カテゴリー「スカイアクティブ」の記事

2013年7月 7日 (日)

新潟ドライブにて…

愛車のスカイアクティブが丸3年を経過、「久しぶりに遠出をしましょうそうしましょう!」ということで、特に行くあてもなく、関越道を北上する。

 

群馬県みなかみは曇りで、谷川岳トマの耳も肩の小屋も見えたが、新潟に入り、魚沼を過ぎて、西山ICを降りて「田中角栄記念館」に近づいたあたりで、土砂降りの雨になり、車を降りられず素通り

柏崎刈羽を眺める高台から日本海を一望。

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※サザエはともかく、エゴ・もぞく(もずく?)←なんのこっちゃ(by山の者)

あいにくの空模様で、残念ながら佐渡は霞の中・・・。

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最近は一般道を意識して使うことが多く、西山からは海岸線を西に向かい、上越市からは国道18号を南下してみる 

妙高市に着くと、事態はすっかり下見モードになり、笹ヶ峰で火打山・妙高山・焼山ルートを確認したり、その後も黒姫や高妻も気になる。

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妙高から信州中野へ国道を進み、最後は定番の志賀草津道路へ。

夕方5時過ぎで車も人影もまばら。蓮池付近のゲレンデのニッコウキスゲも見頃できれい。横手からのサンセットは拝めなかったが、志賀~草津~高崎へと、夕暮れ時のドライブもまた楽しい。

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スカイアクティブはガソリン満タン30Lで500km走って残り4分の1あり。

平均燃費19kmと表示されているので、丸3年の愛車、なかなかたいしたもの。今後も、機嫌を損ねない程度に、酷使して走らせたい。

 

<おまけ>

で、梅雨明け猛暑日のポン猫(義理の猫)は今日もぐったり。

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2011年12月28日 (水)

SkyActive的雪道!

7月中旬に納車してから半年弱、激しく乗るスカイアクティブは12000kmを越えた。

山道も力不足ないし、期待の燃費もすこぶる快調(ここのところ実燃費17km/l)だ。

持ち前のコーチング機能「i-DM」先生は相変わらずのスパルタで一行に「第1ステージ」のままランクアップする気配がない・・・特に秋以降、暖房使用の影響なのか走行得点が伸び悩む毎日・・・。

【参考】 10日目・・・SkyActiveデミオだ! 1か月・・・SkyActive1ヶ月!

     4か月 ・・・SkyActive半年点検?

で、本格的な冬を迎え、スカイアクティブの雪道仕様はどうなのか?どうなの!?

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<前段階>

昨年12月1日に寒波到来、関東北部の平野部でも雪との予報があり、深夜に近くのガソリンスタンドにて予め予約していたスタッドレスタイヤを受け取る。

◆TOYO TIRES 「GARIT G4」 タイヤサイズ 175/65R14

アルミ付きで49,000円(工賃別) は非常にお買い得だった。安い理由を尋ねると旧モデルとのことだが、それくらい気にしない。

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<雪道走行※お試しの様子>

①12/20 高峰チェリーパークライン(小諸~アサマ2000スキー場)

初冬で雪も少なかったこともあり多少の雪道もほとんど問題なし。高峰ラインは急勾配が続くが、夏道同様に山道の力不足を感じることもなく、スリップもなく期待通りの走行性能にバンザイ。

帰りは雪はほとんど融けていたが、山道下りは「SSモード」でエンジンブレーキが燃費面でも効果大。

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②12/27 赤城山南面 馬事公苑の道から大沼周回+小沼八丁峠あたり

この日は珍しく中腹箕輪「姫百合駐車場」手前から圧雪がありなかなかの雪道。朝一番で除雪車グレーダーで路面をかいていたのでアイスバーンではない様子。

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降雪少々、ちょっと車を停めるとすぐこんな感じになる。(黒檜山登山口にて)

