カテゴリー「秩父札所巡り」の記事

2013年6月 9日 (日)

武甲山(応援と登山)

6月9日(日)、急遽、武甲山トレイルランの応援のため、秩父に向かう。

山仲間の熱血おじさんは宿直明けで8時半に退勤、スタート時刻には間に合わないのは承知で、まっすぐ28番札所、「橋立堂」のポイントに到着。

幸い、トップ選手が通過する直前という、ナイスタイミングだった

ザスパ君も上位で通過、すごいすごい。

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ふと、路肩を見ると、2011年大会のときの横断幕も掲げられ、知った名前もたくさん・・・土津園(はにつえん)の「絆プロジェクト(?)」の賜物だ。

そうこうしているうちに、お目当てのランナーが通過しエールを送る。

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ところで、土津園(はにつえん)私設エイドの人たちのハイテンションな着ぐるみ応援に毎度毎度苦笑・・・。さらに、刺激されて、宿直明けの熱血おじさんのテンションも上がったりして・・・

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ちなみに、一昨年の応援の様子も確認

【参考】 武甲山トレイル※応援 2011.6.12

 

次なる応援ポイントを探し、先回りして生川登山口に向かう。セメント工場あたりから武甲山がドーンと見える。

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レースではなく、たまたま武甲山に登っているという、桶川師匠の車を駐車場で見届け、山頂を目指すも、時間的には選手たちの山頂通過に間に合いそうにないので、途中の分岐を分けて、「シラジクボ」を目指す。

熱血おじさんは宿直の疲れを見せず、結局登山となることも快諾、タフ。

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山中を巻きながら高度を上げて、選手の動向も気にしながら稜線に出るとそこがシラジクボエイドだった、ナイス。

速い選手は通過してしまったが、目当てのランナーは十分間に合いそう。

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大会コースを逆走し、武甲山頂まで行くと、まさに山を下りようとしていたオレンジ色の桶川師匠に出会い、間に合う。しばらく応援を共にする。

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桶川師匠と別れ、せっかくなので山頂を散策。

霞んでいて遠景の展望はイマイチだが、秩父市街は見渡せる。大会選手は山頂通過は任意?来る選手は少ない。

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山間部での応援はここまで来れば十分満足、山頂から麓に下るルートをとり、数十分で車まで戻る。

熱血おじさん(66)も駆け足快調で相変わらず元気ですごい。

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最後は、下山地点で選手たちを応援する。ここから残り8kmくらい長い道路・ロードが続き、精神的に参るポイント、ガンバ 

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小持・大持山から下ってくるこの場所、故障で武甲山から直下山でリタイアした選手も、残りのロードを歩いて帰らねばならず、それはそれでちょっと大変そうなので、収容できる人を乗せてゴール地点に向かう。

そのおかげで、(予定していなかった)ゴール地点での応援も見届けることができた。

長期故障中の親父もほぼ例年通りのタイムでゴールで上出来。おつかれさん。

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壮大な武甲山、一日遊ばせてくれて感謝。

さっきまであの三角のてっぺんに立っていたのね・・・ 

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<振り返り>

①熱血おじさんのタフさと、ポジティブな姿勢に脱帽。最近80歳でエベレスト登頂した三浦雄一郎氏を思わせる容姿も頼もしい。

親父共々、(心臓が止まらない程度に)これからも激しく一緒に遊びましょう。

②山行帰路の運転、居眠り注意・・・と自分に言い聞かせる。

ここのところ、注意力散漫。生まれつき、「散漫」なのは認めるが、運転散漫となると問題。なんとかしたい、しなければならない 

 

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。
エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。
気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009.9)

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2012年9月22日 (土)

ヤギふれあい牧場☆

秩父へ墓参りの帰り、「牛を見に行かない?」と誘って、東秩父村に寄り道して「彩の国ふれあい牧場」を散策してきた。

標高700Mくらい?いわゆる「秩父高原牧場」一帯・・・  

このあたり、「定峰峠」「釜伏峠」やら「二本松峠」など、都会の自転車乗りの方にはお馴染みの練習コースでもあり、外秩父の低山(=七峰とか)ハイキングコースとしても愛好者が多いと聞く。

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勝手に入れるヤギ牧場にてのんびりと仔ヤギ達とたわむれて遊んだ。

普段の生活もどこかハイジのような自由奔放な暮らしをしている相方…やっぱりヤギ達に慕われてかなり楽しそうだった。なぜか牧場がよく似合う。

一方の自分は相変わらず子供・動物には不評のようでたくさんいたヤギもそそくさと遠のいていき、やはりトホホな展開…。 

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仔ヤギには「エリカ」「カスミ」「マイ」とか名前が付けられていて、上の写真の女の子は「マミ」ちゃんと読み取れる。

