く、他人事ではなく安全運転を誓いながらの車中だった。

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009.9)

  

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2011年12月30日 (金)

【編集中】年の瀬山行

一年を締めくくる山行二本が宿題中・・・

(「師」ではなくても)凡人も相変わらず激しく走りまくる「師走」・・・

ちょっとアップに時間がかかりお待たせしております、ご勘弁ください

取り急ぎ、ヤマレコに真面目にアップしてるので、まずは雰囲気だけどうぞ

◆12/27(火) 単独

赤城山(地蔵岳・出張山・薬師岳・陣笠山・覚満淵・長七郎山・小沼) 

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◆12/29(木) オレンジ組

竜ヶ岳より「ダイヤモンド富士★」を満喫!+雨ケ岳往復+本栖湖 

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ところで「ヤマレコ」ね・・・

ガッツリ山に励むための情報収集ツールとしてかなり有効かもしれない。

冬季も山系モチベーションあげてアップアップでいきましょう、そうしましょう。

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<おまけ>

年明け?年明けは1/3(水)から再開予定・・・例のあれ、力餅系です

   

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2011年9月30日 (金)

スカイビューに向けて

別に秘策というほどではないが・・・レース前の恒例のため自分なりの対策を公開。敵?には塩を大盛で送るタイプなもので・・・。

選手の皆さん、お塩どうぞ~!

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ハッキリ言って、当日は天候次第で、暑ければ汗と水分不足にやられ、下界が曇りなら山頂はガスにまかれてたいそう冷え込む。

■日本気象協会~武尊山周辺の天気予報~ ※高度別あり

これ見ると、日曜日相当寒い予報になってるわよ・・・・縦=10/2(日)-横=高度2,000M付近で見てみる。月曜はもっと冷える!

http://tenki.jp/mountain/famous100/point-137.html

3年前の旧山田杯(第19回?)は山頂付近で雪だか霜だかが多く見られた気がする。幻覚でなければ・・・の話。山頂付近は早くも紅葉がきれいかもしれないゾ!

それでは、「ス・カ・イ・ビ・ュー」でいってみよう!

       

 スタートから飛ばさないゾ

目指す武尊山は北の方角なのに、SL広場をスタート後してすぐに南へ向かい、突き当りを右折して永井酒造手前を曲がったり・・・というロードの凱旋ランがある。村民の応援がどれほどかは未知数だが、正直、メインストリートを駆ける神流町には及ばないだろう・・・。単純に神流のほうが「町」だから人がたくさん・・・?。

この辺は完全にウオーミングアップで行きたい。

 力を抜いて吉祥尾根へ・・・(カ≒カだ・・・苦しい)

※試走行っていないので正直この区間は不明・・・個人的には「流す」区間。どうやらヒルが多いらしい。クマもいるらしい?

今回は、力を抜く=「心拍を上げない」努力をしたい・・・。先日の信越五岳(ペーサー43km)が何故あれほど楽に済んだのか考えてみると、自ずとペースを控えて低心拍のまま走り続けられたから・・・という決定的な理由がある。

 いざ、武尊山へGO!

約10キロ地点「武尊高原川場キャンプ場下駐車場の手前から林に下るところ(=川場牧場入り口の大会看板)」から桐木平キャンプ場を経て川場谷野営場までの12km弱が自分にとって鬼門だ。

丘をいくつか越えるアップダウンの連続だけど、頑張れば意外と走れてしまう。けれど、先は長いのでこんなところで無茶しても仕方ないのでは・・・?

水は豊富だから飲みたいだけ飲んでおいて所持水分は登山区間まで温存よ。

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第一関門「川場谷野営場」の時刻が11:00らしい。第1回なのでよく分からないが、キャンプ場あたりでのんびりしていると意外と先は長いような・・・。旭小屋から野営場も結構距離ある。

しつこいようですが、天候次第。涼しければ割と何でもないかも。

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ビビルことなかれ、あとは山頂まで「完全に登山」

野営場から山頂までは完全に登山と割り切る。普通の人は無理して走ろうとしてもあまりいいことはないような気がする。「早歩きする」とか「休まない」とか「上りで抜かす」とかそれぞれの課題で適当に進むのが無難か・・・。

心が折れそうになった時には「あの鏑木さんも大さんも望月さんも栗原さんも、山田杯でこの急坂を10kgの重り背負って走って登った」ことを思い起こしてみたり・・・。

※以降の写真に以前の山田杯写真が混ざる。9月下旬すっかり紅葉。

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とりあえずの目標は1時間から1時間半で「前武尊」、その後はやはり1時間から1時間半くらいで武尊山頂を目指す。

晴れていれば稜線からスカイビューがビュービュー

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野営場~山頂~武尊キャンプ場のこの区間に水はない!

唯一の水場は山頂近くの「菩薩界の水」がないこともないが、水枯れもあり、ポタポタだとペットボトル1本に5~10分かかるので、5人並べば30分以上のロスだ。それでも並ぶ?

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ちょっとした池があって、次なる目標は「タケル」様。それが見えると山頂も至近。真の山頂はハイカー多くて通過しないかもしれないが、寄って失格ということはないだろう。みなかみ側に下らないように・・・。

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ュー!  ビュービューっと、あとはもう下り。

武尊山直下は滑りやすい薄い石地帯なので急坂注意。30分弱進み、剣が峰への登り返しが一箇所あるが意外とすんなリいける。

そして、その先も多少の上りは愛嬌で、あとは下り基調。

要するに、「剣が峰からキャンプ場を経てそしてゴールまでの下りをなるべく歩かずに走り通しましょう!」(※上りは遠慮なく先頭きって「歩く」作戦)だ。

以前はキャンプ場がゴール地点(写真右下)だったが、今回からSL広場までプラス10kmの道のり・・・。

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以上、当面の目標は山頂経由で下っての「武尊高原キャンプ場」で、そこから10km先のゴールは力を振り絞って走りたい。

※21世紀の森・吉祥尾根あたりは試走していないので何ともいえない・・・。

日没を迎えると、このあたりをナイトランになるのだろうかな・・・?(個人的には日没前にゴールしたい)

すべて天気次第! 

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最後は応援の人たちに見てもらいながら、ロードを凱旋してゴールの流れだと思う。ハセツネ女子などでご活躍のHさんが暮らす川場村の人たちも、きっと温かく迎えてくれるだろう・・・。

  

<おまけ>

川場村といえば、雪ほたか(お米)・ブルーベリー・吉祥寺(四季折々きれいな寺)・春駒祭り(女装男性陣が村内を真冬に練り歩く風物詩)が有名(らしい)。

道の駅川場田園プラザ」も都心の人々に人気だったが、近年、「ららん藤岡」が人気を博しているらしい。※単に「あのラスク」を売っているからだろうね。

■ 川場村観光協会 http://www5.kannet.ne.jp/~kawaba.k/


ちなみに、50kmの部、雨なら里山トレイル25km2周との噂も聞こえてくるが・・・私、遠慮します。大雨なら出ませーん!      

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