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雪道的SkyActiveの評価は・・・そう悪くない感じ。スタッドレスが新しいこともあるが、グリップはしっかり効いていて、極端なスリップはない。

          

<よいところ>

◎下り山道は夏道同様に「SSモードで」エンジンブレーキを効かせて効果的

◎スカイアクティブは「横滑り防止(DSC?)」が標準装備。これ、「稼動サイン」が点灯するので、効いている実感があり、多少滑っても焦る感じはない。今の車はみなこんなに上出来なのか。

◎オプション装着のマッドガード(泥除け/4輪)は期待通り雪道でも効果的だった。泥雪がはねるのを防いでくれる。

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<残念なところ>

△ 4駆SUVからの乗換えとしては、車高が低く新雪状の雪道では突っ込むにも限界があるのはちょっと残念。それは仕方ないのよ。

△ 水滴感知で自動作動式のワイパーは凍結時にはどうなってしまうのか?フロントは未確認だが、リアの手動を入れてしまい、この日はちょこっと動いただけで氷のため作動不能。氷が融けてから再び動いたが・・・。

ちなみに、自分の比較対象は前車(マツダ/トリビュート2000cc/アニュアル4WD)と、前々車のセダンタイプくらい。この2車は念のためゴムチェーン携行していたが・・・。スカイアクティブはチェーン不要で様子見か・・・。

             

今冬も赤城山を中心にして雪遊びに励む予定・・・。

自分の感覚では、赤城山の冬で苦労するのは、「第一に氷上ワカサギ釣り」→「第二に雪道運転」→その後、「第三にようやく黒檜山や地蔵岳・長七郎登山」 が並ぶような印象だったりする・・・。

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しっかり装備、安全運転で充実したWinterLifeを楽しみましょう、そうしましょう!

                               

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2011年11月11日 (金)

SkyActive半年?

相変わらず「新世代デミオ」の検索が多いので折に触れて紹介・・・

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今夏、7月16日に野沢温泉への出場前日に車をSkyActiveデミオに乗り換えた。四輪SUV(マツダ/トリビュート)からコンパクトカーになったが、素晴らしい低燃費で遠出には重宝だ。末永くよろしくね

【参考】 10日目・・・SkyActiveデミオだ! 1か月・・・SkyActive1ヶ月!

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ちなみに、マツダホームページには「ドライバーズボイス」でたくさん書き込みがあるが、こういうところはまぁ軒並みいい評価が多く集まりがちか・・・?

       

さて、先日は6ヶ月点検を受けた。厳密に言えば、まだ「3ヵ月半」だが、もう8,000km近く乗ったので早め早めの点検を依頼・・・。

ディーラーさんより、「山系さん・・・(少々引いた感じで)しかし乗ってますね~!断トツですよ!」とお褒めの言葉をいただく。

確かに、SkyActiveデミオの新発売が6月30日だから、半年は12月末・・・。全国でも有数の乗り乗りユーザーだろう、万歳!

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≪燃費≫   

乗り心地は全然問題ないが、夏場(エアコン使用期)を過ぎたと言うのに、なかなか燃費が上がらないことがある。

実燃費17km/Lくらい。表示パネルのメーターは納車当初は19~20km超もあったが、最近は少し低調な気がするが・・・まぁ気にしない。

≪アイドリングストップ=i-Stop≫

ペダルの感触に慣れてこれはかなり上達したのでよし。

渋滞ノロノロ時や10秒程度の信号待ちでは強く踏み込まず、「赤信号」が明らかに長いと予測される時は停車同時にエンジン止める。これにより、ストップ率が90%近くまで上がり効率的になる。

≪コーチング機能=i-DM≫

エコドライブの評価機能「i-DM」だが・・・これがなかなか上昇せず、相変わらずの第一段階でアベレージは4.5くらいを前後しているものの、スパルタな先生は「5回連続て4.8をマークしないと第二段階に上がらせない!」らしいので、いつになるやら・・・だ。