日頃の仕事では、御年80・90・100の熟年の「まつ」「たけ」「うめ」さんたちばかりが相手なので、今日は相手がヤギとはいえ、この手の名前に囲まれるだけでも決して悪い気はしなかった。

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モーモーハウスの手作り体験実習(アイスづくり)は一時間かかるらしいので見送って、ソフトクリームだけ食べて下る。 

寄居に下ったせいか、なんと牛の姿は一頭も見ず・・・でも、混雑していなくてなかなかいい雰囲気の牧場だった。

◆秩父高原牧場(彩の国ふれあい牧場) 立派な県営牧場なんですね~?

http://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/k30/

↑ご丁寧に仔ヤギたちの名前の紹介もある~白ヤギさんばかりではないからかわい

 

<振り返り>

ふれあい牧場は4月の東武鉄道「外秩父七峰縦走ハイキング」(42km)の主要なコースで、今春も参加費無料で楽しませてもらった。

大会の時はこの辺も速足素通りしてしまったが、ゆっくり楽しむと、ドライブ・観光でもファミリー向け静かなところだった。コスモスの花々もとてもきれい。

【参考】 外秩父七峰縦走だ!  2012.4.22

↑一度出ればそれで十分のような気もするが、42kmの「歩き」は結構ハードで、参加費無料のトレーニングと考えると魅力を感じなくもない。楽しい一日だったな 

 

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と、下手な観光案内はいいから、8/26のおんたけスカイレースの振り返りを早く

 

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2011年12月 1日 (木)

秩父札所巡りラン④

12月1日、朝から冷え込んで小雨が降る中、秩父札所巡りの最終回、33番から34番へ向かう山越えコースへ挑戦。

頻繁に熊が出るらしいので、「折りたたみ傘」「熊鈴」「防寒装備」徹底でいく。

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第1回は2010/11/16に1~19番の25km、第2回は2011/4/28に19番から30番まで約30km、第3回は先月11/15に三峰口駅から31・32・33番まで45kmくらいを巡ってきた。

12月に入り、冷え込んだり雪が降る前に残りを済ませましょう!

【参考】 秩父札所巡りラン①  秩父札所巡りWalk  秩父札所巡りラン②

          秩父札所巡りラン③   

基本的に、「前回の到達点から次へ向かう自分ルール」を課している(=バスやタクシーなど使ってはダメ・・・)ので、今日のスタートは33番菊水寺(秩父市下吉田)から入ることになる。

最初、皆野駅に向かうも有料駐車場見当たらずに予定変更、結局、菊水寺に停めさせてもらう。

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10時半過ぎにスタート、ロードが続くが小雨にやられて標識見落としてしまうことが多く、道の駅(龍勢会館)あたりで多少道に迷いながら、峠越えの分岐へ向かう。

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今日向かう峠は霧の中・・・ガンバレ日本!猪木?

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峠分岐からは傾斜があったり獣気配もあるが、意外と走れる道で見頃の紅葉の中で足取り軽く進む・・・。

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こういう道祖神(道中安全)もいいねぇ

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水潜寺までもうひと山。ロードシューズ(ターサー)を履いてきたがコースは完全にトレイルランニングコース。距離はそれほどでもないが変化に富んでいて気持ちいい峠。

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ピークは破風山分岐となる「札立峠」。このあたりで熊出没が多いらしく、11月も週1ペースで出会っているらしい。同じ熊なのか?

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滑りやすい岩場の下りを10分ほど駆け下りれば、突如寺院があり、結願の寺「34番水潜寺」へ到着。気さくな住職さんと話し込み、いろいろ情報もいただく。

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復路は皆野から吉田に抜けるロードを走って車のある菊水寺へ急ぐ。

といっても、往路で通った江戸古道では9km程度の33→34番も、車道を回ると15km近くあるのでここが今日一番の頑張りどころ。

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土地勘がないため菊水寺の方向が曖昧で、近くの温泉施設「星音の湯」の看板を頼りに雨に負けず結構なペースで急ぐ。

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13時50分、賞味3時間で無事に車に戻る。ロードあり峠ありで短時間でかなり楽しめたコースだった。普段車で通過している道をひたすら走る自分に酔った一日・・・。

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<所要時間> 時刻  ※全て走っているので巡礼の参考にはならず

33番菊水寺10:40→龍勢会館11:05→札立峠12:00→34番水潜寺12:15~40→33番菊水寺13:50

    

