ひょんなことから車を「買い換えなければならない」ことになり、「SKY ACTIVEエンジン」搭載の新新型デミオがやってきて10日が経過・・・スカイブルーの車は期待以上になかなか快調だ。
※画像はほとんどマツダHPから・・・
6月30日に発売以来、初回生産車の納車時期は7月中旬のようで、当地でもまだ見かけたことはないから今のところ非常にレアな存在。ネットで検索しても、メディア発表や試乗の話題は出てくるが、購入者のレビューはほとんど見かけない・・・。
※お姉さんもマツダHPから・・・こちらはあまりタイプではない

そこで、先人をきってレビューを書く。お世話になったマツダ営業さんに感謝も込めつつ・・・話題の車だから、新新型デミオ情報でこのブログに来る人が増えるのだろうか・・・
車関係は特に詳しいわけでもなく、どちらかといえば乗れればいい派・・・それに、マツダには元々義理や特別な「しがらみ」があるわけではないから、いつもの毒舌調全快で好き勝手GO!
◆前段~前歴車種・購入経緯~
6月上旬までの愛車はマツダ『トリビュート2000cc』で四駆SUV。こちらはとにかく荷室が広く、「居住性?」に優れていて、車中泊には申し分ない車だった。反面、車重が重く燃費は7~8km/L。しかも、米国フォード車(エスケープ)の血を引く同車はとにかくアメリカ仕事で、何となく大雑把、故障が多かったような印象が残る。
8年乗り、15.5万kmを迎えて20万kmまでは乗りつぶそうと決めた矢先、6月上旬にオートマ系統の故障によりエンジンが不安定になり、6/8に再起不能宣告を受けてしまった。
◇最後のドライブは思い出の遠出 「鹿沢・草津・万座だ!」 2011/6/6
新新型デミオの発表が6/9・・・正直、自分の車が故障し路頭に迷うまで燃費30kmだろうと、「SKY ACTIVE」だろうと、眼中どころかまったく情報も知らなかった。この車のことは家に届いたチラシで知ったから、ある意味、運命的出会いであることには違いない。
※乗り心地よくてデミオ姉さんも満足の表情だ・・・

というわけで、カーマニアさんのように狙って新車種を購入したわけではない。納車時期が比較的早そうなことと、デザイン的に「まぁ悪くない」、他社エコカー(ホンダ「フィット」)の納期が数ヶ月待ちで話にならないなどの複合的要因により、半ば「妥協」としてデミオを注文した。
◆納車後10日間の走行経歴
7/16(土)、納車とともに野沢温泉へ向かう(上信越道+一般道=200km)。

7/18(日)、復路は一般道にて峠越え数回(野沢温泉~木島平~山ノ内町~「渋峠」~草津~長野原~とか) 200km
7/19~7/21 平日 通勤のため街乗り往復25km
7/21(木)・7/22(金) 富士登山のため、関越道+圏央道+中央道ほかで「富士スバルライン」五合目駐車場まで 往復350km
7/23(土) 奥秩父(三峰神社)へ 往復120km 交通安全の神頼み・・・
7/24~7/26 平日 通勤のため街乗り往復25km
以上、10日間で走行距離は早くも1200kmを超えた・・・もう一ヶ月(1000km)点検時期じゃないか 車の寿命を縮めているだけじゃないのか不安にもなる
◆燃費性能と走行性・エンジン出力
平均燃費は今のところ19km/L(メーター燃費表示のとおり)・・・低燃費が売りの車だけになかなかの数字。さすがに30kmには遠く及ばないが、これまでの『トリビュート』の3倍近いので十分満足。しかも、街乗り・高速・山道でも表示上の平均燃費はあまり変わりがない。
心配していたエンジン出力=山道の走行性はまったく問題なし。峠越え数回、そして富士山までスバルライン実走もしているので、この点は強調できる点。アクセル踏んでグンとついて来る感じはなかなかうれしいゾ。
下りでSSモード?があり、二速レンジ・スポーツ風にエンジンブレーキが利く。車重も軽く、結構な傾斜の下り坂でもブレーキ踏まずに制動されるので感心。


◆SKYACTIVEエンジン と i-STOP
モーターショーを追ったり、新エンジンを待ちわびていたわけでは全然ないので、知ったかぶりで恐縮だが、マツダが総力挙げて開発した新エンジンはすごい。何がどうすごいかは表現しにくいが、フロントのブルーデザインだけでも美しいし、心臓部もすごいらしい。機械的なことはボロが出るので触れない・・・
それと、アイドリングストップ機能「i-STOP」はコツを掴むと落ち着いて操作しやすい。ノロノロ程度の渋滞はブレーキを踏みすぎず(=エンジン停止せずエコモード)、一方、踏切や長い信号待ちなどで数十秒停まる時は強く踏むとすぐにエンジン停止。もちろん、車内の温度を感知してエアコン優先も判断して自動でエンジンが始動することもあり、一瞬、ブレーキがグググッと戻る感じがあるのが特徴的。


◆i-DM ~エコ表示・コーチング~
燃費(瞬間・平均)表示やエコ運転の状況、走行後の総合評価などの機能はなかなか素晴らしい。今の車はこのくらい標準装備なのか知らないが、前歴のトリビュート(大雑把アメリカ仕事)から見れば日本人らしい作りには違いない。ただ、コーチング機能も毎回毎回評価されると、早くもちょっと「イラっ」とすることもある・・・。
ガイド本など見ると、エコ運転にはかなりコツがあるらしく、単にゆっくり走ればいいものではないらしい・・・しばらくはメーター眺めて癖になりそうな機能。
◆その他
近年、燃費重視傾向で売れ筋のコンパクトカーだけあって、インテリアのデザインや収納(ペットボトル置き場に困らないとか)もかなり工夫されていることがよく分かる。女性ユーザーを意識した作りは女性でなくても心地がいい。
実は全体的なデザインはプジョーに似ている(極めて真似ている)のではないかという情報もあり、確かにそう感じる。欧州ウケするデザインはこんな感じなのだろうか。

前車に続いて「青い車」にしたのは、スピッツのリリース曲に「青い車」というのがあって・・・希望ナンバーもスピッツ風だったりする・・・最後にそんなオチがある
安全運転・エコモードで激しく山登りに出かけましょう、そうしましょう。
<おまけ>
あえて欠点を挙げるとするならば、同レベルのコンパクトカー(フィット・ヴィッツ・マーチ・スイフト)に比べても荷室が狭すぎること、シートを倒しても完全にはフラットにならないことだろうか・・・以前に乗ったフィットは荷室の広さが印象的だった
街乗り前提だから「泊まる」ことなど想定しようもないのでその辺は勘弁するよ。
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