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★ここからが本題・・・(すっかり季節はずれだが備忘録として)

≪コンパクトカーで車中泊できるのか?≫

夜行日帰り登山(=前夜に登山口まで行って寝て早朝から強行日帰り登山)はともかく、トレイルランニングの大会になると、現地周辺の宿泊施設での前泊が必須条件になっていたりする・・・土曜日まで仕事になることが多い自分にはこれがたまにネックとなる。

観光産業低迷の昨今、大会開催による地域活性化(=宿泊者増加)の趣旨は十分に理解できるが、当方の懐事情も長年低迷のままなので、「前泊しない人は参加できません」的なニオイのするレースはどうしても二の足を踏んでしまう自分がいる。もちろん、前日受付(要本人確認)必須の大都市マラソンも同じだ。     

自分としては早朝スタートのレース前夜に「ただ寝るだけ」の宿泊より、別の機会に家族や仲間巻き込んでゆっくりと楽しみたい、その下見をかねて転々とレース行脚にしているつもりでいる・・・(今年の夏休みは長野県王滝村で3日間遊んできたゾ)。

ところで、小さなデミオで快適に寝られるものだろうか?

 →結論 : (多少慣れが必要だが) 全然問題なし!いける! 

①前提 ラゲッジスペースの活用は問題外か?

後部座席を前に倒しても、見事な段差が生じ、スペース的にも身長172cmには狭いのでコレは早々に諦める。その代わり、トランクは通常の荷室としてそのまま活用できるからある意味便利。

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②助手席をフル活用

助手席を限界まで後ろに倒す。ついでに運転席も倒す。このとき、ヘッドレストを外してもどうしても「段差」が生じてしまうがこの時点では仕方ない。

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③エアマットで段差を解消する

自動車屋で売っている「車中泊用エアマット」1,780円を敷く。サイズは80cm×160を調達し、空気注入は結構労力を費やすのであらかじめ家で空気注入してきたもの。

エアを現地で簡単に入れられればいいが・・・空気入れを探している。

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④寒さ対策にシュラフ(寝袋)必須。こんな感じでフラットにして、寝袋に入ってぐっすり。コンパクトカーなんで天井が近いのが気になり、ガラスに目隠ししておかないと外の人と距離が近すぎて相手も驚く・・・。

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これで富士山五合目斑尾高原といった比較的寒冷高地でも安眠を実証済み。デミオでなくてもヴィッツ・マーチ・フィット・スイフトとか同系車は同じ感じだろう。

ただし、基本は一人仕様なのでコンパクトに二名はきつくて暑苦しい。それに、ご家族連れ車中泊は少し悲しい気持ちになったりするので、迷わず旅館宿泊が無難だろう・・・。

           

<おまけ>

①横手山サンセットに行った時に隣に並んだプジョー(307?)にデミオはクリソツだった。プジョー206はもっと似ている。曲線やテールランプや・・・欧州向けデザインなのかわからないが、うまいことやるね、マツダ。

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②ここだけの話・・・レースや登山前日に駐車場で車中泊する人は多いが、「エンジン停止」が絶対的なルールでしょう。寒くてたまらない気持ちもわかるが、一晩中エンジンかけているのが「是」とされるのか?疑問。

そんなに暖かく寝たいならダウンシュラフに入るか、車に留まらず最初から温泉旅館に泊まるべき・・・。エンジン音はうるさくて迷惑極まりない・・・っス。

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2011年8月24日 (水)

SKYACTIVE 1ヶ月

SKYACTIV「デミオ」の2度目のレビューだ。7月16日納車から1ヵ月と10日が経過して、走行距離は早くも3,500kmを越えた。

実はここ半月、このネタでブログに来る人がものすごく多い。

しかも、「スカイアクティブ/実燃費」「SKYACTIVE/乗り心地」「「新型デミオ/欠点」というような凝った検索ワードが非常に増えている。多くの人がやっぱり新型エンジンの燃費が気になるらしい。よし、そういうことなら任せてくれい。

※ちなみに、納車10日後は必見・・・ → SKY ACTIV デミオだ!