<おまけ>

①秩父札所巡りは4回に分けて100kmおしまい・・・

後半の寺が山深いのでどう頑張ってみても2回、いや3回は必要か・・・。春になったらガッツリ50km×2行けたらいいかな・・・。盆地の夏は暑くて全然適さない感じ。

ちなみに、夜通し100km歩く健脚巡礼者もいると聞く。

②昨秋に第1回目に入り本日結願・・・何度巡ってもいいそうだが、次回はもう少し信仰心を抱いて(今回もそれなりに思うところあって出かける訳だが)しっかり訪れたい・・・。

③秩父札所巡りグッズ(地図・本・携行品等)はさまざまあり、札所1番四萬部寺とかで調達可能。ポケット地図やガイド本は目を通したい。

④12月3日は秩父夜祭・・・京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに「日本三大曳山祭り」に数えられる(らしい)。何度か訪れたことがあるが、屋台もいいが、クライマックスの花火も美しい!見物客22万人!!という人手・・・警備にあたる警察官さんもご苦労様です 

   

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009,9)

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2011年11月15日 (火)

秩父札所巡りラン③

立冬も過ぎてすっかり涼しい季節になったので秩父札所巡り再開。

前回は昨年11/16に1~19番の25km、ゴールデンウイーク直前の4/28に19番から30番まで約30kmを走ったところで終っている。

秩父盆地の夏は避けましょう・・・と今日に至る。

【参考】 秩父札所巡りラン①  秩父札所巡りWalk  秩父札所巡りラン②   

★いきなりですが、本日のヒット写真はこれ!言い得て妙だ。

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さて、今回は前回の続きでる秩父鉄道「三峰口駅」からスタート。厳密に言えば、前回30番の最寄り駅は「白久駅」だったが、都合上、三峰口とさせてもらう。

実はこのコースにお寺は4つしかないのに、全部行くと50km近くにもなるという徒歩巡りではかなりの難所コース。一番のネックは山間部の寺を巡り最終34番まで行けるかどうか・・・ダメそう。

バタバタしているうちに三峰口が9:30になってしまい、この時点でもう先行きが思いやられる・・・。

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両神~小鹿野あたりの山間部のロードのアップダウンを歩かずに頑張る。今日はロードのLSD練習のつもりがアップダウンが激しすぎてすっかりトレイルの練習になってしまう。

おまけに「江戸巡礼古道」は渡渉あり林あり峠ありで完全にトレイルコース。ロード用ターサーシューズが痛みそう。

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■ 札所三十一番 鷲窟山 観音院 (しゅうくつさん かんのんいん)

34番札所の中でも山間部に有する寺。地図で見ても、こちらの寺に行って帰る道のりだけでも難儀とわかるがそうも言ってられない。

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手前の地蔵寺にはお地蔵さんが雛檀状に並び、それはものすごい数あった。写真はほんの一部。

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再び10km戻って、小鹿野市街を抜けて32番へ向かう。小鹿野の町にはいろいろな店が並び、意外と活気があったのが驚いた。今度はゆっくりと歩いてみたい。

バイクツーリングに積極的な町らしい。

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小鹿野警察署前から南の江戸古道に入り、ここから「大日峠」を越える山が完全に里山トレイルでロードシューズにはきつい。ハンガーノック気味で少しヘロヘロ。

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■ 札所三十二番 般若山 法性寺 (はんにゃさん ほうしょうじ)

こちらは20分くらい登った山の上に「奥の院」があり、大日如来があり、展望も楽しめるなかなかのところ。西側の切れ落ちた岩場が結構危ない。

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あれは神流の山「父不見山」ではないだろうか・・・?鉄塔も気になる。

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32番で遊んでいるうちに、時間的に今日は34番まで行くことは無理な時間になり、8km先の33番菊水寺へ急ぐ。どこの家でも「つるし柿」が干されていて里の景色がいい。干し柿大好き。

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■ 札所三十三番 延命山 菊水寺 (えんめいさん きくすいじ)

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日も短く、ここまでで35kmくらいも走ってきているので、今日はここまででお腹いっぱい。次回、34番結願の寺「水潜寺」までの道のりを地図で下見する。15kmあると思っていたのは車の場合で、幸いなことに江戸古道で峠越えすれば9kmくらいだ。

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最後は吉田から皆野へ抜けるのをやめ、秩父市街「大野原」方面へ目指すことにする。峠を二度三度と越えて、今日は完全にトレイルかウルトラの練習になったまま、振り返ってみれば50kmくらい走った。

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日没前ギリギリで三峰口駅に戻る。土産屋で夕飯食べて一日終わり。三峰口から大滝村(現秩父市に合併)に向かう最終バスは17:18らしい・・・。鉄道も駅もなかなか情緒ある雰囲気で、学生・住民・観光客に親しまれる秩父鉄道を実感・・・。

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<所要時間> ※時刻   意外とお寺滞在時間が長い!