※メーカーHPの「デミオ DRIVER’S VOICE」はいいことばかりが書かれている・・・当方は、1ヶ月間無茶苦茶走りまくる荒いユーザー視点から講釈をたれるのも悪くないでしょう。(鼻息荒く 「欠点」を見つけるぞ!)

※画像はすべてHPから転載・ご了承いただきたい・・・たい 

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◆ウイークポイント① 荷室が狭いこと

H社「フィット」の比にならず完敗。デミオのこれはもう購入前から承知済み・・・あまり期待していないので許す。下の写真のようにスーツケースが入るくらいで満足していたら山ヤが4人乗ったら荷物の置き場がないだろう・・・赤ちゃん抱っこ風にザック抱える?

フラットにならない点もアウトドア派の車中泊好きにはきつい。ただ、車中泊についてはどんな車であっても快眠できる術があるはずなので研究するしかない

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◆ウイークポイント② i-DM先生はスパルタ?

ドライバーのエコでスムーズな運転を支援してくるコーチングシステムとして「i-DM」が搭載されているが、これがなかなか手厳しくて・・・M系にはたまらない。

ガイド本によると、「5点満点中の4.8以上を5回連続出すと第1ステージクリアで次のステージにステップアップする」というのだ。こんなの考えたエンジニアは相当なSだな。(4.5ではなく4.8という度量のなさにSが見え隠れするゾ)

自分も決して荒い運転はしていないはずなのに、先生のご機嫌を伺うのはなかなか至難の技で、未だかつて第2ステップへの手ごたえすら感じていない、落第点。(新学期早々に留年が決定したような気分)

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◆ウイークポイント③ その他惜しい点

③-1 運転席座席のシートアップシステム(オプション?)をするにも、ある程度高くするとハンドルが低く感じる。ハンドルも高さ調整可能だが、上限にしてもメーターが見にくくなるため、ある程度の身長・座高が高い人はシートを低くしなければならないというジレンマある。当方、身長171cmでこれだ。たぶん、デミオ自体が女性ユーザー仕様ということか。

③-2 車体の軽量化を図っているせいか、軽すぎて高速走行で左右にブレやすい気がする。ハンドルが軽い?→ちなみに、前車はマツダ「トリビュート」という中型SUVで自重も相当重かったと思う。それと比較して・・・の話だ。慣れるしかないか。

③-3 運転席と助手席の間がウォークスルーならいいのに・・・。

以上、欠点をあら探ししてもこの程度・・・しかなかった。ということは、長所がたくさんあるということだ。

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◆長所デ 実燃費のこと

率直に言って、街乗り+山道が多い自分の場合、平均燃費は17~19km/Lだと思う。タンク量35Lで600kmの計算だ。ただし、今は夏場のエアコンフル使用時期なので、秋以降になると大幅に改善されるものと期待している。

山道でもほとんど大差ないのは絶賛に値する。

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◆長所ミ i-stopの操作性

アイドリングストップシステム「i-stop」は素晴らしい。最初はエンストのような違和感あるが、そのうちすぐに慣れる。長い停車はi-stopを稼動させ、右折待ちとか短い時は軽いブレーキングで回避する。アイドリングストップが快適すぎて仕事で乗る車などで逆に違和感を感じることが多くなった。

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◆長所オ その他 素晴らしい点

①デザインがスポーティでいい。落ち着いたブルー色もいい。それにしても、プジョー(206or207)に似ていると思うのは自分だけか?

②アイドリングストップはもちろん、走行中もなかなかの静寂に包まれる。

③レインセンサーワイパーなんて自分には画期的・・・インテリアも優しい空間でデミオ姉さんもご満足の様子だ。

※イメージガールの姉さんは正直タイプではない・・・

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休日の遠出が楽しく、別の意味で山歩きも待ち遠しくなる・・・確かに燃費がよくなりガソリン代は減ったが、走行距離が長くなった分、冷静に考えるとあまりコスト削減にはなっていないようなことに気づいた。当面はそれもまぁよし。

素直なデミオさん・・・末永くお付き合いお願いしたい一台だ。

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2011/07/30 松原スポーツ公園下見 木曽・王滝村

    

<おまけ>

本気で新型デミオのレビューを知りたい方は、マツダ社の企画の下(?)でカー雑誌7社が東京~仙台間の燃費トライアルを行っている記事が面白い。

軒並み8月中旬の雑誌に2~3ページの特集が組まれていた。どれを見ても実燃費25km/Lアップとあるが、高速走行&エアコンオフ&かなり慎重にエコ運転心掛けた結果と推測される。

興味深いのでぜひご覧を・・・

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2011年7月26日 (火)

SKY ACTIVE デミオだ

ひょんなことから車を「買い換えなければならない」ことになり、「SKY ACTIVEエンジン」搭載の新新型デミオがやってきて10日が経過・・・スカイブルーの車は期待以上になかなか快調だ。

※画像はほとんどマツダHPから・・・

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6月30日に発売以来、初回生産車の納車時期は7月中旬のようで、当地でもまだ見かけたことはないから今のところ非常にレアな存在。ネットで検索しても、メディア発表や試乗の話題は出てくるが、購入者のレビューはほとんど見かけない・・・。

※お姉さんもマツダHPから・・・こちらはあまりタイプではない

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そこで、先人をきってレビューを書く。お世話になったマツダ営業さんに感謝も込めつつ・・・話題の車だから、新新型デミオ情報でこのブログに来る人が増えるのだろうか・・・

車関係は特に詳しいわけでもなく、どちらかといえば乗れればいい派・・・それに、マツダには元々義理や特別な「しがらみ」があるわけではないから、いつもの毒舌調全快で好き勝手GO!

    

◆前段~前歴車種・購入経緯~

6月上旬までの愛車はマツダ『トリビュート2000cc』で四駆SUV。こちらはとにかく荷室が広く、「居住性?」に優れていて、車中泊には申し分ない車だった。反面、車重が重く燃費は7~8km/L。しかも、米国フォード車(エスケープ)の血を引く同車はとにかくアメリカ仕事で、何となく大雑把、故障が多かったような印象が残る。

8年乗り、15.5万kmを迎えて20万kmまでは乗りつぶそうと決めた矢先、6月上旬にオートマ系統の故障によりエンジンが不安定になり、6/8に再起不能宣告を受けてしまった。

◇最後のドライブは思い出の遠出  「鹿沢・草津・万座だ!」 2011/6/6

新新型デミオの発表が6/9・・・正直、自分の車が故障し路頭に迷うまで燃費30kmだろうと、「SKY ACTIVE」だろうと、眼中どころかまったく情報も知らなかった。この車のことは家に届いたチラシで知ったから、ある意味、運命的出会いであることには違いない。

※乗り心地よくてデミオ姉さんも満足の表情だ・・・

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というわけで、カーマニアさんのように狙って新車種を購入したわけではない。納車時期が比較的早そうなことと、デザイン的に「まぁ悪くない」、他社エコカー(ホンダ「フィット」)の納期が数ヶ月待ちで話にならないなどの複合的要因により、半ば「妥協」としてデミオを注文した。

 

◆納車後10日間の走行経歴

7/16(土)、納車とともに野沢温泉へ向かう(上信越道+一般道=200km)。

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7/18(日)、復路は一般道にて峠越え数回(野沢温泉~木島平~山ノ内町~「渋峠」~草津~長野原~とか) 200km