三峰口駅9:30→15km→31番観音院11:00~11:30→10km→32番法性寺12:40~13:35→8km→33番菊水寺14:25~14:30→12km→大野原駅16:00

<おまけ>

①最後の34番水潜寺だけ残して次回最終章へ。今日の33番を基点として江戸古道9kmに復路ロード15km周回で冬前には行けるだろう・・・。

②秩父札所は1~34番の寺まで約100kmあり、車・観光バス・自転車・徒歩・ジョギング・・・といろいろな楽しみ方がある(らしい)。ネットを見ているとロードやウルトラの練習で巡っている人が結構いる様子。

③地図と照らし合わせながら寺を探すのはちょっとしたオリエンテーリングみたいですごくいい感じ。といっても、巡礼コースは看板や札がしっかりあるのでほとんど迷うことはない。

④秩父の住民も観光客に慣れていて気軽に挨拶してくれるのがうれしい・・・です。が、意外と巡礼道のことや札所のことはみんながみんな詳しいわけではなく、話すと長くなる傾向・・・

⑤33番菊水寺からバスで帰らずに大野原駅に向かうのは相当のマニアか。

    

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009,9)

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2011年4月28日 (木)

武甲山が熱い!

先日、秩父札所めぐり第二弾に行った際、疲れも出てきた中盤ポイント、28番の「橋立観音」の前の茶店で休憩した。平日の午後3時近くなので混雑してない。

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半袖短パンでハァハァ言いながら入店する若造は参道内ではやや浮いているが、お店の奥さんは予想外の好反応でこちらが恐縮する・・・。

奥さん:「お兄さんひょっとしてトレラン!?武甲山出るの?」 との声

山系:「えぇまぁトレランですが・・・(今日は札所巡礼なんだけど・・・外見はそう見えないから仕方ないね)。武甲山は自分は出ませんが、仲間がたくさん参加しますよ」

    

※話の整理

<1>「武甲山に出る」とは平成23年6月12日に開催される「第二回武甲山トレイルランニング大会」のこと。大会パンフレットやコース図は→こちら

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<2>茶店とは(頂戴した名刺より)

 らく焼・陶芸・手打ちそば・うどん 土津園(はにつえん) 

    ~秩父札所第28番橋立観音 天然記念物橋立鍾乳洞前~

 とある。奥さんは副店主さん

 ~許可を得て写真を掲載~

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本日のサプライズはそこからで、奥さんからタオルを託された。

聞けば、未曾有の東日本大震災で秩父地方も大きく揺れた。イベントの自粛も相次ぐなか、レースの主催者スポーツエイドジャパンの代表さんも熱い方で、こういう時こそイベントは開催したいとの結論に至ったらしい。素晴らしい。

一方で、土津園(はにつえん)奥さんも何かみんなを元気づけることをしたいと「黄色いタオル」に手書きのメッセージを書いて、たった今できたところとの話。奥さんが心をこめて一生懸命作ったというあたりがうれしい。

周知のとおり「黄色いタオル(ハンカチ)」には「大切な人の帰りを待つ」とか「SOSに応えよう」とかいろいろな意味があるらしい。高倉健と倍賞千恵子とか・・・・。

    

自分は大会には参加しないのだけれど、上州山楽走から10名・桶川師匠の組員が6名くらい出るとも聞いていることを話したら、大量にお預かりした。奥さん達は8キロ地点?のこのあたりで今年もエイドを展開しているとのことなので、黄色いタオルで声援に応えてほしい・・・。しかも、お手製の横断幕も用意してくれるらしいのよ。

   

帰りはザックに大量のタオルをくくりつけ、二宮金次郎の如く背負って秩父路を駆け抜けた。こんな感じ。

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「絆 3.11」 と書かれている シンプルだけど一筆がジーンと重い。

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ちなみに、奥さんの話ではレース当日までにたくさん作って試走に来た方に一人でも多く配りたいそうだ。先着○名とか聞いたような気もするが定かではないので、これを見た方でもし武甲山の麓にトレランに出掛ける際には、ぜひ土津園(はにつえん)に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

山を走るトレランというと、肩身の狭い思いをすることも多々あるけれど、ここ数年、地域活性化と絡んで着実に理解が進んでいる・・・といいな。

           

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土津園 (ハニツエン)

所在地 〒369-1872 埼玉県秩父市大字上影森690
秩父鉄道浦山口駅より橋立堂方面へ徒歩15分
営業時間 営業 : 8時~17時 休業 : 不定
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※茶店は3~4店ありどこも魅力的だけど、参道入って右手一番奥のたぬきやかえるの置物が並んでいる店。ひらがなで「はにつえん」とある。レース当日は手前の林道上にエイド開設だとか・・・未確認。
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追悼 あれから一年

ブログ更新がやや滞りつつあるが、やはりこちらからアップかな・・・。

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昨年の4月末、母ちゃんが亡くなってから1年が過ぎた。<詳細は文末>

山系一族は誰がどう見ても喪に服しているとは言えず、山が好きだった母ちゃんを偲んでか激しく野山を駆け巡る・・・。 ここ一年の山行記を見ると、安政遠足・鬼怒沼山・白砂山・野沢温泉・富士山・燧ケ岳・安達太良山・河口湖・そして至仏と・・・実はみんなその一環だ。

「追悼(慰霊)登山」はほとんど残された者の自己満足かもしれないが、実際、当事者になってみると、それはそれで深い意味がある。「お盆や彼岸に故人を偲ぶのと同様に、事あるごとに『あの人はああだった』と話題にすることこそが本当の供養、故人はその中にいる・・・」と尊敬する永六輔も言っている。これは納得。

      

というわけで、命日に秩父へ札所巡りの続きに出掛けた。今日はランモードで半袖短パン、こうなるともう墓参とは名ばかりでほとんどトレーニングだ。

11:00、菩提寺から23番へ向かう。途中の20・21・22は初冬に巡っているので勝手ながらパスさせていただく。

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◆二十三番 音楽寺 秩父市寺尾3773

ミューズパーク近くの丘に位置し、21番または22番から駆け上がる「長尾根コース」が何ともいえないいい雰囲気。

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武甲山を眺める民家で普通に飼われていたポニー3頭。いきなり出くわしてびっくりした。

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◆二十四番 法泉寺 秩父市別所1586

24番へ下るコースも完全にトレラン領域。ミューズパーク周辺は練習コースにはよさそうだが、詳しい地図が少なく「江戸古道」の道標も見つからず、紅葉湖?とかで大きく迷う。トレイルが続き、ターサー靴が泣く。

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◆二十五番 久昌寺 秩父市久那2215

巴川地区で鯉のぼりとともに「負けない日本」「がんばろう日本」の横断幕を見て少しジーンと来る。

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◆二十六番 円融寺 秩父市下影森348

荒川右岸に渡る。25から28や27へ先回りもできる位置取りだが、今回は忠実に1~34番を巡ることに決めている。

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◆二十七番 大渕寺 秩父市上影森411

新緑が美しいお寺・・・だったかな。  

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28番へ向けて「琴平ハイキングコース」や「浦山ダム」近くを通る。このあたりは武甲山トレイルランのコースと重なる?(か?よく分からない)

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◆二十八番 橋立寺 秩父市上影森675

鍾乳洞あり、岸壁直下のお堂。

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境内にはお食事どころが数店あり、そのひとつ、「はにつえん」に立ち寄ったところ、店のおばちゃんの熱い歓迎を受ける。

実はこのお店、武甲山トレイルラン本戦の日にはエイドを開設するとのこと・・・。武甲山に試走に出掛ける人は覗いてみるといいことがあるかもしれない。

★新月のリズムもチェック!

http://ameblo.jp/new-moon88/entry-10778156576.html

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◆二十九番 長泉院 秩父市荒川上田野557

浦山ダム=秩父さくら湖の下を通って29番へ。秩父市から旧荒川村に入る。

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いよいよ、今日の最終目的地30番も近い。が、29→30は7kmほど離れているので気合を入れなおす。途中、しだれ桜で有名な清雲禅寺を見て、その後道の駅荒川で鹿肉カレーを食す。うまい。

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◆三十番 法雲寺 秩父市荒川白久432

一旦、白久駅で帰りの電車の時間16:52を確認、現在時刻16:25で残りひとつ、余裕かなと暢気にしていたら、30番は熊倉山登山口へ続く上り坂の途中にあり、意外と道のりが長くてひやりとした。牛蛙がゲロゲーロとたくさん鳴いていて、無邪気に捕まえて遊ぶ小学生の女子たちに、田舎の子ども達の逞しさを見る。

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電車の時間を気にしながら、復路の下りを飛ばして大腿筋喜ぶ。今日はここまでで、次回31~34番(結願の寺)は4つだけで50kmくらいあり、ルートを模索中。バスなど使わずなるべく走り(歩き)抜きたい。

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<所要時間>  25~30kmか? 5:45くらい ※駆け足

駐車場11:00→ミューズバーク11:50→24番下の美味しい茶店12:35~50→26・27番(影森駅付近)14:15→はりつえん14:45~55→道の駅荒川16:00~16:15→白久駅16:30→30番16:40→白久駅16:50