7/19~7/21 平日 通勤のため街乗り往復25km

7/21(木)・7/22(金) 富士登山のため、関越道+圏央道+中央道ほかで「富士スバルライン」五合目駐車場まで 往復350km

7/23(土) 奥秩父(三峰神社)へ 往復120km 交通安全の神頼み・・・

7/24~7/26 平日 通勤のため街乗り往復25km

以上、10日間で走行距離は早くも1200kmを超えた・・・もう一ヶ月(1000km)点検時期じゃないか 車の寿命を縮めているだけじゃないのか不安にもなる

   

◆燃費性能と走行性・エンジン出力

平均燃費は今のところ19km/L(メーター燃費表示のとおり)・・・低燃費が売りの車だけになかなかの数字。さすがに30kmには遠く及ばないが、これまでの『トリビュート』の3倍近いので十分満足。しかも、街乗り・高速・山道でも表示上の平均燃費はあまり変わりがない。

心配していたエンジン出力=山道の走行性はまったく問題なし。峠越え数回、そして富士山までスバルライン実走もしているので、この点は強調できる点。アクセル踏んでグンとついて来る感じはなかなかうれしいゾ。

下りでSSモード?があり、二速レンジ・スポーツ風にエンジンブレーキが利く。車重も軽く、結構な傾斜の下り坂でもブレーキ踏まずに制動されるので感心。

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◆SKYACTIVEエンジン と i-STOP

モーターショーを追ったり、新エンジンを待ちわびていたわけでは全然ないので、知ったかぶりで恐縮だが、マツダが総力挙げて開発した新エンジンはすごい。何がどうすごいかは表現しにくいが、フロントのブルーデザインだけでも美しいし、心臓部もすごいらしい。機械的なことはボロが出るので触れない・・・

それと、アイドリングストップ機能「i-STOP」はコツを掴むと落ち着いて操作しやすい。ノロノロ程度の渋滞はブレーキを踏みすぎず(=エンジン停止せずエコモード)、一方、踏切や長い信号待ちなどで数十秒停まる時は強く踏むとすぐにエンジン停止。もちろん、車内の温度を感知してエアコン優先も判断して自動でエンジンが始動することもあり、一瞬、ブレーキがグググッと戻る感じがあるのが特徴的。

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◆i-DM ~エコ表示・コーチング~

燃費(瞬間・平均)表示やエコ運転の状況、走行後の総合評価などの機能はなかなか素晴らしい。今の車はこのくらい標準装備なのか知らないが、前歴のトリビュート(大雑把アメリカ仕事)から見れば日本人らしい作りには違いない。ただ、コーチング機能も毎回毎回評価されると、早くもちょっと「イラっ」とすることもある・・・。

ガイド本など見ると、エコ運転にはかなりコツがあるらしく、単にゆっくり走ればいいものではないらしい・・・しばらくはメーター眺めて癖になりそうな機能。

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◆その他

近年、燃費重視傾向で売れ筋のコンパクトカーだけあって、インテリアのデザインや収納(ペットボトル置き場に困らないとか)もかなり工夫されていることがよく分かる。女性ユーザーを意識した作りは女性でなくても心地がいい。

実は全体的なデザインはプジョーに似ている(極めて真似ている)のではないかという情報もあり、確かにそう感じる。欧州ウケするデザインはこんな感じなのだろうか。

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前車に続いて「青い車」にしたのは、スピッツのリリース曲に「青い車」というのがあって・・・希望ナンバーもスピッツ風だったりする・・・最後にそんなオチがある

安全運転・エコモードで激しく山登りに出かけましょう、そうしましょう。

<おまけ>

あえて欠点を挙げるとするならば、同レベルのコンパクトカー(フィット・ヴィッツ・マーチ・スイフト)に比べても荷室が狭すぎること、シートを倒しても完全にはフラットにならないことだろうか・・・以前に乗ったフィットは荷室の広さが印象的だった

街乗り前提だから「泊まる」ことなど想定しようもないのでその辺は勘弁するよ。

   

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