■急性骨髄性白血病

母親は白血病との闘いだった。体調の異変に気づいたのも夏の山登りのあたりから動悸息切れがして足が進まない・・・という不調からで受診して即入院、それから半年・・・。

白血病という病気はある日突然、社会から隔離された「無菌室」での入院生活が始まり精神的苦痛は計り知れず、よく耳にする「骨髄移植」はごくごく限られた条件下でのみ可能、本人の体力的な負担は相当なものらしいので一概によいことばかりではない。

最期2ヶ月くらいは家に戻り、富士山眺めて静岡まで行ったり、春には桜を思いっきり見て回ることもできたので残される側はまぁ後悔はない(本人はそういうわけにはいかないが・・・)。

母親は血液の病気のために相当量の血液をいただいたので、自分としては「献血」で恩返しも考えたりもするが、過度の荒行ランナーの身では献血に行っても門前払いだった。骨髄バンク登録という選択もいまいち踏み切れないまま・・・。

        

そこで、半年間、母親といろいろ話す中で得たものを少し紹介・・・

①体を大切に → 健康診断を必ず受けること 「早期発見・早期治療」=必要だったら再検査せよ

②家族・友人を大切に → まさに「孝行したい時に親はなし」だな

③趣味を楽しむには仕事も大切に → これだこれ!「仕事」もポジティブに

④山登りは素晴らしい → あそこはいいよ、ここは登ったのか?という話は幾度となく聞いた。山の先輩に倣おう。

⑤万一に備える → ④に関連して、「何か」起こってしまった時、本人だけでなく家族が巻き込まれるので困る。特にグループの場合、同行者やその家族含めて事態が大きくなる。携帯電話や食料・非常用セットは必ず持って安全に行って帰ってこなければダメ。

これらはたぶんほかの人にも通じる。山の神ではないけれど、山好きの仏様からの一言だ。特に②と⑤あたりは心に留めておきたい。ありがとう。

         

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「白血病」のキーワードから検索して来られた方、闘病患者・家族の方には何とも重い記事かもしませんが、このページは一患者家族の主観的なコメントであって、白血病そのものを悲観するつもりはありません。個々の病状や年齢によって治療はさまざまだと思うので、あまり情報に振り回されないよう願います。

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2011年1月23日 (日)

少しだけ札所巡り

ふと思い立って再び秩父札所巡り。昨日はナビゲーション講習会に参加して地図読みの楽しさを知る。今日は町の中をぶらぶらと地図開きながらお寺探し・・・。巡礼者向けの道標がたくさんあるので探すほどではない。

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前回は11月16日に一番から十九番まで24kmくらいランニングで駆け回った。今日は相方連れてふたりなので走るのはやめてゆっくりと「ちち散歩(秩父散歩)」。

11時すぎに前回のおさらい19番へ向かい、とりあえず24番を目標に順番に札所を回る。

   

◆十九番 龍石寺 秩父市大畑町15-31

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昔の秩父橋を渡り、日曜日の釣り人の様子を眺めて二十番へ。崖沿いの道は崩落のため通行禁止で仕方なく遠回り・・・

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◆二十番 岩之上堂 秩父市寺尾2169

旧家の方の個人所有のお寺らしい・・・

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◆二一番 観音寺 秩父市寺尾2354

しばらく道沿いに歩くと、県道沿いにどーんと二一番観音寺があり。

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◆二二番 童子堂 秩父市寺尾3595

二二番まで少し距離があり、途中の蕎麦屋で名物「胡桃そば」を食す。のんびりと・・・。のんびりしすぎて店から出たら天気下り坂で曇り空。北風も強くなってきた。

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本当ならばこの後ミューズパーク近くの二三番「音楽寺」が今日の目的地だったのだけど、坂道往復はきつい、夕方になってしまう・・・、曇り空で風も冷たくなってきた・・・などの理由で今日はおしまい。

なんだか、おじさんのウオーキング日記のようになってしまった。

    

帰りに立派な秩父公園橋の下の危なっかしい「武の鼻橋」を渡り、武甲山を下から見上げつつ、秩父市街地を巡る。

十六番西光寺はなかなか仏像豊かで相方も喜ぶ。

   

今日はお付き合いでゆっくりペースのため駆けることは出来ず。次回は二三番(またはもう一度二十番?)から二九か三十番までの30km弱を目指そうか・・・。

問題はその後、三十番→三一番→三二番→三三番→三四番で結願・・・の行程はカナリハードで・・・春のランニング練習にはちょうどよさそうな山道・・・。頑張ろう。

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2010年11月16日 (火)

秩父札所巡りラン①

ふと思い立って秩父札所巡り。さすがに真夏の秩父盆地は体に堪えるので、秋~冬のトレーニングゾーンとして目をつけていたところ・・・。

10時半すぎに菩提寺から一番へ向かい、順番に札所を回る。今日は一通り写真たくさん撮ってみる。

◆一番 四萬部寺 秩父市栃谷418  

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◆二番 真福寺 秩父市山田3095(光明寺) 

一番から二番はなかなかの急坂ロードを駆け上る。標高差それなりにあり、高台からの眺めがいい。北西に両神山がきれい!このあたりの峠道は「サイクリスト自己中心派」の人の朝飯前ホームコースらしい。上尾から距離あると思うのだけど・・・。

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◆三番 常泉寺 秩父市山田1392

山からグーンと下って再び市街地近くへ・・・のどかでいい。振り返ると一番二番の山々が見える。 

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◆四番 金昌寺 秩父市山田1803

三番から四番五番へは道なりに進む。

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◆五番 語歌堂 秩父郡横瀬町横瀬6086

だんだんと武甲山が近くなってくる。「駅伝競走?」があるらしい

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◆六番 ト雲寺 秩父郡横瀬町横瀬1430 

江戸古道の順路どおりに行くと七番が六番の手前にあるが、今日は忠実に順番どおり回ることにする。以下同じ。

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◆七番 法長寺 秩父郡横瀬町横瀬1508

横瀬町の真ん中まで来るとますます武甲山が間近に見えて紅葉も見頃できれい。セメント仕事の大型トラックも縦横無尽に走って活気あり。

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◆八番 西善寺 秩父郡横瀬町横瀬598

西善寺は紅葉時には拝観料が必要で、写真撮影の人が多い様子。「物見遊山の者禁ず」・・・

平日で観光客も少なく、中高年夫婦の巡礼者が数組。八番くらいまでは車道アクセスも少し遠回りなので、車の人と同じペースで回り驚かれる。

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◆九番 明智寺 秩父郡横瀬町横瀬2160

武甲山の麓から、だんだんと秩父市街地へ戻るような順路途中。西武線やセメント工場盛ん。明智寺のは冬桜か?

路地や田んぼのあぜ道を走るのは人気高い小布施見にマラソンのような気分でちょっと新鮮。

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◆十番 大慈寺 秩父郡横瀬町横瀬5151

国道299に出て、羊山公園麓から少し北に入る。

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◆十一番 常楽寺 秩父市熊木町43-28

住所が秩父市に移り市街地に戻る。ここまで来ると次の寺への移動範囲が狭くなるため、時間の大まかな目処がついてくる。

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◆十二番 野坂寺 秩父市野坂2-12-25

巡礼路すべてにおいて道標がしっかりしていて道に迷うことはまずない。また、心配になったら近くの人に聞けば親切に教えてくれるのでありがたい。各所に古の道しるべや道祖神様が見守る。

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◆十三番 慈眼寺 秩父市東町26-7

一気に街中に移動し、都会の寺院のようなつくりの慈眼寺。目のお寺とのことで、もっと早く出会っておけば少しはマシな視力になったかもしれない・・・。

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◆十四番 今宮坊 秩父市中町25-12

ここも街中のお寺。今宮神社とは戦前は神仏合祀だったそうで、今も近いところに神社とお寺があり、迷い込んでしまいちょっと分かりづらかった。

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◆十五番 少林寺 秩父市番場町7-9

秩父鉄道の線路を渡ってすぐのお寺。秩父事件で殉職した警察官が埋葬されているとの案内板。

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◆十六番 西光寺 秩父市中村町4-8-21

ここもなかなか見応えのあるお寺。時刻3時半でお寺ばかり回ってきて少し疲れ気味・・・。荒川を渡って二三番へ向かってしまえば早いのだけど、「忠実に番号順」がモットーなので却下。

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◆十七番 定林寺 秩父市桜木町21-3 

自分は秩父育ちではないけど、幼い頃ここによく来たことがあるので懐かしい寺。

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◆十八番 神門寺 秩父市下宮地町5-15

出発時間遅く、日没早いので今日は名物わらじカツもクルミそばも食べず先を急ぎ、午後4時前に十八番。だんだん写真撮ることも少なくなってきた感がある・・・。

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◆十九番 龍石寺 秩父市大畑町15-31

ガイド本に書かれているとおり、なるほど、岩盤の上にあるような寺でなかなか趣深いお寺さんだった。今日はここまでにしよう。

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ちょうど午後四時で時間的には日没まであと1時間で荒川対岸の二三番くらいまで行く考えもあったが、巡礼そこそこで先を急いでばかりいても仕方ないので、次回持ち越し。

<展望>

次は二十番(秩父橋)~三十番(三峰口)あたり・・・復路はやむを得ず秩父鉄道利用予定。

その次はバスで小鹿野へ行き、三一番・三二番・三三番へ行き、山越えして三四番をお参りして一度目結願したい。

程よいアップダウンあるものの、ロード率97%でトレラン練習にはならないが、ウルトラ練習のような淡々と走るコース。

お寺ばかり巡って少し飽きてしまった。生意気に「般若心経」を忍ばせたりしているのだけど、礼儀身につけてもう少し信仰深く回らないといけないような気がする。

何度回っても悪いことはないと思うのでだんだんそれっぽく行こう、そうしましょう。
 

<走行距離>

25キロくらい

<所要時間>

菩提寺10時40分→一番~十九番→16時00分 昼食休憩なし

<おまけ>

◇参考図書2冊 ほか 巡礼ガイドマップ(500円)・・・ガイド本は一番の四萬部寺ほかで販売していて非常に参考になる。

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この記事は個人的な山行・ランニング記録としてまとめています。特にコースタイムやルート状況の記載には個人差や主観がかなり含まれますのであまり参考になりません。

エスケープルートの確認、最低一晩は夜をこせる装備(衣類・ヘッドランプ・食料ほか)の持参が必要な山が多く含まれています。

気象条件や目的・個人の力量・経験にあわせて必ずご自身で綿密な計画を立ててください。最近、ネット情報に頼りすぎて遭難に至るケースが増えているようです。(『山で死んではいけない』74ページ,山と渓谷社,2009,9)

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2010年8月16日 (月)

まだ蓮の花がきれい

お盆に出掛けた秩父のお寺さんで・・・蓮の花がまだまだ見事に咲いていた!

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7月に行った時にもちょうど見頃・・・。その後もかわるがわる次から次へと楽しめるらしい。多少品種も違うとか・・・。

蓮の花はやはり心癒される。しかも、こちらは池の周りに仏像や建造物が建てられていて、まさに極楽浄土とはこういうものなのだろうか。よく分からないが・・・。

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そんな蓮を眺めながら、ふと、極楽の反対、「地獄」を考えた。そういえば、富士登山競争を応援に行ったとき、霧の中でふらふらしながら岩場をよじ登る集団は・・・言い方悪いけど「地獄絵図」とはこういうものかと思った。こんな感じ・・・。(ちなみに右の鎖下で座って集団を見下ろしている帽子かぶったお気楽な人は同行の親父)

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とにかく、極楽でも地獄でも、先祖のこと、自分のこと、家族のこと、来世のこと・・・いろいろ思い巡らせるのは悪いことではないはず。意外とそういう思考は好きなタイプかも。

追記

墓参りを済ませて一番札所「四萬部寺」参拝。札所巡りグッズを調達。

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2010年7月12日 (月)

秩父札所巡りと蓮

平日月曜日から休みだったのでお昼に秩父へ。お寺の蓮がちょうど見頃ではないかと思ったとおり、見事に咲いていたので写真をたくさん撮らせてもらう。

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蓮といえばピンク色か、いや白か?つぼみがきれいか、開花こそベストか?散り際なのか・・・?いろいろ試しながら撮ってみる。

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自分が一番好きなのはこのあたりの「つぼみ」の感じかな・・・。色合いもいい。

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群馬は晴れていたけど、秩父地方は昼から雨。しかし、雨の蓮も悪くない。葉の上に水滴が溜まり・・・「象鼻杯」なる様子が見られ楽しめる。知ってますか?象鼻杯。酒飲みにはたまらないみたいですが。

ウィキベディア「象鼻杯」のページ

今日は花園IC経由で、皆野有料から和銅黒谷駅を通り、先に札所一番「四萬部寺」に立ち寄って秩父札所巡りの情報収集をする。全部で34の寺、100kmの行程になるそうだが、歩いて巡る人、車やバス・自転車で行く人などさまざま。最近ではラン練習で訪れるとの情報もネットでたくさん見られる。

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地図を見ると1番から22番くらいまでは市街地に近く、ほぼ1日で順序良く回れそう、それ以後、数日に分けてなるべく徒歩で山間部の寺を巡ると面白そう。

今日は1番の四萬部寺と、19番龍石寺、帰りに皆野町の水潜寺(34番で結願寺で日本百観音の結願所?でもある)に巡礼。

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いずれのお寺も今日はご挨拶程度として、いずれ近いうち正式に巡礼しますと伝えてくる。お寺の方から札所巡りについての参考になるお話を聞くこともでき、とても興味を持った。やはり自分は荒行が好きでたまらないみたい。

きっかけはともかく札所巡りを通して人間的にもう少し成長できたらいいけどな。

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